土器は「煮炊きをするナベか?」
今まで縄文土器を解読してきましたが、土器は日常的な「ナベ」としての道具だと思っていましたが、疑問がわきました。なぜなら解読したほとんどの土器は煮炊きに使っていたという痕跡が認められないのです。
・土器に模様をつけている。
・飾り付けをしている。
・大きな土器が多い。
・土器に煮炊きをした跡が認められない。
・専門家の実践例がみられない。 など
解読に扱った土器は派手に飾った土器といえます。熱効率の悪い土器を縄文ヒトが通常使うでしょうか。このような土器を使うと判断する現代ヒトがいるでしょうか?
土器は煮炊きに利用する道具だと思いこんでいるようです。
何の制限もなく自由な意識で製作した縄文ヒトの土器が見つかると楽しいですね!
その土器は、どのような器形でしょうか・・模様は・・・
縄文楽 浄山(北黄金貝塚ガイド 小倉定一)