退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#514:帰ってきました。

2015-07-17 22:21:55 | アメリカ便り
お久しぶりです。
昨夜無事、75%デブの国アメリカに帰ってきました。
シカゴで満杯の飛行機から、まるでアウシュビッツの収容所から吐き出される囚人のように出てきたら、待っていたのは長蛇の列のイミグレーション。
それでも、私はグリーンカード(永久在住権)を持っているので待つ時間は1時間ぐらいでしたが、アメリカ国籍もグリーンカードも持っていない人だったら2時間はかかっていたでしょう。
イミグレーションのお兄さん、得意そうに“こんなのなんのなんの”といってました。
万里の長城のような長さでした。
本当に人間を人間と見ない、シカゴ空港のイミグレーションでした。
イミグレーションを見て、その国の機敏さや他人への思いやりを知ることができると言っても過言ではないでしょう。
つまり、アメリカにはそれらがないのです。
特に機敏さというもの、何に対しても苛立たしいほどありません。

日本では安保法案が可決されました。
日の丸万歳の私はこの法案に反対です。
でも私の反対の理由は他の人達とのそれとは少々違っていると思います。
日本は戦争が放棄できる正当な権利を憲法で守られています。
戦争に参加しなくても良いなんて、現状では特権です。
その特権を、わざわざ憲法の解釈を変えてまで、放棄する必要があるとは思えません。
更に、欧米が勝手にはじめた戦争に、連合軍となって参加する意味が解りません。
連合軍に加わった為に起きる負の影響の方が大きいと思います。
特に発生する脅威はイスラム国だと思います。
この国というより団体は、単細胞集団。
つまり、理屈が通らないいじめっ子集団。
ほっとくのが一番。
めちゃくちゃ中東情勢、日本のような世間知らずの国は介入しないのが一番。

自衛隊という名のとおり、日本の軍隊は自国を守るだけでよいのです。
つまり、中国、ロシアだけを眼中に入れておけばよいと思います。
中近東にまで行って戦争介入しなくても、日本沿岸で中国、ロシアに対抗していれば良いと思います。
日本が持つ集団的自衛権に対する考えが、欧米が持っているそれとは違っているかもしれないし。

更には、大国小国貧富にかかわらず、ほとんどの国が武装されている今、軍力を増大してもしょうがない様な気がします。
かえって、“無は力なり”で行ったほうが良いのでは。

では、また。
ハブグレジュンタにマミー