細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

限界捜査    著者 安東 能明

2014-01-21 22:05:22 | 読書メモ 

《内容》

 若い母親は何を求めたのか? 幼い娘の未来はどこへ……。東京・赤羽(あかばね)で女児誘拐事件が発生。疋田務(ひきたつとむ)ら生活安全課の活躍を描く、心揺さぶる新しい警察小説、誕生。人の砂漠と化した集合団地。蠢(うごめ)くのはどす黒い欲と業(ごう)。吐き出しても吐き出しても底知れない。東京・赤羽(あかばね)の巨大団地葵ヶ丘(あおいがおか)に住む北原美紗子(きたはらみさこ)の娘・奈月(なつき)が失踪した。小学一年生である。赤羽中央署生活安全課の疋田務(ひきたつとむ)は部下の小宮真子(こみやまこ)、末松孝志(すえまつたかし)、野々山幸平(ののやまこうへい)らとともに懸命な捜査を続ける。だが一向に消息は掴めなかった。奈月はいったいどこへ。やがて誘拐犯を名乗る人物から身代金要求の電話がかかったとき、事件は予想だにしない方向に暴走を始めた! 怒り、嘆き、哀しみ、そして希望……。心を鷲掴みにする本格新警察小説、誕生!  (紹介文より)