業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

ひがしヘルステ

2007年03月31日 | 担当者会議
ボヤキです。レセで忙しいケアマネさんはスルーしましょう。

訪問介護サービス責任者
″専従″が高い遂行度 /八戸大講師ら調査
 ヘルパー業務に費やす労働時間が一カ月一○時間未満と、同じく五一時間以上のサービス提供責任者では、前者のほうが利用申し込み時の相談やヘルパーに対する研修・技術指導などサービス提供責任者に義務付けられている業務を着実に遂行している割合が高いことが、篠崎良勝八戸大学専任講師と佐藤ちよみ対人援助スキルアップ研究所長らの共同研究で明らかになった。ヘルパーとして働く時間が長い人は、アセスメントやモニタリングなどサービス提供に必要不可欠な帳票類の整備率も低い。サービス提供責任者のヘルパー労働時間が、サービスの質確保と無関係ではないことを裏付ける結果となった。
 調査は昨年四~六月、東京、神奈川、新潟、島根、宮城など一都七県の訪問介護事業所に所属する五○○人のサービス提供責任者を対象に行った。二三六人が回答した(回収率四七・二%)。介護保険制度改正に伴い、サービス提供責任者には訪問介護計画書の作成のほか、利用申し込みにかかる調整、利用者の状態の変化の把握、ヘルパーに対する研修や技術指導などが役割として運営基準上に位置付けられたことを受け、これらの業務について、実際に実行できているかどうかをヘルパー業務の従事時間数との相関で分析したものだ。(以下略)


てことで、全国の介護系国家試験合格者の皆様、おめでとうございます(何

さて、利益を出すのが難しいのが成文律の訪問介護事業所なのに、鼻くそ時代にはアンビリーバボーな利益をあげてきた悪徳ひがしヘルステのサービス提供責任者は、その功績のおかげで全員正職待遇です。
ひがしヘルステのサービス提供責任者(サ責)は3人。
「目くそ」「耳くそ」と「フケ」です。
目くそは鼻くその信者で腹心で金魚のフンでした。
鼻くそのダメなところや悪いところをまるっとコピーしています。
しかし、ズル賢かった鼻くそとは違い、目くそはパーです。集団指導に行っても何も覚えて来ないし、ケアカンファをしても情報が入ってません。
そして利用者を選り好みします。
耳くそはそんな目くそと対立しています。
短大卒で頭も悪くない、実はひがしの事務長が次期管理者に推しているのがこの耳くそなのですが、耳くそにはやる気がありません。できることなら資格をとってケアマネになりたいと思っています。
日本語が通じるので私はこの耳くそとよく会話します。
現在目くそ天下となりつつあるこのヘルステを、なんとか耳くそ中心にしたい。耳くそのモチペーションを今以上下がらないようにしてやれば、もしかしたらヘルステも少しはよくなるかもしれないと期待が持てます。

フケはこのサ責の中で、ひとりだけ介護福祉士ではありません。
今年正職になったのですが、まだ「ヘルパー2級以上の資格保持者で3年以上の経験をもつ者」の「3年以上」も満たしていません。
なのに「サ責になる予定の人」として今年初頭から常勤になったのは、何も知らないひがしの院長先生が
「あと数ヵ月なんだからいいじゃない」
と、安易に人事をいじったためです。
(そのためヘルステは急遽グルホから介護福祉士をひとり、期間限定で借りることになった、それが虐待介護職黒木クロエです)
で、この4月をもって、めでたくフケも経験3年を満たし、サービス提供責任者となります(…黒木クロエの行く末はまた書きます)

熱意があって心優しいフケは、いいヘルパーさんです。
一所懸命だし、利用者本位です。
が、そのためとんでもないことをしたり考えたりもします。
私が気付かないうちに、私の担当する歩行状態の悪い利用者を、買物に連れて行くためと勝手に施設から車椅子を持っていって乗せていってました。
その人の介助に車椅子が必要なら、ケアマネに相談してもらいたいし、レンタルや購入を家族や本人と話し合うべきです。
それから、入院中の利用者からヘルステに電話があったときもスッ飛んで行こうとします。それ自体は悪くないのですが、フケのことですから洗濯やら買物やらをしてきてしまうに違いないので、私たちケアマネは都度「○○さんが入院しましたが、行っても決して何もしないで下さいね」と言わなくてはなりません。

こんなちぐはぐなサ責を抱えているうえ、鼻くそ復帰問題まで…

いまひがしヘルステの収益は、全盛期の1/2になり、再生を迫られています。
そのため鼻くそがパートタイムで事務兼顧問のようなよくわからないポジションで戻って来そうな雰囲気…私たちケアマネはハラハラしています。
もちろんみんなで阻止する構えですが(ケアマネ+事務長)鼻くそは院長センセのお気に入りですからたぶんムリ。
暗黒時代に逆戻りとなりそうです。


仕事の邪魔をするな

2007年03月31日 | 担当者会議
ひがし区地域包括支援センター報告会

というものに先日行きました。

ハリケンの働くひがし区には、ひがし区東部とひがし区西部のふたつの包括があります(ひがし会はひがし区東部管轄です)。
しかし、ひがし会はひがし区の外れにあって他の4区と隣接しているため、私たちがお付き合いする区役所もトーゼン5区にまたがります。
ちなみに現在受託している包括は4箇所。
ひがしケアプランが担当している予防の利用者はざっと30名ほどです。
ひがしのケアマネは4.5人。
担当できる予防はMAX32人です(0.5の人は予防とれないので)。
私の予防は3人ですが、これ以上担当出来ません。介護給付が39人だから。

ん?計算ヘンですか?

アイリンさんが予防の人を11人持ってるんです。
カニちゃんが8人、オリーブが8人なんです。
ひとり予防8人までの縛りは、ケアマネの頭数で割れるそうなので。

で、包括報告会ですが

お題は包括の1年間を振り返るというものでしたが、なんのこたない、ひがし区の高齢化率だの生保受給者の分布図だの特定高齢者の獲得者数だのを数字にしてくれただけ。来年度の事業計画もまだ出来てませんごめんなさい、で終わった、つまり時間の無駄でした。

包括ってさあ、忙しい忙しいって言うけどホントにそうですか?
こんなことを言うと反感買いそうですが、ひがし区の包括職員は7名もいるんですよ。
そりゃ最初の契約のときは必ず出てきてくれて、受託したケアマネと一緒に予防の説明とかしてくれますけど、更新してまた予防になった人の担当者会議には出て来てくれたタメシがありません。1度委託してしまえばあとはどうでもいいんですね、たぶん。
接近困難事例を相談して、このままではケアマネ不在で全額自費になってしまうのでとなんとか包括にケアマネをお願いしようとしても、利用者本人か家族が依頼しなければ動けませんときたもんだ。
だったら包括に相談する意味なくね?

もちろん、ひがし区のような包括ばかりではないと思いますが。

でもハッキリ言って、ひがし区東部の包括は私たちにとって仕事の邪魔です。
いなくてもいい。
てか要らん
特定高齢者も作らないように作らないようにしてると思ってしまうし、
初回面接でも「何かあったらこれまでどおり、もとのケアマネさんとよく相談して」と、全然前向きじゃない。

なのに

なのに

同じ日にあった、東部介護事業者連絡協議会(東介連)の会合では

将来的には要介護2まで包括が担当することになるかもしれないと言ってました。

正気ですか?

行政は包括をどうしたいんでしょうか。
というより、介護保険をどうしたいんでしょうか。
理解に苦しみます。

理由無きサービス提供の拒否

2007年03月27日 | 担当者会議
ムカつきます。
とってもムカついています。

まず、ひがしヘルステの登録ヘルパー。
これはアイリン女史がモメたケースです。

利用者Tさん、ふだんはタクシーでちょっと遠くの病院まで行ってます。
でも、自宅の近所の病院になら、なんとか自分で歩いて行きたい。
足のためにも自立のためにも、それはいいことだと思うので、身体介護での通院介助を組んでいました。近医は待ち時間も少ないし、歩行の介助と見守りで身体2程度でした。
ところがTさん、今年の2月に予防になった。
それまで使っていたヘルパーさんはこれまで通り、週に2回利用できるようにしたのですが-------

予防になったとたん、担当ヘルパーに
「Tさんは予防になったので、もう通院介助が出来なくなりました」
と言われたというのです。

は?です。

このヘルパーはたぶん、予防の人からは身体介護報酬がもらえないので、身体介護の提供が出来ないということを言いたいのです。

このヘルパーはアホです。
というより、ひがしのヘルステがアホです。
話になりません。


それから、D病院併設の特養の相談員S。

家族に事情があって入所施設を探しているEさんを、まず特養Dに入所申し込みをし、DのSSにロングステイで繋ぐプランを立て、今日判定会が行われたのですが、
「うちの特養の他にも入所申し込みをしてください。
でなければ受けられません。」

と言われました。
理由はわかります。
その特養に入所申し込みをしてロングで繋ぐと、家族や利用者はもうそのまま入所したのと同じ感覚になってしまい、所謂“入れっ放し”になってしまう恐れがあるからです。
でも、家族にしてみれば、どうしても自宅でみられない事情があるからロングで繋ぐんです。なのに、リスク回避のために他所にも入れる可能性があるほうがいいとか、1ヶ月おきに他所とウチを交互に使って欲しいとか、それってどうかと思います。
ましてや、
「お宅の居宅で以前そういうケースでトラブルになったことがあったので、うちとしては慎重にならざるを得ない」
と。

それはアイリン女史がDで組んでいたロングの利用者なのですが、家族がうるさいところだったらしく、S相談員や職員のお気に召さなかったらしい。

入れっ放しがよくないことも、施設側だってリスクを避けなければならないこともよくわかりますが、どう聞いても施設サイドの事情ととれるようなことを言い、条件を出してくるのって、うまく隠された「サービス提供の拒否」ではないんでしょうか。

この特養も、たいした特養ではありません。
大変だとわかっている利用者を受け入れようとすることにちっとも前向きではない。
そんなんでよく、介護福祉なんて仕事をやってられるものです。

それでも利用者や家族はすがるしかないなんて、すごく理不尽なことに思えて仕方ありません。



予防の1年を振り返る

2007年03月24日 | 業務日誌
真面目なタイトルですが、ブロガーがハリケンなのであなた、
どうしようもこうしようもあなた。

土曜出勤(当番)。
鼻くその復帰が現実味を帯びてきた年度末の昼下がり

目くそから電話が。

それは、今年から要支援1となったベティさん宅の派遣に関する相談でした。
走れて動ける被害妄想、主治医意見書の閲覧を頑なに拒否しているナマホのベティさんです。

介護給付のときは生活援助3を週2回。
予防になった今は90分で週に1回の利用となっています。

目くその相談とは
ベティさん宅のサービスを、月に4回までにしてほしい
ということでした。
今さら その話かよ!
と、私たちケアマネ衆はもうウンザリです。

もーもーいつだったのか忘れましたが(過去ログ掘ってリンクを飛ばすのも面倒です←掘りました)以前このブログでもそのトピックに触れましたし、コメントもいただきましたよね。
たとえば要支援1・予防訪問介護/週1程度の利用では、月額1234円の包括報酬ですから、単純にそれを生活援助3の単価291円で割れば大体月に4.2回程度の報酬相当となり、5週目のサービス日が発生する月にはヘルステが損をするだろうという理屈です。
ちなみに1年のうち、5週目のサービス日現象が発生する月は4乃至5回。
90分のサービスでヘルパーに支払う時給が1500円(交通費別)として、ひがしのヘルステは予防の利用者が30人近くいるので、年間ざっと20万円強のオーバーになる計算です(ざっとですよ)。
カレンダーを見たら、月・木が5回、その他の曜日が4回ありました。
もちろん利用者が正月や盆に休むことも計算に入れなきゃならないけど、5週目のサービスが損と考えてしまうならば、予防給付の利用者の家事支援をすべて60分に統一しでもしない限り利益には転じないんですよね。

てゆーか。

こんな議論はもうとうの昔にしてなきゃいけないはずだよ、ヘルステ。

私は自分が担当してはじめて予防になった人で、かつヘルパーを利用している人には、介護給付の生活援助と介護予防訪問介護の家事援助の違いを説明していますし、包括報酬になることで90分なら月にだいたい4回程度になる計算ですとざっと話すことにしていました。
その上で、週に何回利用すべきなのか(必要なのか)、60分で業務を終わらせることは可能かなどをヘルパーさんとも話し合ってもらっていたのですが、いろんな掲示板なんかを見ても、各自治体ではもう5週目のサービスを拒否することは指導の対象になっているということですので
今さらそのトピックかよ
と言いたくなってしまうわけですね。

ま、そもそも、ひがしのヘルステの訪問介護の契約書がダメダメですし、どんだけ言っても自費のサービスの料金設定をしてくれないし、現場のヘルパー、しかもサ責がこんな状態ですからね。
介護予防に対する意識が育っているはずもなし。

でもね、予防が始まってもうじき1年です。
もといた職場では、ちゃんと、開始前時点で一体何人くらいの利用者が予防に移行するか、また半年後に予防に移行していると想定される利用者は何人程度いるかをまえもって調査していました。そして法人としての対策というか、行く先を検討していました。そういうことをちゃんと、ひがしでもやっとくべきだっただろうと思うし、ましてや制度がかわればモロに影響を受けるはずの介護サービス部門は、MAXの危機感をもって向かうべきだったでしょうにね。

今さら目くそに
「予防の人はサービスを60分に短縮するか、5週目のサービスを切るようにケアマネから説明してくれ」
と言われても、マジメに聞くケアマネがいるはずないですけどさ。
だって別に、介護保険法でそんなこと決められているワケではないのですから。

誤解を怖れずに言うならば、私が今でもヘルパーでいたとしたら、たぶん予防は受けていないと思います。
プロとしてのヘルパーをナメきったこんな報酬設定、まともな事業所なら到底考えられないと思うからです。
でも、ひがしのヘルステはド素人集団ですから、利用者と一緒に介護予防や自立支援を考え、勉強してもらいたい。
自分たちがヘルパーとして、要支援の利用者に対し、この1年でどんな効果を上げてきたかをちゃんと見直してほしいと思います。

いま1度、現場レベルで見直せ、介護予防。
改正の波にのまれつつ、ケアマネとして要支援の人に何をしてきたかを私も考えています。


ご意見無用 つづき

2007年03月23日 | 業務日誌
※ 画像はある人へのメッセージです。
部長、ゴールデンウイークに戻ります。部長の好きそうなDVDお土産にします。
それとも職場に送ったほうがいいスか?


さて、森師長は仰いました。
「私たちは、患者さんの受診などの際は予約をとったり、診療情報を提供したり、介護サービスを利用している方ならヘルパーの派遣をお願いしたりとバックアップしますが、入退院に関しては、ケアマネさんが利用者さんやご家族から直接連絡をもらえるように躾けて下さい。逆に私たちは、ケアマネしか知らない患者さんの情報なんかをこちらにもっと欲しいくらいですよ」

森師長のいうことはごもっともです。
クリニック患者さんであれ一般の方であれ、認知症や自分で電話できない方はともかく、入退院の際には自分でケアマネに連絡してほしいし、それが当然だと思います。
でも、別に同法人に甘えて言っているのではなくてですね、
私はこの情報連絡の一方通行状態をなんとかしたいワケです。
私はマメなほうです。
患者さんが配食事業所を変更した、デイケアからデイサービスに変更した、最近禁煙をあきらめたようだ、車椅子をレンタルした等、診療にかかわるようなことがあれば必ず報告しています。
それは森師長が絶対にそうしろと私たちに言うからでもあります。
ましてや、あなたがたは、利用者の家族やヘルパーの都合なんかお構いなしに、自分たちのシフトに合わせた受診の予約を勝手にとって、これこれこの日のこの時間にヘルパー派遣して下さいっていうじゃないですか。果たしてそれってバックアップって言いますかね…。

だからさあ、患者さんから電話があったときにでもいいからさあ、
特に安田さんのように問題の多い人だけでもいいからさあ、
ケアマネさんには連絡しましたか?
まだですか?
ご自分で、ご家族で、必ずして下さいよ、と
ひとこと言って下さると助かります、と
私が言いたかったのはそれだけなんですけど。

テキ(高齢者)はあなたがた医療者と同様、介護保険には疎(ウト)い方たちなんです。また、介護サービスは医療ができない部分をフォローしてもいます。
だから、私たちケアマネのためではなく、患者さんのためと思って、ひとことフォローしてもらえませんかねえ。


ま、相手は居宅の2年ぶんの収益を1ヶ月で稼ぐクリニックです。
私が何か言い返せるはずもなし。
「次回からはもう少し考えてから、情報連絡票を送ってください」
そう森師長からやんわりお叱りを受け、どんより事務所に戻ってきましたさ。
席に戻ったうなだれた私に、隣の席のアイリン女史が声をかけてくれました。

「どんな内容であれ、意見しちゃダメなのよ。通じる相手じゃないんだから」

ホントそのとーりです。

ウチの母親のトモダチがね、某デイサービスの職員なんですけどね、先日私にこう言ったんですよね。
「ええっ、ハリケンちゃんったらケアマネなの?すごいじゃないの!
 わたしたちの職場じゃケアマネさんは神様なんだから!


今すぐにでも転職しますから
そのデイサービス教えて下さい!

ご意見無用

2007年03月21日 | 業務日誌
一昨日のことです。
私の苦手な利用者とその家族ランキングTOP3に見事ランキングされた安田さん妻から電話がありました。
安田さんは先週から、シャントのオペで入院されていたはず。
おお、ならば退院の連絡に違いないと思い、電話口で愛想作ってお加減どうですかと聞いたところ、
「ちょっとお尋ねしますけどね、お宅の病院では、同じ建物の中であってもいちいち連絡を別々にしなきゃならないんですか?」
と、とてもお怒りのご様子。

安田妻のいいぶんを聞くと、つまりは
「こっちは退院したことをちゃんとクリニックに電話で連絡して、また翌日からそちらで透析にお世話になりますと申し上げたのに、わざわざケアマネにもデイケアにも同じように電話をしなきゃならないのか、なんと連携の悪い法人なのか」
ということらしいです。
正直に申し上げますとそのとおりです(わざわざ電話して下さい)と言いたいところです(ついでに連携の悪いところもそのとおりです)。
いくら同一法人だからといって、病院と居宅介護支援事業所は違いますんで、できれば別々に連絡が欲しいです。
でも、利用者の手間を考えればね。
たとえば私が利用者に
「これこれのことをデイケアに伝えて下さい」
とか
「こういうわけなので病院にも連絡してもらいたい」
とか言われればもちろんしますがな。
特にこの安田さんという方は、医療者の言うこともケアマネの言うことも全然聞かない方なので、周りでガッチリスクラムを組みたいんですよね。
しかも今回安田さんは、退院の翌日からすぐにデイサービスに行きたかったのに迎えが来ない!キーッ!というお怒りのお電話でした…当然です、私、安田さんの退院知りませんでしたから。
とりあえず謝って、すぐにデイサービスに連絡をし、時間遅れで送迎してもらい、お怒りを鎮めていただきましたけどね。
まあ、今回は私も悪かったんです、そろそろ退院かなと思って意識していれば自分で聞きに行けた筈ですしね。


しかし、せめてクリニックからひとこと、退院の連絡をもらえるように出来ないかな。
利用者にとっては、そのような面倒がないものと思うからこそクリニック・居宅・デイケアを統一している部分ってありますしね。

そこで私は、以下のような情報連絡書を作成しました。
完成したところで事務長に目を通してもらい、このような文書をクリニックの師長にお出ししてもよろしいでしょうかとお伺いまで立てたのです。
事務長からも
これだけへり下っていればいいんじゃないの」とOKをもらい、早速出しに行きました。師長がおられれば口頭で申し上げ、かつ文書を置いてくるつもりでしたが、おられませんでしたのでデスクに置かせていただき、他のナースと安田さんのことを少し話してから事務所に戻ったのでした。

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いつもお世話になっております。
安田様、昨日退院されたとのこと、ご家族より伝え聞きました。
利用を再開する各通所施設へ、ひがしデイケアでの身体状況、直近のデータ等をご本人とご家族の了解を得て施設の相談員・看護師に情報連絡しておりますが、主医療機関として特に今後ご本人さまのケアに関する注意点などがございましたら是非情報をご提供下さいますようお願いいたします。
また、患者様とご家族に関しましては、入退院の情報等、クリニックにさえご連絡されれば当然居宅介護支援事業所へも通達されるものと思っておられる方が多く、サービス利用再開時に混乱を招いている現状があります。大変お手数ですが、患者様の退院時には当方にもご一報いただけると大変助かります。
お手数ですが、どうかよろしくお願い致します。
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そしたら、その日の午後、早速森師長から呼び出しをくらってしまいました。

                          つづく

ひとつずつ片付けよう

2007年03月17日 | 事例検討
忙しいんです。
本当に忙しいんです。
いろいろありすぎて説明できないんですが、マジで忙しいんです。
ワイズマンひとり1台政策のおかげで、今月のレセは異例の速さでとどこおりなく終わりました。
利用者の都合お構いなしに回ってるせいで(ダメじゃん)スタンプラリーも順調にこなしています。
なのに、なのに、ケアマネのオプション・タスクとも言うべき、困難事例の対応に追われています。
「だからさっさとシャント作って透析受けろと言ってるじゃないですか」
とか
「それは私ではなく市民病院の物忘れ外来で相談しなきゃ駄目ですってば」
とか
「ケアマネにだって家庭があるんだ!休みにいちいち電話してくんな!」
とか
「入院したと連絡受けたんなら病院くらい聞くのが普通でしょ!あんたそれでもケアマネ主任ですか(もうすぐお別れだけど)!」
とか
そんなんばっかです。
ひがしのケアマネになって早10ヶ月ですが、訪問の要領というか、力の配分というかそういうの、まだまったくわかりません。
1度に何人もの人と同時にキャッチボールしてるカンジです。

さて、プラダさん事件の続報です。

プラダさん、先月認定更新だったのですが、カニちゃんが何度言っても介護保険証を見せてくれません。何度言っても、というか、プラダさん本人にお願いしても、息子が持たせないんです。
デイケアと配食サービスはもう切りましたが、訪問介護だけは毎月少額だったためか支払っていたため継続しています。なので給付管理を誰かがしなくてはならないのですが、このままだとサービス全額自己負担になりますよと電話もしていますが、出ません。手紙を出しても読まないそうなので、配達照明で出しましたが、受け取っても中を読まないから知らないで済ませようとしています。
事務長マジ切れです。

プラダさんの息子が区と市と県に訴え出ました。
自分たち一般市民の、介護サービスを受ける権利を侵害されたというのです。
事情の説明のため、ひがしの事務長や本院の大事務長が何度となく介護保険課に行って対応しています。
ひがしケアプランセンターでは、弁護士に相談することになりました。
事業所の電話に録音装置をしかけて、この息子との電話での会話をすべて録音し、証拠として残すようになりました。
医事課もケアマネも、みんなオチオチ仕事もしていられない状態がしばらく続きました。

現在プラダさんは包括に召し上げられ、自己作成プランとして区が給付管理をすることになりそうで、カニちゃんはもう担当ケアマネではなくなりました。
あとは医事課と息子の対決となります。
しかし、私は思うのですが、この一件は単にこんなになるまで(8ヶ月も利用料金をためてしまうまで)ほっといたことが原因ではないかと。
たぶん区も市も県も、包括も国保連もそう思うでしょう。
ましてや、ひがしは支払いが手払いの病院なので(※ひがし大グループはすべて、銀行振り込みや自動引き落としなどの支払い方法が一切出来ないという大変怪しい法人なのです…)利用料金の催促は他所よりきちんとしていなければならなかったはず。
そういう意味で、私は、青田主任の責任問題に関しては一切同情できません。
本院には青田主任のポストはありません。
医事課にも相談員にも責任者はいるし、老健にも居宅にもケアマネ主任はちゃんといます。一体彼はなんのために本院に異動するのか、行ってなんの仕事をするのか誰にもわかりません。
今、青田主任は呆然自失で日々を過ごしています。
ザマ見ろ。ペッペッ

忙しいせいで心の荒んでいるハリケンです。

覚えていますか

2007年03月13日 | 担当者会議
♪あなたはもう忘れたかしら。

だるだる3日坊主の私がこのブログをこんなに(つってもまだ1年未満)続ける原動力となったヘルパーさんのことを。

そうです。
今日はヒサビサに
あのメアリー登場です。

メアリーについて今さらお知りになりたい方はこちらから勝手にご覧下さい。

そうなんです。
メアリー、まだこのヘルステにいるんです。
すごいです。
こんなヘルパーがオトガメなしで勤務し続けられる法人、それが
医療法人ひがし会なのです。


今日の終業間際に、アイリンさんあてに1本の電話が。
かけてきたのは、アイリンさん担当の、訪問介護の利用者Rさん女性。
ひがしヘルステをご利用です。
このRさんが、困り果てたというか悩みぬいたというか、ホントにどうしたらいいのかわからない様子で電話してきたそうです。

内容はこうです。

Rさんは週に2回、ひがしヘルステのヘルパー2人を利用していますが、
この2人のヘルパーさんたちは犬猿の仲らしい。
Rさん宅のサービスのことが原因ですごい喧嘩に発展してしまい、お互いがお互いのことをRさんに口汚く罵り合っていたそうです。
内容っつったら、最初のうちはそれこそ
「あのヘルパーは掃除が雑」
「あいつこそ料理がヘタ」
程度のものだったのが、
「あの人よそでも苦情が多い」
「あの女こないだよそでこんなことをして叱られた」
となり、しまいには
「あのバカ口が臭い」
「あのボケ足が臭い」
となってしまったと。

そして最近では、ついにヘルパー同士がどちらとも、わざわざ利用者宅に電話をかけ合い「あのクソ女、今日は何か私のことを言っていなかったか」だの「あのアホヘルパー、昨日は何をやらかして帰ったのか」と、探りを入れ合うようになったというのです。

Rさんは
「もう耐えられない。この調子だとこっちが気を遣いすぎて、ヘルパーが来るたびに具合が悪くなってしまう。なんとかしてほしい」
との訴えです。

アイリンさん、呆れてモノが言えません。
ちなみにハリケンさんは笑いが止まりませんでした。
この超ド級バカ丸出しヘルパーの片割れが、あのメアリーです。
もうひとりはまだ私がこのブログに登場させていない猛烈ヘルパーさんですが、たぶん他のケアマネさんの事例で無記名で出演していると思います。
ま、この程度のヘルパーはひがしヘルステにはゴロゴロいますのでね。
どのヘルパーもみんな、ドラマにでもすれば主役級、トップクラスのバカばかりですから。

やっぱり私は間違ってました。
あのときメアリーを告発すべきだったんです。
しかし今となってはもう遅いでしょう…石井さんもメアリーも、ケアマネ業界のヤ○ザともいうべき柔○整○師連合会所属の居宅に逃げ込んでしまいましたからね。

結局アイリンさんはこの事例を事務長に報告しましたが、どうなることやら。


最近あまりにもネタが多すぎて…例の利用料金未収のプラダさんの件は、とうとう裁判沙汰に発展してしまいましたし、コインランドリーの一件では洗濯機購入に関して交渉決裂、家族と大モメにモメて現在代替サービスを検討中。

頭が落ち着いたらじっくりUPします。
それまでしばしお待ち下さいましね。

バカ全開なケアマネ

2007年03月10日 | 業務日誌
※ この画像の改造ガン(ダム)プラ(モデル)は先月1,356,000円で落札された逸品です。
今このモニタの前で垂涎な約2名のために詳細うp。
ココ



まずはここをクリックしてご覧下さい。

このログはいつか消滅します。
いえ、そうしなくてはならないのです。


「ハリケンさん、ちょっとだけいいですか?」
昨日の木曜日、私ハリケンは、次期主任のカニちゃんからこっそり呼ばれました。
…これはたぶんやはり私は次期主任にはハリケンさんが適任だと思うので辞令を辞退しようと思っているのですがという告白だと思い、ドキドキしながらカニちゃんとこに行ってみました。

そしたら~

あ SO!!
 ←画像ひかえめ

「いまハリケンさんの利用者の家族から電話があって、『今年になってからまだケアマネさんがお見えにならないんですが、父が寂しがっているので来て下さい』と言われましたよ」

と叱られたんだじょ~。




完全に忘れてましたその人。



本当にすみません…



今からすぐに行って来ます…



30分後、無事に新年の挨拶を済ませてきました。

利用者さんに
「ハリケンさんもう辞めたのかと思ったよ」
と笑われました。

いい人なのに…Wさん…


ごめんね。こんなバカケアマネで。
来月もちゃんと来るから許して下さいね。
でもWさん、前回も言ったけど


もうその歩行器(300点)玄関でホコリかぶってるし、返しませんか?

全部ケアマネのせい

2007年03月05日 | 業務日誌
前回のブログで登場した細木さん。
この事例では、私がケアマネとして出来ることは何もない。
必要な人には必要な支援をする、それがケアマネの仕事でありますが
イチ法人と利用者の個人的な関係に口出しする気はありませんし、ましてや説教する気もサラサラございません。

なのに

なのに

先週行われたデイケアの会議で

デイケアナースが
「もし今後細木さんが、デイケアに電話をかけてきて、
“誰か私を○○医院まで乗せて行って”
などと頼まれた場合はどのように対処すればいいのでしょうか」
と発言したとき

デイケア主任は

「ケアマネさんに対応してもらって下さい」

と言ったと。

何度も言っているじゃないですか。
細木さんは予防なので、介護タクシーは使えませんと。
ヘルパーが運転する車に乗せて受診させることももう絶対にしませんと。
細木さんはそれらのことを充分理解しておられますと。

つまりこれは、細木さんの、院長や理事長夫人と懇意である自分に便宜を図れというご指示なんですから、ケアマネに関係ありません。
問題はなんですか?
デイケアの営業中に誰かが細木さんを病院に乗せて行くことですか?
勝手にすればいいじゃないですか。
それでデイケアの配置基準がどうだの、利用料金がどうなるだの
私の知ったこっちゃありません。
私がそんなものを実績として認めるとでも思ってるんですかね。
たとえデイケアが細木さんをどんなに大事にしようと、どんな無茶を飲もうと、
介護サービスとして請求しさえしなければ、私は何も意見しませんよ。

そもそも
「利用者が利用日でもなんでもない日に、デイケア職員を運転手代わりに使わせろと言ってきたらどうしたらいいでしょうか」
なんて、会議の席上で議論すべきことでしょうか。
そんなこともわからないんですか。
ましてや
「ケアマネに対応させろ」
などと、あなたたちはそれでもプロですか?
私は、ひがしデイケアはもう少しレベルが高いと思ってました。
とっても遺憾です。

奥様も奥様です。
まったく、二枚舌とはまさにあなたのことです。
自分が誰それいい顔をしたいばっかりに、ヘルパーに向かっては

「出来ないことは出来ないとハッキリ言ってもいいのよ。
文句があるなら

ケアマネに言え
と言って捨てておけばいいじゃないの」

などと言っておきながら、あんたそれで本当に800人を超える従業者を抱える大法人の理事ですか。

どいつもこいつも、介護保険を何だと思ってやがる。
ケアマネを
何だと思ってやがる!



余談ですが

私がこの一件で今日、事務長に
「私からひとこと、奥様に、介護保険制度の縛りのことですとか、ボランティアと無料奉仕の根本的な違いですとかについてお話させていただいてもいいでしょうか?」
と申し上げたところ、我らが事務長に
「そりだけわやみて~」
とマジでとめられてしまいました。
現在他の対処方法を模索中です。