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1、土器の解説
「山梨県北杜市・天神遺跡」の出土品です。
「・・・均整のとれた形のみごとさに魅了される。」
「・・・模様の付け方の巧みさは縄文土器の中でも随一。」という解説があります。
2、土器の解読①
・土器を上下の二段に分けられるようです。あまりに均整がとれているので、身近な山岳地と最初は思っていましたが「富士山」が見える写真がありました。上の部分に遠くの富士山を模していると考えます。
・「名水」の里として「名水まつり」を現在も企画していることもあり、水が豊富に縄文時代から出る地域だったという事になります。縄文ヒトも、名水地として特別な感覚で接していたと想像できます。
・「名水まつり」のポスターをそのまま使わせてもらいました。縄文ヒトも、現代ヒトと同じようにみんなで集まって「お祭り」をしたのでしょう。涌き水で再生や命の誕生などを願ったのかもしれません。
2、土器の解読②
(時が経つと色々と解釈も変わります。これも発展の過程だと思っています。)
「・・・均整のとれた形のみごとさに魅了される。」
「・・・模様の付け方の巧みさは縄文土器の中でも随一。」をそのまま頂きます。
解説の様に「美しさ」が強調されたすばらしい美術品です。縄文時代のヒトの美的感覚に驚きます。
細かな解説は抜きにして富士山を表現していることはまちがいなさそうです。
富士山に雲がかかっている姿にも見えます・・・・?
見て感じる人の感覚で解読して楽しんでみてください。どのように感じるかは個々人の感覚にゆだねることになり正解は個人で納得すれば良しとしてください。
3、思う事
これで、32枚の写真の全てを解読してきました。解読は個人によって異なる事が当たり前と考えます。各遺跡でも独自に解読を試み、訂正しながら進むことも必要かと思います。土器を解読しないで「縄文」は語れないと思うようになりました。
正解のない学びでしたが「縄文楽」のひと時を味わいました。
縄文楽 浄山
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