退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#774: 地球の反対側に住んでいるということは、、、

2016-12-03 22:20:15 | アメリカ便り
つまり、身内の死に目には会えないということなのです。
今日は変な題ですが、母親のことを考えていたら“ふっと”思いついたのです。

アメリカに23歳できてまもなく40年。
その間に祖父母がなくなり、父親が亡くなり、兄が半分死にかけました。
母親はまもなく89歳。
施設でお世話になっていますが、電話をかけるたびに“自分の家があるのにどうしてすめないのだ”とか“姥捨て山に入れられた”とか、まあ、ボケた老人が言いそうなことを次々に口から吐き出してきます。
ということで、だんだん電話をする回数も減ってきて、今はは1週間から2週間に1回となりました。
周りの人たちがいるのに平然と施設、仲間の愚痴も言う母親、言っていいことと、悪いことの区別がつかないのです。
そして頼れるのが私しかいないと言うことを、ぼけた頭の中で本能的に感じているため、私のことしか考えないようになってきたようです。

そんな母親もいつかは亡くなるでしょうが、その時、私が母の枕元にいるということはほとんどないと思います。
父親の時もそうでした。
もう9年になりますが、電話をもらったのはクリスマスの直前の21日。
旅行シーズン真っ盛りのとき。
飛行機のチケットをようやくとり、空港に行くといつものシカゴ行きが悪天候のためにキャンセルとなり、デンバーから、サンフランシスコ、東京となりました。
その飛行機も遅れ、デンバーに着いたのは夜中の1時。
おまけにゲイトについたはいいけど、飛行機のドアがあかない。
そのまま飛行機の中に20分閉じ込められるという前代未聞のことがおきてしまった。
もちろんサンフランシスコ行きにも乗り遅れデンバーのホテルに一泊。
朝早く、サンフランシスコ、東京、札幌となりました。
着いた時はお通夜が終わっていて告別式の前夜。
日本に立つ前に友達に連絡していたので、一人は家に帰ってきた父親のとなりで母と一緒に寝てくれたそうです。
“ドライアイスが”スースーして寒かった”と言ってました。
ありがたい友達です。

母親がなくなるであろう時、いろいろ段取りをしてくれるはずだった兄はそれが不可能となってしまった今、考えます。
どうしようって。
友達、レイちゃん、親戚(と言っても残り少なくなってきましたが)を頼るしかないです。

みんなそのときはよろしく!!!
ちょっと変な話でしません。


ハイウェイから


チキディー


先日の帰郷、羊蹄山


白老アイヌ村


アイヌ村にいる、ソフトバンクのお父さん犬の親戚 北海道犬またの名をアイヌ犬


我家の甘やかされてぬくぬくと生きています。ジュンちゃん


ハブグレジュンタのマミー