気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

修二会に間に合った良弁椿の一番花

2017-03-13 16:15:08 | 散策
奈良は暖かな朝を迎え、昼前から一雨ありましたが、
朝の自宅稽古を終え、急いで片付けも済ませ
昼から奈良の町へ行かなくてはなりません。

実は今日含め残り三日となった確定申告がまだだったのです。
流石に混んでおり、来年は早くしなければと反省を・・・
ここまで来たのですから、12日の「お水取り」も終わり、
修二会満行・解散の15日14時前まであと50時間を切り、
二月堂へと雨も止んだ曇り空のもと足を進めました。
知事公舎から別火坊の戒壇院を通り、二月堂へは
石畳と土塀の小路の裏参道からのルートを取ります。
  
お水取りの行われた若狭井のある閼伽井屋です。
 
二月堂への階段には今日13日に上堂される松明が10本
堂司さんが、階段を掃除されております。
 
昨日の籠松明の燃え残りのスギの葉を頂き、
家に持ち帰り、祀りました。
 
各局はお参りの方々で大変ですが、練行衆の行の様子を
しばし聞き入らせていただきました。(撮影禁止!)
来年は、是非とも夜に伺いたいものです。
 
階段を降り、もう一つの目当て
千手観音菩薩立像さんのおられる三昧堂(四月堂)横に
良弁椿の花が置かれているのです。
今年 昨年
修二会に一番花が間に合いましたとのこと、
開山堂の庭に咲く良弁椿(のりこぼし椿)は・・・
花が見当たらず、葉の一部に黄色味がかり、
どうしたのでしょうか、心配です。
 昨年
でも開山堂のなかに、良く似た絞りの椿の蕾が?

開山堂の正面に廻いますと、松明が大小二本あります。
(なお奈良の登大路ホテルの玄関先にも)
 
大きい籠松明ということは、昨日上堂に使われた松明の残り、
80Kgの籠松明がこんなに小さくなるのですね。
 
もう一度振り返り、二月堂さんにお辞儀をして帰りの途に

もうすぐ、奈良にも春がやってまいりますね。