退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

$1433:

2020-06-22 16:00:48 | アメリカ便り

先日タルサで行われたトランプのラリーですが、会場が予定よりもだいぶ空だったと言うことでその理由が明らかにされました。

ネットを通じて100万人がラリー出席に予約を入れたそうですが、と言っても100万人が実際に出席と言うより会場で順番待ちなのだそうです、この予約の数と言うのはK-POPファンとかTikTok(中国ソシャルメディア)がトランプに対する嫌がらせのため、❝予約するだけして出席しないでおこう❞と言った運動を起こしたためだそうです。

選挙活動もこうなっちゃ終わりですね。

トランプさんをサポートするけど、この武漢ウイルス蔓延する中で屋内ラリーをするのは良くはないと思う。

でもこのようなネットを使った悪事はもっと嫌いです。

ある種のサイバーアタックですよ。

親父の回顧録。

結婚式のことで書き忘れたことがあります。

仲人と言うのが結婚式の前に母の相手となる人と喧嘩をしたと言うことで、結婚式前に急遽見つけてきた人と言うのが、結婚式でぐでんぐでんに酔っぱらって自らドジョウ掬いを踊ったと言う私の親父でした。

なんか最初から行く末が見えるような結婚式だったようです。

新居も家財道具もこ汚い布団一式しか持っていなかった親父に呆れながらも、母の父は(結構裕福だったようです)、アパートを見つけてそこに住まわせてくれたそうです。

4畳半一間の部屋だったそうですが、そこで私と兄は生まれましたが、私達が生まれる時も親父としての感激なんてことは一切なく、どこかで酒を飲んでいて行方不明のため病院には親戚がつれていってくれたそうです。

兎に角、酒を中心に人生が回っていた人でした。

仕事するより、いかに酒を飲むかに全神経を集中させていた、と言ったところです。

一応、警官だったから給料は入っていたんですが、給料日には母親が飲み屋の借金払いにあちらこちに歩き回っていました。

朝、親父の寝ている布団を引っ剥がし、いかに仕事に行かせるかと、私達家族は苦労しました。

夜勤がえりは朝から飲み屋に行って飲んで夜に帰って来るなんてことも毎度のこと、夕方帰りの時はもう絶対まっすぐには帰ってこない。

ネオン輝く盛り場が呼んでる、と言う感じでした。

もう立派なアル中でした。

酔いつぶれて、パトカーに送られて帰って来るなんてことも日常茶飯事でした。

よくこれで警官、首にならなかったもんだ。

今だったら、即懲戒免職でしょう。

私が中学1年生の時は官舎を燃やすなんて言う悪行もやらかしました。

私と母は一生懸火を消そうとしましたが、親父は真っ先に家から飛び出してしまった。

この時です、❝この親父はもう見限ろう、期待はしないでおこう❞、と悟ったのは。

もう無理と言うことで、母と私は外に出ましたが、兄が家の中で寝ていたことを思い出し周りを見るとどういうわけか兄がそばに立っていました。

そして燃え上がる火の中に親父がいれば良かったのに、とふっと淡い期待がうかびました。

おかげで私は1学年で学校を3回変わると言う、まるでサーカス小屋で生活している子供のような経験をしたのです。

この続きはまた次回です。

ハブグレジュンタのマミー

 

 


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8 コメント

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Unknown (Mrs.Coron)
2020-06-23 06:59:24
おはようございます。
「よくこれで警官、首にならなかったもんだ」
そんな時代だったのでしょうかねぇ?
その時代の「警官」といえば、一応社会的地位は会社・工場勤め人より上だったかも。
酒好き・飲み方が下手というのは
私も思い出に重なるところがあります。
マミーさん、お父様の「嫌な思い出」
時として「憎しみさえ抱いた(?)思い出」と書いておられますが、
案外そうやって思い出されていることが
お父様の供養になっているのでは?と
勝手に解釈しています。

ところで、話変わりますが、
例の日本の「新型ウイルス感染症」騒ぎの発端となったといってもいい
「ダイヤモンドプリンス号」について、
今朝の朝刊に、当時の乗員に運航船会社が
「奮闘をたたえます」というメッセージカードとともに
「船の外観を刻印した金色のピンバッチ」
を贈ったそうです。
確か運航会社アメリカでしたよね。
運航会社の後始末の一環として
当時のスタッフへの心使いは「優」に近い「良」だったと思います。
「優」としておきましょかねぇ。
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続き希望 (あほうどり)
2020-06-23 11:35:14
ん~、御父堂さま豪傑ですね。
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なぜ? (mio)
2020-06-23 21:39:32
トランプさん、悔しいでしょうね。何故移住を許可したヤツラからこんな思いをさせられるのかとか?

それとも、小さい事は気にしないのでしょうか。まあ、この時期集会は、ちょっとマズイかな。

それにしても、お父様、お堅い職業なのに、お酒飲みでしたか。

結婚式の時、お相手が急遽お父様に変わられたのですね。で、フタを開けてみれば大酒飲みだった・・・・

しかし、お酒も「お金が無いと買えない」でしょうに。

お給料は多かったんでしょうね。お母様のご苦労が目に浮かびます。

昔の結婚なんて、見合いして、俯いたまま退席して、ロクに顔も見なかったと聞きます。

我が母も、同様で、お式の時初めて顔を見て、案外ハンサムだったので、ほっとしたとか言ってました。ま、俳優のはしくれでしたから、顔はね、男前でしたが、結婚生活には向かない男だったと思います。
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Mrs. Coronさんへ (ハブグレジュンタのマミー)
2020-06-24 06:24:18
今の時代、同じことをやっていたら即、首ですよ、まったく。
親父に対する供養なんてありませんよ。生きている時に一生懸命供養していたから:)給料の多くは飲み屋の借金返済に。母は常に内職していました。忘れたい幼少期でした。
ダイアモンドプリンス、アメリカの会社です。そんなことしたんですか。でも治療した日本の医者や自衛隊には感謝の言葉はあったんでしょうか? 日本のマスコミは失態だったとか言っていたみたいですが。でも武漢ウイルスの感染力ってすごいですよね。香港で下船した一人の中国人からあれだけの人数が感染したんだから。この中国人の動きってなんかおかしかったんですよね。ある説ではウイルスをばらまくために乗船したと言われています。陰謀説です。
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アホウドリさん (ハブグレジュンタのマミー)
2020-06-24 06:25:14
豪傑じゃないです、アル中なだけです。
根はすごい小心者です。
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mioさんへ (ハブグレジュンタのマミー)
2020-06-24 06:31:41
酒のみと言うより酒に飲まれていましたね。
生活が酒中心なんですよ。飲むことしか考えていない。自分の親ながら、何と無駄な生き方だったか、と哀れに思います。もちろん警察の給料はあったけど飲み屋の借金で消えました。親父曰く、あの頃はみんな貧しかった、で終わりですから。結構裕福に幸せに暮らしていた母は結婚して人生が変わりました。でも根性があったので実家に逃げずに頑張りました。毎日内職でしたが。
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Unknown (Mrs.Coron)
2020-06-24 10:12:07
「ダイヤモンドプリンセス号」における
一連の日本政府・医療関係者に対し
在日米国大使館ヤング臨時代理大使が
メッセージビデオで「感謝」を述べていました。https://youtu.be/QBoyhrXZeCQ
臨時代理大使が米国政府の代表発言になるかはわかりかねますが・・・・
韓国メディアは、「衛生先進国日本」は
何をしているんだ?と揶揄ってましたが。
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Mrs. Coronさんへ (ハブグレジュンタのマミー)
2020-06-25 11:24:28
動画の紹介、ありがとうございます。わかる人にはわかってもらえるのはうれしいですが、どうしてこうも意見の違いが出てくるんでしょうかね。やはり、サイエンスよりも政治が入ってくるせいでしょうね。
最近、アメリカのテレビで紹介した番組では日本は十分にテストをしないから感染者が少ないのだとか、いまだに言ってます。方や、韓国はテストをたくさんやって素晴らしいとか訳の分からないことを言ってました。こちらもテストテストと訴えるグループと症状が出てからテストと言うグループに別かれています。トランプさんは症状が出てからテストと言ってます。
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