縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

北黄金貝塚とは 6(B貝塚 貝を食べる)

2018年10月25日 | 縄文楽

B貝塚はハマグリの貝塚といえます

ハマグリと言えば「桑名の焼き蛤」という文言が出てきました。
三重県の桑名は今でも「焼き蛤」で有名なところのようです。
焼き方は、ここでは書きませんが、しゃれ言葉で「その手は桑名(食わない)の焼き蛤」と使います。

食べ方は「焼いて食べる。」というのも縄文時代にもあります。
焼いた貝も出土します。

千葉県に加曽利貝塚という日本一大きな貝塚があります。
焼くというよりも煮て、保存用に大量につくったというのです。どの様にして煮たかは、各自で調べてみてください。驚きますよ。

北黄金貝塚の縄文人も煮て食べたと思われます。
きっと、煮るのに使ったのは「縄文土器」でないかと想像します。

煮ると、貝の蓋が簡単に開きます。この煮汁も無駄にしなかったと思います。

土器は非常に大切な発明だといえます。それに縄の模様がついています。

ここから「縄文土器」といわれているのです。

この尖り底の土器は、どのように使ったりしたのでしょう。

考える事も楽しいですね。

 

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