縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「市民考古学」の夜明け

2011年05月14日 | 縄文見聞録

「市民考古学」
このような コトバ を聞くのは、始めてかも知れません。

今回は『第3回 とうや湖 縄文まつり』の一環として噴火湾文化研究所の大島直行氏の講演を聞きました。

大島さんが「市民」というコトバを盛んに使います。

ところで、考古学者は、「何のために」「誰のために」発掘調査をしているのか?
このような提案をしています。

「何のために」 市民のためのもの 学者研究者だけのものにしていないか
          未来を見つめる指標となる
          文化をつくる
          環境問題へのまなざし

「だれのために」市民のために 市民とともにつくる
          市民の視点に立って考え、進める。

大島さんは 市民に 意識付けする場を時ある毎に設定し市民参加を促しています。
遺跡も文化庁から市民参加の管理・運営に方向転換が必要だといった主張だったと思います。
            

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