平成２１年梅雨明け記念プレゼント企画当選者発表!!

※ 画像は『む～ん』。…ハリケンのとこ、梅雨明けまだなんスけど。

※業務連絡です。
ハルさん、メールでご連絡下さい。
hurricane-yellow@mail.goo.ne.jp ←gooメールアドレス
その他の当選者の方々、本日発送完了しております。
到着まで今しばらくお待ち下さいませ。


今回も多数のご応募ありがとうございました。
２８名様よりご応募いただきました。
当選者を発表させていただきます。
今回もおなじみフリーソフト『抽選くん』を使いました。
『抽選くん』を恨んでハリケンを憎まず。
ちなみに抽選方法は、各賞品ごとに応募者に書き込み順に番号をふり、抽選くんにチョイスさせるとゆーシンプルな方法でした。
サラに抽選にもれた方を寄せ集め、またまた書き込み順に番号をふり、残念賞ＡとＢの抽選を行いました。

では発表いたします。

商品番号１番新種キティちゃんミニミラー
応募者１名でるみさん当選です!!

商品番号２番コリラックマフリスクケース
応募者はまるこさん、ハルさんでした。
当選者はハルさんです!!

商品番号３番リラックマフリスクケース
応募者はなえさん、ＳＡＩさんでした。
当選者はなえさんです!!

商品番号４番コリラックマ印鑑ケース
応募者はちびっこケアマネさん、こてつさん、白い犬はお父さん、みちこさん、ちゃかぽんさんでした。
当選者はこてつさんです!!

商品番号５番リラックマミニソーイングセット
応募者はかりんとさん、たろすけさん、ミルクチョコさん、ひまわりさんでした。
当選者はたろすけさんです!!

商品番号６番ビッグビジューonミニピルケース
応募者はけろこさん、かほママさん、かえでさん、火の車まつりさん、りきまるさん、チーズケーキさんでした。
当選者はりきまるさんです!!

商品番号７番グラデーションスワロカードケース
応募者はippoyoさん、ドロンジョさん、ぴよさん、太陽のたまごさんでした。
当選者はドロンジョさんです!!

商品番号８番超有名デザイナーのパクリカードケース
応募者はもふもふさん、なごみさん、ぽち太郎さん、shaldanさんでした。
当選者はぽち太郎さんです!!

残念賞Ａ
当選者は火の車まつりさん!!

残念賞Ｂ
当選者はちゃかぽんさん!!



おめでとうございます!!
あたりましたよ!!


では、当たった方はgooメールで『当たった、よこせ』の件名でメッセージを下さい。
『当たった、よこせ』と書いてないと応募者のメールだとわかりませんのでホントに『当たった、よこせ』の件名でお願いします←しつこい。
住所をご連絡いただいた方から順次発送いたします。
hurricane-yellow@mail.goo.ne.jp ←gooメールアドレス

次回プレ企画は、えーと、いつかやる予定です。
惜しくももれた方ホントすみません。

ではでは、ご連絡お待ちしてま------------す♪



ハリケンのデコブログの引越し先⇒Fuchsia*pink（ＦＣ２）

平成21年梅雨明け記念プレゼント企画!!

※ 画像は、アラホラサッサ～♪

イヤな梅雨が
やっと明けました。
『業務日誌』ご愛読中の風変わりで異端な業界関係者様各位。
お約束の梅雨明け記念プレ企画です。
バレてると思いますが、この企画のタイミング、マジでなんでもいいんです。
ホントはマイ○○ジャク○○追悼企画にしようかなとも思ったんですが、そ-----れほどファンでもなかったし失礼だし不謹慎なのでやめました。
ドラクエ発売記念企画でもよかったんですが、あれやるとハリケンは確実に仕事を休みますので今回は買ってません。かわりにウチのガキがハマってやってます。
新型インフルエンザがこっそり蔓延している今日この頃、ハリケンだけは無病息災でいきたいと思います。（トナリの学区が休校になり、ビクビクしています）


ハッキリ言って今回はものすごいです。
すべて、売り物にしてもよいくらいの逸品を、しかも大量放出いたします。
これまで何度か当選しているラッキーな方も、１度も当選していない不運な方も、是非是非ふるってご応募下さいませ。


商品番号１番新種キティちゃんミニミラー
この春（去年だったっけ）発売された『女優キティちゃん』シリーズをデコった、クールなミニミラー。ヘップバーンをイメージしているそうです。
これならオトナでも全然持てますし、そのへんのギャルな介護職に差をつけられますね（誰）。


商品番号２番コリラックマフリスクケース
コリラックマと薔薇がモリモリの、クールなシルバーメタリックのフリスクケース。薔薇はクレイ作家さんのオリジナルで市販されていません。
かわいいコリラックマが、フリスクを取り出すたびにあなたの気分をリフレッシュしてくれます。
リラックマのミニチャームつき。


商品番号３番リラックマフリスクケース
リラックマとスイーツがモリモリの、ゴージャスなゴールドメタリックのフリスクケース。
キュートなリラックマが、フリスクを噛むたびにアナタの眠気を取り去ってくれます。
ブログ友達のつんこさん作スイーツパーツを使用したレアな逸品。
コリラックマ（伊藤園）のミニチャームつき。


商品番号４番コリラックマ印鑑ケース
薔薇と大粒スワロ、パーツに埋もれたコリラックマが、あなたの大切な印鑑を守ります。
定期訪問に持ち歩けば、たちまちあなたは人気者。


商品番号５番リラックマミニソーイングセット
リラックマがたくさんのスイーツに埋もれる、ほのぼのとしたソーイングセット。
ここにもつんこさん作のスイーツパーツが使用されています。
実物はマジ卒倒しそうなかわいさですよ♪


商品番号６番ビッグビジューonミニピルケース
スワロのファンシーストーンがセレブなあなたにピッタリ、なピルケース。
案外容量があり、ロキソニン、ムコスタが３日分は入れられます。
このピルケースの輝きの前では、あなたの頭痛のタネも影となり消えることでしょう（なんだこの説明文ｗ）


商品番号７番グラデーションスワロカードケース
ケアマネ必携アイテムの名刺入れです。
ピンクからオーロラへのグラデーションは、担当者会議の場で、普段地味なあなたの女子度をＭＡＸにＵＰしてくれること請け合いです。


商品番号８番超有名デザイナーのパクリカードケース
今回の目玉はこの名刺入れ、ハリケンの携帯電話とまったく同じデザインのカードケースです。
超有名デコデザイナー（美大出身の方で、近々コラボパソコンが発売されます）のデザインをまんまパクリました。スワロフスキーとブリオンチェーンのコンビは圧巻です。


そして今回は、残念賞も２点ご用意しました。
残念賞Ａ・残念賞Ｂの当選者には、ハリケンがちょっと失敗したアウトレット賞品や色んな作家さんの厳選小物をドカッと送りつけます。
ハッキリ言ってこっちのほうがメインかも知れません（爆）。
残り物には福があるってことです。


さあ!!とっととご応募下さい!!!

応募に関するご注意
・介護業に携わっている方なら誰でも応募できます。つか、誰でもいいです。
　要介護者をもつご家族の方でも学生さんでも誰でもＯＫ。性別年齢経験不問。
・当選品の送付にあたり、ハリケンに住所を明かせる方限定です。
・個人情報は決して悪用しません。
・トーゼンハリケンの住所もバレますのでリスクはフィフティフィフティです。
・海外発送はいたしません。
・発送日、配達方法はご指定できません。厳重梱包して定型外です。
・前回当選した方も当選歴に関係なく抽選しちゃいます。
　（区別する作業がホセ・メンドーサ）
　以前いただいた住所などは消去しましたので当選された方は再度お知らせ下さい。

今回の企画でも、発送料120円をご負担いただきたいと思います。
商品が届きましたら、いつでも結構ですから、ハリケンあてに120円ぶんの切手を送っていただきたいのです。
前回これをやったところ、本当に助かりましたし、一方的に賞品を送りつけるだけのこれまでのプレ企画と違い、読者の皆様とより知り合えたっつーか触れ合えた気がしてとてもよかったんです。

それから、絶対に絶対に絶対に守ってほしいこと。
お礼の品・お返しの現金は厳禁です。
過分なお礼はホントに困ります。（売れるものを作ったときはちゃんとガッツリ売ってますし、大きな声では言えませんがそこそこ売れています）当選したからといって感謝の意をモノであらわしたりする素敵な方・律儀な方はご応募をご遠慮下さい。
それから、商品が無事届いたら必ず「来ました」「届きました」とご報告だけ下さい。これ絶対お願いします。
また、一部商品画像はハリケンの別デコブログFUCHSIA*PINKからもご覧いただけますが、ブログ間は一方通行になってます。ハリケンは趣味・私生活・仕事は完全に分けるタイプです。あちらのブログには私の住所年齢職業などは一切明かしておりませんのでその点ご配慮下さい。美しいデコ作品を作っているのがこんな地味なオンナだと知れたら、ＷＥＢ・ＳＨＯＰの売れ行きに影響しますんで。

ご応募はコメント欄より、ハンドルネームで『番号１希望』『番号６希望』などと意思表示して下さい。ご応募はおひとりサマ１点でお願いします。
締め切りはだいたい20日あたりです（テキトー）。
７月２３日くらいに当選者を発表しますので、当たった方はgooメールで『当たった、よこせ』とお知らせ下さい。
こちらからgooメールにてメッセージを送信し、ご連絡いただいた方から順次発送いたします。

今回も、多数の方のご応募をお待ちしています♪

引継ぎあれこれ 番外編その２

ナース河合から同期のオリーブにふられた利用者の入浴介助をめぐって、ナース河合とオリーブの間にバトルが勃発。
いつしかそれは現任ケアマネと前任ケアマネのバトルという枠を超えて、ナースＶＳヘルパーの戦いにまで発展していくのです。


ザクレロさん（仮名）77歳・男性／要介護２。
（すみません、コドモに適当に仮名をつけさせたらガンダム関連になってしまいました）
脳梗塞後遺症、左片麻痺です。
歩行は困難、身体が傾いています。
去年自宅で転倒して骨折し入院、今年初頭に退院し、その際にＣ病院の病診連携からナース河合に依頼がありました。
まず福祉用具を導入。
実の娘と同居していますが、娘の仕事は朝が早いため、ナース河合は午前中毎日ヘルパーを食事の支度の生活援助に入れました。
娘が朝10時頃帰宅し、ヘルパーが作った食事を食べさせるそうです。
それから週に２回、訪看で入浴介助を入れたんです。
数ヶ月経ち、ナース河合が異動になって、担当がオリーブに変更になりましたが、ザクレロ氏も娘もナース河合を信頼していたため、担当変更をとっても残念がっていたそうです。

ナース河合から担当を引き継いでから、ヘルパーさんの仕事の内容が徐々に変わってきました。
朝、朝食や昼食を作るだけの家事から、ベッドから起こし、トイレや食堂まで居宅内の移動につきそったり見守ったりなどの身体介護の場面が出てきたワケです。
で、ヘルパー事業所から内容の見直し依頼がきて、オリーブが担当者会議をやって、これまでの生活２サービスを、身体１生活１に修正。
※注：ヘルパー事業所はひがしヘルステではありません。
しかしザクレロさんは要介護２ですから、限度額にそう余裕はありません。
引き継いでから５月、６月と、わずかながら限度額を超過してしまうことに。
※注：限度額のオーバーする月があることは、予め家族には了解をとっていました。

そこで当然オリーブは、どこか削れるサービスがないかどうかを考えます。
福祉用具はすべて必要なものばかり、返せるものはありません。点数も適正ですから、安いものに変えても100点も違いはない。
娘の休みの日以外は毎日入ってくれるヘルパーも、これ以上１日たりとも減らせない。
となると、やはり、訪看で入っている入浴介助（訪看２）を、訪問介護にスイッチできないものかと思うワケです。

まず、オリーブは、訪看スタッフにザクレロ氏の入浴介助時の状況を確認。
バイタルのこと、ふらつき不安定な状態、入浴用具を購入するとしたら何か有用か、などなどを聞き、これならヘルパーでも出来るのではないかと思いました。
で、ザクレロ氏宅に入っているヘルステのサ責に相談。
入浴はさせていないにしても、身体介護をやっているワケですから、本氏の身体状況はわかっているはず。ヘルパースタッフに、ザクレロ氏の入浴の介助サービス提供が出来るかどうかを相談しました。
するとサ責はスタッフとケース会議をやったのち
「はい、出来ます、やらせて下さい」
と答えました。
それからオリーブは、ザクレロ氏の娘に相談。
限度額のこと、訪看とヘルパーの点数の違い、ザクレロ氏の入浴の介助状況。
現在訪看でやっている本氏の入浴介助をヘルパーにお願いすれば、限度額が超過せずに済むということ。

すると娘氏は不安そうな表情になり、利用当初から関わってもらってきた訪看を外すのは心配だと言ったそうです。このまま看護師さんに来てもらいたい、と。
オリーブもいろいろと説明したのですが、娘氏には理解出来ないんですね。
なぜ訪看をやめて、ヘルパーにしなくてはならないのか。
限度額超過ぶんくらいなら支払うから、このまま訪看に入浴介助をお願いしたい。
娘氏はそう言って、オリーブの提案は却下されました。

その翌日、ナース河合が事務所に来てオリーブに猛抗議。
どうやら早速ザクレロ氏の娘から、話を聞いたようです。
ナース河合は、
「ザクレロさんの入浴介助は訪看でなければムリです。
ヘルパーさんでは出来ないと思います。」
と言ったそうです。
その根拠はザクレロさんの身体状況とかいろいろだそうですが、まあ確かに片麻痺で歩行や移動も危ういことはそうですけど、オリーブや、私たちケアマネにしてみれば、訪看でなきゃムリ、とまで言い切られるような状態ではないと思うんですよね。
ましてケアマネは、家族がいいと言えば限度額をオーバーする計画でも立てて構わないってもんじゃありません。
前ログにも書きましたが、訪看は60分でデイ１日ぶんと同等金額を使うサービスなんですからね。

結局この問題は担当者会議で話し合いましょう、となったのですが、訪看でなければムリ、と言われれば、やる気になっていたヘルパーはムカッときますし、ナース河合はもとケアマネをカサに着て
「限度額限度額というのなら、本当に必要なサービスを削るより先に、いつの間にか身体介護になっているヘルパーを生活援助に戻したらどうですか。」
と言いオリーブを怒らせる始末。
「主治医に意見をもらったらどうですか（ヘルパーに入浴をやらせてもいいかどうかというようなことについて）」と入れ知恵したり、別の訪看スタッフに意見を聞いたりもしました。ちなみに別の訪看ナースは、確かに移動に転倒の危険はあるが、訪看でなければ出来ない、とまでは言えない、という意見でした。
でもナース河合はワンマン（死語）管理者ですから、他のスタッフの意見なんかどうでもいいんです。
何か何でも訪看を削らせまいと、その月からのモニタリングまで担当ナースから取り上げて、いかに看護の専門的意見が必要か、いかに自分たちが家族から信頼されているかをびっしり書き連ねてきましたので、とうとうオリーブもサジを投げてしまいました。

やれやれです。

ええと、この件に関しては、訪看がどうとか、ヘルパーがどうとか、これ以上書かないことにします。だってこれって、それ以前の問題ってカンジだから。
ナース河合、訪看専従になったことをまだ恨んでます。
なんでそうなったのか、自分に原因があるってことを自己覚知しないと、なにやったってダメだよ。





ところで。


九州南部、梅雨明けしましたよね、寺社奉行さん。

引継ぎあれこれ 番外編その１

※ 画像タイトル『知ってたし』。


利用者が単独では入浴出来ないとか、家族が入浴させるのが困難とか、なんらかの事情で入浴介助をプランに組むことってありますよね。

そんな利用者さんを入浴させるには、いくつかの方法があります。
通所介護（デイサービス）や通所リハビリ（デイケア）に行って風呂に入れてもらう方法。
最低３人が風呂オケ持ってやってきて、疲労困憊して帰っていく訪問入浴を使う方法。
訪問介護を利用して、ヘルパーさんに自宅で風呂に入れてもらう方法。
そのヘルパーさんをナースにかえてもらって訪問看護で風呂に入れてもらう方法。

ケアマネは、利用者の身体状況や家族の都合、希望などに合わせてこれらのサービスの中から最適な方法を選びます。
ただ、ここでやっかいなのが限度額とゆーヤツでして。

要介護２の人を例にします。
通常規模型デイサービスで入浴させようと思うと789＋50点。
通常規模医療機関デイケアで入浴させようと思うと842＋50点。
訪問入浴では（一般的に）1250点。
訪問介護で身体２・60分の入浴介助を利用すると402点。
訪問看護だと訪看２・30分以上60分未満で830点です。

訪看で入浴介助させたろと思うと、デイサービス１日ぶんより点数がかかってしまうことになりますよね。

ケアマネの皆さんに聞きたいのですが、入浴介助をヘルパーにやらすかナースに任すか、どっちを使うか決めるときのポイントってなんでしょう。
もちろん、地域性もあります。
イナカのケアマネさんだと、訪看ＳＴ自体がそんなにないでしょうから、選択の余地がないってこともあるでしょう。
私は重度の利用者が多いので、訪問入浴も訪看もよく使います。
そんな私が、入浴介助に訪問介護を使うか訪看を使うかの選択ポイントは、まず
・管のあるなし
・処置のあるなし
・創部のあるなし
あたりでしょうか。
胃ろうの人、気切の人はナース。
褥瘡や皮膚の処置が必要な人はナース。
透析とかで止血状態やらを見んといかん人はナース。
それ以外にも、拘縮のあるなしとか、血圧要注意の人とか、そんなカンジです。
皆さんも大体そんなカンジだと思います。

ウチにはご存知のように、もとケアマネのナース河合率いるひがし訪看ＳＴがあります。
ナース河合はケアマネ時代に訪看管理者を兼務しておりましたので、必然的にというか意図的にというか、担当していたケース12名のことごとくに訪看が組まれていました。
これはある程度仕方ないことかも知れません、もともと訪看の入りそうなケース、たとえばＥＮＴ間際とか直後とかの利用者が、あちこちの病診連携からナース河合にふられてくることが多かったし。
訪看ってのは、なり手も少なければ収益もたいしてありはしない、給料は高いのにたいして仕事の来ない部署ですから、ナース河合が管理者として大変な苦労をなさっていたことは想像に難くありません。
しかし中には、一体この利用者のどこに訪看が入らにゃならん必要があるんかい、というようなケースもありました（まあ大抵そんな利用者さんは、１，２ヶ月もすりゃ主治医が指示書を書かなくなりますけどね）。

実は先週、そんなナース河合から私と同期のオリーブにふられた利用者の入浴介助をめぐって、ナース河合とオリーブの間にバトルが勃発したのでした。
そしていつしかそれは現任ケアマネと前任ケアマネのバトルという枠を超えて、ナースＶＳヘルパーの戦いにまで発展していくのです。



えっ、こんなに書いたのにこれ前置きですか。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その２へ続く

引継ぎあれこれ その２

※ 画像は、別にまあいいんじゃないの、個人の自由だしさ。


兼務の名目でやりたいホーダイだったナース河合が、訪看専従になる際に、私にふりたがったケースとは。

データ／トロワ（仮名…ガンダムかよ）66歳独居男性・要介護２。
ＤＭ性網膜症で全盲、透析患者。
去年までは現在よりもっと手間のいる方でした⇒２号だったから。
透析はウチのクリニックではなくヨソでやってます。
エロじじいらしいです。
視力がないせいか異様に鼻がきき、新婚のヘルパーが妊娠すると『母乳の匂いがする』とか、乙女ウィークのヘルパーが来ると『○い○の匂いがする』とか、おぞぞんとするようなことを言って苛めるらしい。

このトロワ氏、プシコ（Pscychology）らしいです。
ハッキリした病名のついたプシコではなく（受診したこともないでしょうからね）視力がないからでしょうが、異常に神経質で、病的に疑り深く、強烈に粘着質だそうで、ヘルパー泣かせの憎いヤツ。
福祉用具と、透析通院のための介護タクシーと、非透析日のヘルパー、週に１回の訪看を利用。限度額はパンパンＭＡＸです。

３年ほど前、透析導入病院の病診連携からの紹介でナース河合が担当開始した頃、トロワは２回ばかし自殺未遂をやってます。
それにビビってしまったのかどうなのか、トロワに対してはナース河合、ほとんど言うなりでした。

言うなり事例その１。
自宅にちゃんとフロがある。
週に３回、ヘルパーによる入浴介助で入浴している。
なのに月に１，２度
ヘルパーに、タクシーで隣区の温泉に連れて行ってもらっている。

言うなり事例その２。
食事は配食弁当と、ヘルパーの調理するものを食べている。
なのに月に２，３度
ヘルパーに外食に連れて行ってもらっている。

ワタシが入職した当時、ナース河合はトロワを担当しはじめでした。
で、私がもと優秀なヘルパーだったことを知ったナース河合が、
（↑上の文章につっこむところはありません、念のため）
「ヘルパーは利用者が銭湯や温泉に行くとき、一緒に入ったりしなくてもいいのよね？」
「利用者がヘルパーと一緒に外食するときの食事代は利用者がもつのよね？」
などと、ヘルパーあがりの新人ケアマネだった私をうならせる質問を浴びせかけてきたんです。だもんで私は、このトロワ氏のケースをよく知っているワケです。

トーゼン言いましたさ。
自宅にフロがあって、入浴介助もしてるのに、なんで温泉に行く必要があるのか、そんなケースは保険者から何か言われるんじゃないか。
ヘルパーは利用者と外食しないし、おごってもらえないし、つーか訪問介護では外食の身体介護やら食事介助やらは使えない。
なのにナース河合は、私からそれを聞いた上で、ダメだと知った上で、その後もそのようなサービスをプランしていたワケです。

利用票を見りゃ、今どきめずらしい身体３生活３。
よくもまあ、監査でバレなかったもんです。
２年くらい前だったかな、トロワ宅に入ってたヘルパー事業所の、やめたヘルパーからのタレこみで、市から電話での問い合わせがありました。
たしか「利用者と喫茶店に行って身体介護を請求している」的な。
でもそのときは、喫茶店は買い物に同行した帰りに寄っていて、喫茶店部分を自費サービスにしてたので返還の難を逃れたんだったと思います。
ケアマネ管理者もまだカニちゃんじゃなくて青田のウラナリだったからなあ。






ええとね、それだけじゃないんです。





言うなり事例その３。
ナース河合は、なんとトロワ氏の
確定申告を毎年やっていた。



もー、バカですね、ここまでくると。
トロワ氏から
「確定申告やってくんなきゃ死んでやるっっ!!」
とでもオドされたんでしょうかね。

その他にも、訪問の前に電話で頼まれた買物をしてったとか、トーキングウォッチ（視力障害者が申請すればもらえる音声の出る腕時計）の電池を買って交換してやっていたとか、そんなこんなおバカな話を、私は全部聞いて知ってました。

こんな利用者、誰が担当したいと思うでしょうか。
どんなに頼まれたって絶対イヤです。

ちなみに、トロワの担当をアイリン女史に引継ぎする際、カニちゃんは、トロワ本人、ナース河合、アイリンさん、ヘルパー事業所のサ責を呼んで、不適切なケースの即刻中止を申し渡し、確定申告は一切しないと言わせ、ナース河合がやってきたことをリセットしようと試みました。
でなければアイリン女史に引き継がせるワケにはいかないからです。
なのに、アイリン女史は、トロワ宅に入っていたヘルパー事業所２箇所のサ責から猛烈に嫌われていたため、そのことがトロワの耳に入ったんでしょう、ひと月もしないウチに
「新しいケアマネは○○臭い（○○⇒アイリン女子の生国の国民的食べ物）」
と、担当交替要請が。
現在は新人ルイがトロワを担当しています。

ナース河合は、私にトロワ氏のことをいろいろ相談していた経緯から、この利用者を任せられるのはハリケンしかいないと思っていたようですが、冗談じゃありません。
ケアマネは利用者を選んではならない。
だとしたら、ケアマネもケアマネを選んではならないはずです。


私、現在担当数は要介護３８人、予防３人。