縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「馬立遺跡」(岩手01)「外の土器」

2019年05月19日 | 土器
「早期 馬立(まだて)遺跡(二戸市)
底の尖ったこの土器は煮炊きする際に地面に突きさして使われました。このような形は熱効率が良いといわれています。」と説明が入っています。
土器を見て「海」というイメージが強く疑問に思った。「縄目」の紋様である。
ところがこの土地は海でなく山の生活環境といえます。
他から入ってきた土器とみました。
他の地域から入ってきたと思われる土器は「バラバラ」になって出土していないように感じます。土器を持ってきて使用していた人がいるはずです。
二次的な使用をするか少しだけ壊して送ることをしたと思います。
現実的な解決策だと思いますが想像です。
◇生活の生業がはっきりしません。口縁には何かが張り付いているように思えます。
◇「コンブ」が干されているものと予想を立てました。この土器は「コンブ漁」をしていたと思います。
◇土器の「海」の面が薄くなっているのは、海水が引いて陸化が進んでいることだと想像しました。
土器の形は地形」「紋様は生活環境」と考えています。
 縄文楽 浄山
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