退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#2073: アメリカサービス業はミニマムにってしてますよ。

2024-05-25 20:51:40 | アメリカ便り
また、デブと賢くない人で溢れたアメリカに帰ってきました。
羽田からの全日空はほぼ満杯。
しかしながらこの2,3年、全日空の質(サービス、CA、餌と言ってもいい感じの食べ物))の低下が目立ってきた。
上っ面の良い中身のないCAが増え、12時間のフライトでトイレの掃除もしないなんてことが行きと帰りの便で気づいた。

*私はどういう訳か(多分、一度飛行機の中でトイレに行きたいのに着陸態勢に入ったことでトイレに1時間ほどいけなかったという、死ぬほど苦しい思いをしたことによる恐怖心からと思います)、12,3時間のフライトの中、最初の6時間ぐらいはトイレに行かなくてもいいのですが、その後の6時間余りは1.5時間おきにはトイレに行っているのでトイレの状態には非常に詳しいのです)。そしてこの3年ほどはトイレに一番近い通路側と席を決めているのです。

トイレットペーパーはなくなりごみ入れがあふれかえっている、なんてこと以前の全日空では見られなかったと思う。
以前は2時間おきぐらいにはきれいになっていたのに。
日本中どこへ行ってもきれいな日本のトイレは有名なことなのに、日本の玄関的飛行機の中でこのような状態であるのはちょっとね。
1月に起きた海上保安庁の飛行機と全日空機の衝突では、全日空のCAが見事な連携プレイで乗客全員を助けたのは素晴らしい事でしたが、、、、
食事も実にひどくなった。
会社の利益を食事の質と量を減らして上げようという魂胆が丸見えの昨今の機内食である。
中身のないサービスやら汚いトイレなんて言うようなことはアメリカではごく一般的なもんですが、それが今は日本でも、特にCAと言う教養があふれ、高給取りと言うイメージのサービス業でも行われているとは、日本を日本人を日夜崇拝している私にとっては悲しいことです。
でも、これらのことなんてアメリカのサービス業と比べたら微々たること。
今回はシカゴでの国内線への待ち時間がいつも4時間あるので、カウンターで早いのにしてくれるように頼んでみたら2時間近く早いのにしてくれた。
でも問題は預ける2つのスーツケースのこと。
シカゴで❝チェックがまるでない税関チェック❞をやるので(私はグローバルエントリーと言う、水戸黄門様の印籠のような入管も税関手続きもほぼフリーパスと言う手形を持っているので)、いったんシカゴで荷物を受け取り税関を出たところでまた航空会社にそのまま引き渡すのですが、今回はそれをしないでカウンターに行って早い便にしてもらってから確認してスーツケースを預けようとした。
早い便にしてもらってから、❝スーツケースのタグを早い便のに取り替えなくてもいいのか?❞と聞いたら、❝ノープロブレム❞ と答えた。
それを信じたが、スーツケースを預ける時にも聞いたら、これまた❝ノープロブレム❞。
❝あんたたち自分たちの能力を過信してんじゃないの❞、と心の中で思ったのだが。
先日の学力に見合った知識を持ってるかどうかを調べるテストを、シカゴとその他いくつかの州の中学と高校でやったら、その結果は信じられないくらい悲惨なものだったのを知ってんのかね(はっきりした数字は忘れたが一桁から30%以下だったと思う)?!、と疑ったがそっちがそういうならしょうがない。
これが、私の最終地での3時間半待ちにつながった。
2つのスーツケースの内、1つは早い便で私と同時に着いたが、と言ってもこの荷物を受け取るのに30分待たされた、荷物用のランプが壊れたという理由で。
もう一つはオリジナルの便での中、と言うこと。
もちろん私は航空会社のバカボンズに文句を言ったら、❝それはあんたの責任だ❞、と言われた。
なんで私の責任になるんだ!、私はカウンターの人にも荷物係りにも聞いたんだぞ!と食い下がったけど、馬鹿で自分の与えられらたミニマムの仕事しかしないアメリカ人を相手にしても無駄。
今に見てろ!、社長あてにメールを送るから!
結局は3時間半、空港でまずいBLT(ベーコン、レタス、トマト)サンドイッチを主人と食べて時間をつぶしました。
荷物は無事は無事私のもとに帰ってきました。
皆さん、今まで星の数ほど言ってますがこのようにアメリカでは日本のようなサービスを期待したら絶対ダメです。
サービスと言う簡単そうで簡単な仕事には、❝相手の気持ちを考える❞と言う実にコンプレックスな思考能力が必要だからです。
賢くないアメリカ人には絶対に存在しない能力です。
50年近くアメリカに住んでいる私が言うので本当です。
と書いて次の日になりました。
家に着いたらいつものごとく、山々、いやここには山がないので丘丘に響き渡る、長い間の留守を責める声と嬉しさを表す声が混じったジュンちゃんキキちゃんの叫びに出迎えられました。
今日は空っぽの冷蔵庫を満たすため、スーパー(普通のスーパーと遠くにあるアジアンスーパー)に行き、それから買い出し荷物の整理です。
明日はいつもの日曜日と言うこともあり、息子一家が夕食にやってくる。
孫のかわいい顔を見ることができる!
一日遅れで羽田をたった娘夫婦、無事順調につけばいいけど。

こうやってまた私のアメリカでの生活が始まる、10月に日本に帰ることを夢見て。

ハブグレジュンタのマミー



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1 コメント

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またの帰省を・・・ (あほうどり)
2024-05-26 10:37:26
色々あったニッポンも、楽しめたなら何よりです。
私の身の周りでも色々な方が急逝して気落ちしますが『今が一番若い!』のですから楽しみましょう

日本も世界も風潮が変な方向に向かっている気がするこのごろです。

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