心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

朝倉心理学総合辞典

2007-12-28 | Weblog
03/4/24海保 
                    現在概算で2720枚程度 1部 心の研究史と方法論 佐藤達哉・立命館大学310枚 1章 心理学の歴史  佐藤達哉・立命館大学 100枚 2章 心理学の方法論  渡邊芳之・帯廣畜産大學 60枚 3章 心理学の技法 150枚 3.1 実験法 20枚 海保博之  3.2 調査法 30枚  3.3 観察法 20枚 板倉昭二(京大)または大神英裕(九州大)     3.4 心理データ解析 50枚 足立浩平 (立命大) 3.5 質的方法 30枚 やまだようこ・京都大学 2部 心の脳生理学的・比較行動学的基礎 160枚                  岡市広成・同志社大学 4章 心の脳生理学的基礎 岡市広成・同志社大学 80枚 5章 比較行動学的基礎 実森正子・千葉大学 80枚 3部 心の知的機能 楠見孝・京都大学 500枚 6章 視知覚 乾敏郎・京都大学 80枚 7章 聴覚 中村・大阪大学 60 8章 注意 横澤一彦・東京大学  70枚 9章 記憶 伊東祐司・慶応大学 80枚 10章 思考 鈴木宏昭・青山学院大 70枚 11章 言語 小林晴美・東京電気大 80枚 12章 知能、創造性   比留間太・関西大学     50枚 13章 知的機能の発達的変化 足立智昭・宮城学院女子大学 80枚 4部 心の情意機能  大平英樹・名古屋大学 340枚 14章 感情 大平英樹・名古屋大学 80枚 15章 動機づけ         鹿毛・慶応大学 80枚 16章 パーソナリティ 菅原健介・聖心女子大  80枚 17章 情意機能の発達的変化 遠藤利彦・京都大学 100枚 5部 心の社会的機能 大淵憲一・東北大学 320枚 18章 社会的行動 大淵憲一・東北大学  120枚 19章 ジェンダーの心理学 伊藤祐子・聖徳大学 60枚 20章 心と文化 唐沢真弓・東京女子大 60枚 21章 社会的行動の発達的変化 本郷一夫・東北大学 80枚 6部 心の病態と心理学的支援(あるいは「心の病態と臨床」) 合計340枚  22章 ストレス 100枚  1節 健康とストレス:津田 彰(久留米大学) 50枚  2節 学校適応とストレス:倉光 修(大阪大学)または鵜飼美昭(日本女子大 学) 50枚 23章 病態心理と心理学的支援 120枚  1節 病態心理の理解(心理アセスメントの話です):考慮中 40枚  2節 病態心理の諸相:丹野 義彦(東京大学) 40枚   3節 さまざまな心理学的支援(心理療法の話です):小川 俊樹(筑波大学)?  40枚 24章 社会病理と心理 120枚  1節 犯罪:考慮中 40枚  2節 心的外傷:小西聖子(武蔵野女子大学)?他に適任者? 40枚  3節 文化適応(異文化):石井 宏典(茨城大学)(東北大学出身で、5部20 章の候補者と      なっている可能性も高い)?大江 篤志(東北学院大学)? 40枚 7部 心理学の拡大 海保 440枚  22章 経済心理学 坂上・慶応大学 40枚 23章 消費者心理学 竹村和久・早稲田大学 40枚 24章 組織心理学 田尾・京都大学 40 25章 メディア心理学 坂元章・お茶水大学 40 26章 感性心理学 行場・東北大学 40 27章 交通心理学 蓮花一己・帝塚山大学 40     法心理学 千葉大学 黒沢香先生 28章 リスク心理学 吉村肇子・慶応大学 40 29章 環境心理学 40枚 岩田・大坂おおいん大? 30章 家族心理学  40 柏木恵子・文教学院大 31章 老人心理学 井上勝・筑波大学 40 8部 心理学の周辺 海保  190枚  32章 意識  50枚 信原幸弘・東京大学 33章 身体論 40枚 福島真人・東京大学 34章 人工知能 40枚 柴田正良・金沢大学 35章 生態論 30枚 三島博之・福井大学 36章 社会的構成主義 30枚 小松栄一・立正大学非常勤 ***** 環境 経済心理学 坂上 化粧 交通 三浦 組織 芸術 ゲーム理論 障害 加齢  ロボット インターネット 坂元 平和 消費行動 竹村・早稲田大学 健康 家族 倫理 心の理論 子安 PDP リスク心理学 岡本 ヒューマンエラー 広告心理学 メディア心理学                

頭の活性化

2007-12-28 | 認知心理学
11111222223333344444 20文字/1行 60行 文字のみ 頭を柔らかくする(2)
キーワード「知識の活性化」
キーフレーズ  眠っている知識を揺り起こす

●知識は知的活動のインフラ  我々の頭の中には、この世に生まれてからこれまでの学習によって獲得された多彩かつ膨大な知識が詰まっている。その知識を使って見たり、覚えたり、考えたり、判断したり、行動したりしている。  知識は知的な活動のインフラ(基盤)なのである。だからこその日々の学習なのである。

●知識も眠る  ところが、さんざん苦労してたくさんの知識を仕込んでも、それを使うべきときにタイミングよく使えないということがしばしば起る。知識が眠ってしまっているのである。  たとえば、50歳代からそろそろ頻発しだす「喉まで出かかった現象」がある。確実に知識として持っているのはわかってはいても、肝心の名前がそのときに出てこない現象である。「あの人あの人」「あそこ、あそこ」を口走ることになる。  これほど極端でなくとも、過去に仕込んだ知識がタイミングよく使えないということは、残念ながら実に多い。試験での失敗の多くは、それである。試験の終ったあとで緊張が解けると「あっ!!そうだ」となる。

●知識も準備体操が必要  運動するときには、準備体操をしてからだをほぐす。知的活動も同じで、使いそうな知識を使えるように、あらかじめ準備体操をしておくのがよい。  左のクイズをやってみてほしい。知識の準備体操の効果が実感できるはずである。この場合は、わざわざ誤りが起るように仕組んであるが、我々は、このようにそのとき活性化している知識をもっぱら使って知的活動をしているのである。  不適切な知識を活性化してしまうと誤りが発生するが、適切な知識を活性化しておけば、知的活動が促進される。「よくわかる」「なるほど」ということになる。  だとすると、知的活動をする前に、できるだけたくさんの関連する知識をあらかじめ活性化する方策を立てるのが得策である。

●知識を活性させる  実は、そんな工夫が、知ってか知らずか、至る所でなされている。たとえば、こんなことである。  読み終った本を本棚に置いておくことで、それを見るたびに、本から仕込んだ知識に思いをはせる。  あるいは、人に自分の思いを話す。話すことで、大事な知識や自分の思いを作り挙げている知識を確認できる。  要するに、頭の中に知識をしまいこんだままにしないことである。  折に触れて知識を使うような心がけることが肝心である。そうしないと、不良在庫の山を頭の中にかかえこむことになってしまう。  
**本文59行
******** クイズ「頭の準備体操をする」 A)次の問に答えよ。 (1)腕や脚の関節があるところを何と言うか。 (2)イタリアの伝統的な食べ物で、日本では宅配してくれるものは何か。 (3)海外旅行で絶対に必要な書類は何か。 *************追加 B)「ひらやま」「ひらやま」と10回口に出して言ってみてください。  では、「世界で一番高い山は、なんと言う山でしょうか」 「解説」 A)(3)まできて、つい、「ビザ」と答えてしまったのではないだろうか。(1)と(2)の質問に答えるために、「ピ」のつくことばをあれこれ探しために、それらのことばが活性化して、その活性化したことばの中から(3)の答えを思わず言ってしまったのである。正解はパスポート。 ******追加 B)思わず、「ヒマラヤ」と答えたくなってはずである。これもA)と同じで、音の類似したことばの活性化がもたらした誤りである。正解は、エベレスト(チョモランマ) ***************** 図 知識のネットワーク 知識は頭の中で、ネットワークをなしている。ノードを形成する一つの知識要素(ことば)は、別のノードとリンクで結ばれている。一つのノードが使われると(活性化すると)、その活性がリンクを伝わって近接のノードを次々と活性化させる(活性化の伝播)。 図 *******************************************
頭を柔らかくするポイント「活性化」
(1)頭も準備体操が必要
(2)情報を見えるようにしておく
(3)人に話したり、連想したりして、知識   を使うように心がける。 *********************

*********追加の図(写真) ●頭を活性かするための書斎の設計  写真は、筆者の書斎の本棚である。外目には乱雑きわまりない。これに耐えきれない家内がときどき乱入してきて、きちんと整理してしまう。  しかし、この乱雑さの中に頭の活性化のためには必須の仕掛けがしてあるのだが、結婚30年たっても、なかなかわかってもらえない。  「見えること」「違いがわかること」「まとまっていること」がポイントである。

スポーツ科学人気

2007-12-28 | わかりやすい表現
 スポーツ科学に詳しい関西学院大社会学部の河鰭(かわばた)一彦教授(43)は、体育教師が実技だけを指導していればよかった時代は終焉(しゅうえん)を迎えたと指摘する。「これからは、科学的な根拠に基づいて健康を守る指導が求められる。競技しか教えられない昔ながらの体育教師は駆逐され、知的な教員が増えるだろう」と予測している。
(12・28日gooニュースより)




都合のわるいことの記憶

2007-12-28 | 心の体験的日記

チャールズ・ダーウィンは自説にとって「つごうの悪い」事例に出会った場合には、これを必ずノートに記録していたという。かの天才の記憶力をしても、「自分にとってつごうの悪いこと」は記憶し続けることが困難であったからである。
「自分にとってつごうの悪いこと」はつねに念頭に置かれてあるより、抑圧されていた方がたしかに私たちにとって生存戦略上には有利である。
(内田ブログより)

因果関係

2007-12-28 | 心の体験的日記
●「因果関係」  
因果関係は、次の3つの要件を満たす必要がある。  
一つは、影響力である。原因(独立変数)が結果(従属変数)を引き起こす力がなければらない。  
2つは、時間的順序性である。原因が結果より時間的に先行しなければならない。  
3つは、十分条件である。原因があれば結果が起こらなければならない。  実験法では、こうした要件を満たす因果関係を人為的に確認することになる。

直角でおきるヒューマンエラー

2007-12-28 | ヒューマンエラー
●たとえば、「直角」で想定されるエラー  
建築物には「直角」が実に多い。段差がその一つ。もう一つの直角は、廊下である。いずれもエラー、事故を誘発する。  

直角の廊下での出合頭のぶつかり事故を例にとれば、前述の3つのヒューマンエラーは次のようになる。
「思い込みエラーの例」 ・夜なので誰も来ないはずとの思い込みで歩く速度をゆるめな かったためぶつかってしまった。 ・前を行く人が曲がったので大丈夫と思い込んで曲がったら、 あやうくぶつかるところだった。

「うっかりミスの例」 ・書類を読みながら歩いていてぶつかってしまった。 ・突然、携帯がかかってきてそれに気をとられてしまい、ぶつ かってしまった。

「確認ミス」 ・カーブミラーを見ないで曲がってしまいぶつかってしまった。 ・足音に注意して確認はしたつもりだったが、ぶつかってしま った。