細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

陽だまりの彼女

2008-11-18 17:53:39 | 読書メモ か行
陽だまりの彼女  著者  越谷 オサム

《内容》
恋の始まりに、理由なんてない。でも、恋の終わりには、必ず理由がある―。運命の人を、そんなに簡単にあきらめちゃって、いいんですか?中学時代の幼馴染と10年ぶりに再会した俺。冴えないイジメられっ子だった彼女は、驚異の大変身を遂げていた。モテ服にさらさら大人ヘア、しかも、デキる女系。でも彼女、俺には計り知れないとんでもない過去を抱えていて…哀しくて可笑しくてふわふわ心温まる、恋する切なさのすべてがつまった恋愛小説。
          (紹介文より)


―――
共に過ごす幸せなときの中
一つひとつのキスが果てしなく続いたらいいのに
素敵じゃないか
二人で思い描いたり、願ったり
望んだり、祈ったりすれば
叶うかもしれないね
そしたら僕たちにできないことなど
何ひとつなくなるよ
僕たちが結婚したらきっと幸せになれるはずさ
素敵じゃないか


―――
今でも、ふいに涙が溢れて止まらなくなることがある。こうして横断歩道の前で信号待ちをしているときなどは、とくにそういう状態に陥りやすい。無意識のうちに手が温もりを求めるらしく、触れれば握り返してくる手がすでにないことを思い出すたびに、悲しみに打ちひしがれてしまうのだ。
      

闇の子供たち

2008-11-18 17:43:48 | 読書メモ 

闇の子供たち   著者 梁石日

《内容》
ヤイルーンは八歳のときに売られてバンコクに連れて行かれた…。幼児売春、臓器売買。抑圧と貧困が支配するこの世界で蹂躙される子供たちの運命を描く。
            (紹介文より)

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