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縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「火焔型土器」の解明 2

2019年02月26日 | 土器

火焔型土器の解明 2
「水」に関する土器ということで解明を進める。

火焔型土器の部位の名称(小熊2003)の図形で上下の四段階にして眺めていた。

四段階は、土器にきちんと示されている。


上から
♢鋸歯状突起
 雨(大きなポイント)水

♢口縁部
 山を流れ地上にたまる水

♢頸部
 大きな川を流れる水

♢胴部
 地下に浸透する水

だが、
♢「願」を 伝え 聞く 等の仕組みは考察中 

これが「火焔式土器」の大まかな仕組みです。

雨が降り、谷間を水が下り、平地に水たまりをつくる。
それが、大川に流れ込んだり、地下に染み込む。

願いとして、荒れた水の流れを治めるようにお願いしていると想像できそう。


  縄文楽 浄山
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとう+質問 (アンディ)
2022-01-03 09:32:57
あけましておめでとうございます。アンディです。
とってもいいブログありがとうございます。とくに火焔型土器の解明 2は大変面白かったです。(ライクしたいけど外国から登録はかなり難しいです。)
一つの質問です、「小熊2013」という資料はどの本でしょうか?
よろしくお願いいたします
返信する
メール住所 (Andy)
2022-01-03 09:33:46
メール住所はachjones@hotmail.comです。
返信する
たびたび (Andy)
2022-01-03 09:40:42
すみません、「小熊2013」ではなくて、「小熊2003」ですね。
この資料は岩野原遺跡出土の火焔型土器群(1)-火焔型土器群の研究でしょうか?
返信する

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