退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#785: パーティーでの議論を書こうとしたけど、、、電話は怖い

2016-12-21 22:29:33 | アメリカ便り
先日の続きを書こうとしたけど、やめて昨日から娘を悩ましていることを書きます。
これは誰にでも起こることと思います。

昨晩夜遅く、娘の携帯に迷惑メッセージが10個ぐらい入ってきたそうです。
まるっきり知らない人からで、調べてみるとシカゴの誰かから送られてきたそうです。
内容を読むと、たぶん教養のない黒人と思われますが、メッセージ男の奥さんだか、ガールフレンドだかが間男をしてメッセージはその間男に向けて送られたものでした。
ぼろくそにこの間男をけなし(非常にいやらしい表現を使っていました)、コロスとか何とかも書いていました。
非常に神経質な娘、今日行った歯医者で虫歯治療のために打たれた痛み止めが3時間たっても効いているので、このまましびれたままだったらどうしよう、なんて感じなんです。
そんな娘がこのようなメッセージをそれも夜中に10個も受け取ったらから、泣きそうな感じでした。
私は、“間違って送ったものなんだから”心配ないといったけど、私も実は心配。
そのメッセージと同じような内容のものが先ほどまた送られてきました。
内容はまあ昨晩のと同じようなものでしたが、その間男、メッセージ男の家に行ったそうです。
そこで何があったかは知りませんが、コロスとか言っておきながら、メッセージ男は間男をコラサず、娘のところにメッセージを送り続けたみたいです。
そしてメッセージ男には子供もいることがわかりました。

娘の心配は最大限に達しました。
シカゴの犯罪率はそれも殺人が非常に高いです。
それにアメリカ、殴り合いなんてちゃっちい喧嘩じゃないのです。
ガンが出てくるのです。
それもほとんどが、教育レベルが低い人たち相手です。
レナの推理というか心配事は次のようです。

メッセージ男が本当に間男を殺し、その後、メッセージを送っていた相手がその間男ではないとわかる。
そして、“自分はいったい誰にメッセージを送っていたんだろうか”と平常に戻り調べ始め、娘のことがわかる。
そしてメッセージ男は殺人を犯したことがばれるのがいやで、今度は娘をコロシに来る。
なんてシナリオが娘の頭の中に出来上がっているようです。
私は考えすぎと思うのですが、娘の前で心配な顔はできません。

かといってアメリカの無能な警察に行くのも、特に私の住んでいる西地区は犯罪がほとんどない、あっても万引き程度か酔っ払い運転程度のところなので、そんなところで働いている警察官、絶対信用はしません。
娘の心配事を相談に行ったら余計こんがらかり、危なくなりそう。

それで先ほどからインターネットで電話番語ひとつでどの程度の個人情報が得られるか調べました。
別にロシアや中国でなくても誰にでもハッキング(ちょっと違いますが)できるんだと思わせてくれました。
名前だけでも、電話番後だけでも1ドル出せばネットで住んでいる場所がわかるのです。
おまけに携帯の発信電波で今いる場所もわかるのです。
こんなにプライバシーが公に暴露されているなんて、ひどいものです。

というか娘でなくても怖いです。
ネットの情報が犯罪を呼んでいます。

ちょっと何とかできないのでしょうか。

間違いテキストメッセージを受けるだけで犯罪にかかわることになるなんて誰が考えるでしょうか。
でも考えなくてはいけない社会となってきているのです。


ハブグレジュンタのマミー