心の風景 認知的体験

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長生きリスク

2007-12-07 | 心の体験的日記
ある銀行のキャッチ
「あなたの退職金、あと14年でゼロに」
そうかー。79歳でダメか
確かに、長生きリスクというものがあるなー
給料が稼げなくなったら、その時点でころりが一番だが
そんなに都合よくはいかないからなー、

認知的体験 再掲

2007-12-07 | 心の体験的日記
●認知的体験05/12/16海保
「書けない」
朝起きても、書けない。書けないからおきるのがつらい。寒いし、眠いし、寝床でぐずぐずしてしまうことが多い。画面を開いても、書けないので、こんな体験記を書いている。まずい状況になってきた。すでにこの状態で1週間になる。
●認知的体験05/12/15海保
「ヒューズが飛ぶ」
40Aの契約であるが、冬になると、乾燥機や皿洗い機を使っているときに、エアコン暖房を入れようものなら、すぐにヒューズが飛ぶ。うれしいことにパソコンは別系統の電源なので大丈夫。11月の電気代、18000円なりは、予想よりは低かったが、来月は2万円を超えるだろう。高い!!
今日の万歩計8167歩(万をめざしたのだが)
●認知的体験05/12/15海保
「からだがかゆい」
冬になると、足などを中心に身体がかゆくなる。昨晩はあまりのかゆさに目がさめてしまった。TVコマーシャルでそんな時の薬が宣伝されていた。早速買いに行こう。医者にいくほどではなさそう。

周囲の刺激と親しむ

2007-12-07 | 心の体験的日記

2 周囲の刺激と親しむ

 感覚遮断実験というのがある。これは、ふだん、人間に与えられている刺激、たとえば音・光はもとより、場合によっては皮膚感覚・重力までを極端に制限した状態に人間を隔離したら、一体何が起こるかを調べようという実験である。
 大学生に実験内容を説明して協力してもらう。学生の方は、軽い気持ちで実験室に入ってくれる。ベッドに横になって、時々簡単なテストに答えていればアルバイト代がもらえるのだから、何日でも部屋に入っていられそうに思う。
 ところが結果は、一二名の学生全員が三日以内にギブアップしてしまったのである。
 これは、退屈さに耐えられないということもあるが、それ以上に、刺激のない状態に我慢がならなかったようである。数時間すると、もう自分で歌を口ずさんだり、からだの一部を叩いたりして自分から刺激を発生させ始める。やがて幻覚のようなものがが出てくる。頭の中で、みずから刺激を作り出しているのである。
 周囲から邪魔されないので集中してものを考えることができるだろうという学生の期待は見事に裏切られて、頭の働きは支離滅裂になってしまったのである。
 人間は環境の中で生きている、というより生かされている。おおげさに言えば、環境からのもろもろの刺激が人間の生存を保証しているのである。飛行機の音から、台所の生活音、子供の泣き声、ネオン照明のチラツキまで、すべてが生きていく上での貴重な支えとなっているのである。
 これがまず、この実験からの教訓の一つである。たしかに、いずれの刺激も過剰になれば、うるさく感じるかもしれない。しかし、それでも、それがわれわれの生存を助けていると考えれば、寛大な気持ちになれる。
 感覚遮断実験の第二の教訓は集中力に関係する。
 集中しているときは、周囲のことはまったくと言っていいほど気にならない。あたかも、まわりからの刺激が突然まったくかき消えたかのように感ずる。
 しかし、実はこんな時でも、周囲の刺激の入力はたえまなく続いているのである。ただ意識にのぼらないだけなのである。もしこれらの刺激がなくなったら、とたんに、集中できなくなる。
 要は、あなたの身の回りの環境をむやみに拒絶せずに、それにともかく親しむことであり、友達になってしまうことである。