気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

月ヶ瀬梅渓へ

2017-03-16 11:43:53 | 散策
昨日は冷たい風が吹き、時折小雨も振る寒ーい一日。朝早くから
下校時の「子供見守り」当番のため9時40分から待っていると、
低学年生がわいわいとしゃべりながら帰ってきます。
”お帰り”というと「ただいま」と返してくれます。
半袖半ズボン姿の子に、”寒くないのー”「ぜんぜん」と
”さよなら、真っ直ぐ帰りなさいね”の声で「さようなら」と。
そして大きな数人の小学生は小さくなったランドセルを背に担ぎ
手には何か広げ、笑いながら帰ってまいります。そういえば
明日は小学校の卒業式、覗き込むと『卒業アルバム』でした。
”小雨が降っているから、大事にしなさいよ”「判りました」
”卒業おめでとう”と言うと「ありがとうございます」と返事が
私の初孫も小学校卒業で、成長が楽しみですが・・・、実は
心に決めた部活のため、部活の強いこの地区の中学へ通うため、
下宿をお願いされており、嬉しいのですが、爺婆が出来ることは
二食とそっと見守るぐらいしかできませんね。

見守ると言えば、この火曜日に、月ヶ瀬梅渓へ観梅に。
奈良市中心部よりも半月ほど遅く3月中旬が見頃となり、
江戸時代後期10万本の梅樹が、現在は1300本にまで漸減したが、
明治中ごろから保勝会が設立され、維持されており、
五月側沿いから斜面に広がる梅林は、一見する価値があります。
梅見期間中は奈良から定期バス(片道1360円、75分)以外に
臨時バスも出ており、車では50分ほどで到着します。
五月川の下流には高山ダムがあり、水を湛えて湖面に
赤い月ヶ瀬橋が映え、下流と上流を眺めます。
下流 上流
橋を渡り、そのあたり、対岸の一目万本を撮ります。

橋のたもとに、梅の資料館が佇んでおり、(後述します)
月ヶ瀬マップを頂き、観梅へ向いました。

代官坂入り口に、名勝指定碑(日本で最初1922年)があり、

急坂を少し上ると五月川が
下流 上流
途中にお地蔵様がほほえんで見守ってくれております。
あともう少しで、なだらかになりますよ。

途中、今年初めての鶯の声を聞きました。ウレシイ
でも気象庁の初鳴日は奈良ではまだ観測されておりません。
探しますが、メジロやスズメと鳶が
 
梅のトンネルを抜け、天神梅林や帆浦梅林から眺めます。
下流
  上流
樹齢二百年の古梅「城州白」も

五月川沿いは7分咲き、梅渓梅林は見頃を迎えており、
この三連休は、最高の梅見日和になりますね。