縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

22三内丸山(縄文の心)

2021年10月29日 | 三内丸山

「縄文の心」

ここに「三内丸山遺跡」の縄文土器があります。

この土器を見ていて、三内丸山の六本柱は両手を合わせた「合掌」の姿が浮かびました。

土器で意味の無いモノはありません。器形や模様には、縄文ヒトの願いや思いが形に模様に作られているのです。このような造形物にも意味があるのです。

自然からモノを頂いたり利用したりするお返しに土器を作って感謝を込めてお返しをするのでしょうか。

命を失くしたモノには感謝と再生を願った儀式を行うでしょう。

縄文中期の遺跡に活気があふれていた時期だと想像しています。反対に衰退していく時期で「生きる」ことを願うためのものだったとも考えられます。

この土器についての解読は未だにできません。

縄文ヒトは「ヒト化」(擬人化)して物事を表すと思います。土偶などが説明されますが土器もヒト化して生きているものとして扱っていると考えられないでしょうか。

六本柱が土器のどこかの部位にあっても不思議ではないと思います。

縄文楽 浄山

 

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