縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
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「縄文土器」の解読がおもしろい。

遮光器土偶は「ガマ」か

2019年02月24日 | 土偶

「遮光器土偶は主に東北地方から出土し、縄文時代晩期のものが多い。」といわれる。

宇宙人説まで飛び出した夢のある土偶だが、夢を壊すことになるのが怖い。

土偶は、「願」を叶えてもらう「印」なので、馴染みのある動物のはずだ。

結論は、ガマカエル である。



♢頭の上の飾りものは、土の冠
♢大きな眼鏡の様な目。
♢両腕を幅広く構えている 。
♢指が小さい。
♢脚は太いが足指は小さ目。
♢体全体に紋様がある。

カエルと分かって眺めると納得がつくかもしれない。

カエルでも存在感のあるガマカエル(ヒキガエル)にするのが適している。

大地に対する感謝、再生の願いかも知れない。
土偶の意味や読み取りは今後の課題である。
  
   縄文楽 浄山

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