業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

レセが終わって

2007年01月07日 | 業務日誌
※ 画像はハリケンの尊敬する、鳥肌実中将。鳥肌先生の講演も見られます。鳥肌実/youtube←見る方によっては大変な不快感を覚える場合がございます。くれぐれもご注意下さい。

レセが終わりました。
私は今回2件の返戻を出してしまったため、大変肩身の狭い思いをしました。

1件は、もう11月末から返戻とわかっていたのですが防げなかったケース。
要支援1の方が、10月はじめに2回だけ予防通所リハビリを利用し、自宅で転倒して骨折してしまったのですが、この方はひがし一族の身内だったため、ひがし会の本院へ入院。
介護病棟に入れるため、入院中の区分変更という裏技を使えと本院のMSWからせっつかれ、10月25日に区変、調査となりました。
結果は11月30日に要介護4と、ハリケンも初体験の5段階特進。
本来ならこの認定結果が出た10月25日の日付で、居宅サービス計画作成依頼届出書(旨の届け)を出さなくてはならなかったのですが、利用者本人は入院中で介護サービスが使えない状態だったし、ただでさえよくわからない予防の方のケースだったしで、日付をどうしたらいいのかわからなかった。
で、区役所で聞いてみたところ、区役所の窓口の職員は、確かに
今日(旨の届を提出に行った日)の日付でいいです
と言ったのです。
そこで私は、届出年月日を12月1日の日付で提出したワケです。

まともなケアマネさんならわかりますよね。
給付管理は、その月の末に利用者の居宅介護支援を担当している事業所が行います。
従って、この方の場合は、10月末には予防から介護給付に変更になっているのですから、地域包括支援センターではなくウチが行うべきなのです。
で、私は区役所からたっぷり厭味を言われました。
いくら私が「だって区役所の人が、届出年月日は提出日でいいと言ったんだ」と文句を言っても、これはケアマネとして当然知っていなくてはならないことですから言い訳にはなりませんよね。
私としては、もう11月の請求にも間に合わなかったし、月遅れ請求として処理したかったのですが、包括がこの給付を請求して返戻になってるのでやっぱり返戻ったら返戻ったら返戻なんです。
もうちょっときちんと考えれていればわかったことなのですが、なんせ予防はまだ今年度始まったばかりの制度ですのでどうかご寛大に。
このブログをご覧のケアマネさんの中にも、このようなおたんこナスをしでかす方がおられるかもしれません、どうかご注意下さいませという意味合いをこめて、あえて失敗を晒すことといたしました。

ブログ『業務日誌』は、ケアマネさんの転ばぬ先の杖を目指しています。

もう一件の返戻は、私にとって大変不本意なケースでした。

ある利用者の、福祉用具の実績だけがまるまるっと抜けていたんです。

一体どうしてなんだか、全然わかりません。
11月はカニちゃんがコトブキで、長期の休みをとったため、手の空いたケアマネがみんなでフォローをしあいました。
この私も11月末はとっても忙しかったし、相変わらずワイズマンは足りないしで、なかなかゆっくり実績入力をするヒマがなかったもんで、私の担当の実績入れも、一部はアイリン女史がやってくれたりしました。
そこで私がちゃんと確認すればよかったんです。
でも、実績画面でも確認したし、読み合わせもしたのに、どうしてこの利用者の福祉用具の実績だけが抜けてしまったのか、今もわかりません。
とはいえ、結局1番責任があるのは私です。
わかっちゃいるけど、自分のデスクのパソコンに、ワイズマンが入っていたらこんなミスはしなかったのに、と思わずにはいられません。
何度も入力画面を見てチェックをする、という作業が出来ないんです。
1,2度の作業で確実に間違わずに計画と実績を入れにゃならん。
言い訳になるかよ、と思うけど、誰かが休む⇒パソコンが空く⇒そのスキに仕事をする、とならざるをえない現状にもだんだん限界を感じています。休めないんです。

来週にでも、青田主任にこのことを訴えようと思っています。
ま、とりあえずは今月のレセも終わったことだし、ひと休みです。