土曜日にはロビー講座なるものが、午前中は入江高砂貝塚館でありました。
学芸員の三谷さんの動物考古学に関しての講座です。今回は 北米インディアンの暮らしで、漁労にかんしての内容です。
特に興味があったのは、サカナをとる方法で釣り針の仕掛けやサカナの種類と釣り方などの技術でした。
入江高砂貝塚館にも骨角器として「釣り針」が出土しています。
北黄金貝塚にも「おもり」や「やす」「モリ」などが出土しますが、これらの具体的な使い方のヒントを得たと思いました。
北黄金で「ヤス」と言っているのは、釣り針のアグか釣り針そのものかもしれないということを思いました。
大変、興味ある内容で調べてみる価値があることを感じました。
タブーもあります。
・「焼いたサケの目を一晩中家の中に放っておいたり、食べなかったりすれば、サケは全て海から消え失せる」
「サケの初水揚げの儀式で貝製のナイフを使うこと」
生き物の命をもらうので、無駄にしないように、このようなタブーがあるのでしょう。
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