縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「北古代14」(木古内町新道4遺跡)

2019年07月29日 | 土器
「木古内町新道4遺跡」の「フラスコピット」から円筒土器下層C式の一括資料が得られている。
下記の7個の土器が出土しています。左端の土器を解説してみました。

画像も荒いが、何とか解説ができそう。
上記の写真は、何れも深鉢で深い「海(縄文)」を生活の場としていることが分かる。
左端の土器の上部を拡大して見る。
「浜」 海に対する「陸」を表わしている。
「海岸線」 波打ち際で波を現していいるように思う。初めての表記だ。
「コンブ」 よく見なければ判断できないが原画で確認する。
コンブは無造作に描かれているようだ。
コンブは生活の手段であって、交易品としても活用したのかとも思える。
土器体型から深い海を生活の場にしていることから遺物を調べて受け入れた交易品が見たくなる。
縄文楽 浄山
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