心の風景 認知的体験

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家のリホーム

2007-12-05 | 心の体験的日記
新築を買ったのが25年前
22年間、空家のままほっておいた。
3年前からすみ始めた。
この間、一度だけ、外壁塗りとシロアリ駆除をした。
2度目の外壁塗りをすることになった。
ついでに屋根瓦も。
しめて130万。高いの安いのか。近所でやっていたので、頼んだ。

あと20年住みたい。となると、やはりリホームは必須らしい。
お金がかかる。

写真は研究室の本棚

子どもの失敗力が低下している

2007-12-05 | わかりやすい表現

今の日本、子どもの頃から大事に育てられ失敗経験が少ないためか、失敗に弱い人が多くなってきているような気がしてなりません。ちょっとした失敗で立ち直れなくなってしまったり、失敗を恐れて何事にもしり込みしてしまうような傾向が強くなってきているようです。
先日発表された日米中韓の高校生の意識調査でも、日本の高校生のこのあたりの傾向が際立っていました。「偉くならずに、のんびり」が他国に比してだんとつに高くなっていました。
もう一つ、日本社会にも、失敗に弱い人をどんどん作り出しているようなところもあります。学校、職場、社会全体が、失敗することを過度に責めてしまう雰囲気があることです。

2007-12-05 | 認知心理学
勘 究極の発想法を使う
******* ポイント
1)強い問題意識と解決への意欲を持つ
2)新鮮な体験をする
3)知的好奇心を絶やさない
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●勘は身につけることができるか  勘の良し悪しは天性による部分が大きいようには思う。しかし、「勘を磨く」という言い方もあるのだから、それなりの努力をすれば、勘も身につけることができるはずである。  さらに、「勘が冴(さ)える」とも言うのだから、持ち前の勘をうまく発揮できる状況とそうでない状況もあるように思う。勘を冴えさせる状況作りもありそうだ。まず、こちらのほうから考えてみる。

●勘を冴えさせる  勝負好きの人なら誰もが勝負勘なるものがあることを実感しているはずである。勝ちにつながる手がふっと浮かんでくるあの感触である。  その状況を分析してみると、3つの特徴が浮かんでくる。  一つは、強烈な目的意識と問題意識である。勝ちたい、そのためには状況の何が問題なのかを明確に意識している。  2つは、集中である。そのことにだけ心のすべてを集中している。  3つは、したがって、活発かつ焦点を絞った情報収集と情報処理が頭の中で起こっている。  勝負の時に限らず、こうした状況に自分を追い込むことが、持ち前の勘を発揮させることにつながるはずである。このあたりの感触をつかんでいただきたいと思い、クイズ1を用意してみた。暇と挑戦心のある方は是非。

●勘を磨く  では、どうしたら、勘は磨けるのであろうか。  勝負やパズルでは、解くべき問題がはっきりしている。しかし、日常の仕事では実はここが問題なのである。解くべき問題が何かがわからないのである。そもそも問題が存在することの意識さえないことがある。こんな日常では勘を磨く機会はまったくない。  日常から離れて新鮮な体験をすると、視界が広くなって、いつもの仕事についても、おもしろい問題意識が生まれてくるかもしれない。  あなたの体験の新鮮さをチェックするために、右頁に「感度の自己チェックリスト」を挙げてみた。こんなところから自分を変えてみるもの、間接的ではあるが、勘を磨くことになるはずである。  問題意識が強ければ強いほど、見るもの聞くことすべてが勘を触発してくれる。ヒントが外から内(頭)から押し寄せてくるような感じになればしめたものである。  情報化社会では情報はあふれかえっている。しかし、それは逆に、肝心の情報を隠してしまうノイズが多いことでもある。そこから今の自分の問題を解決する情報を拾い上げるには、漫然と情報とつきあっていてもだめである。強烈な問題意識と、新鮮な体験を求める知的好奇心が必須である。  
******本文60行

******クイズ1「勘の冴えを体験する」 次のパズルを考えてみよ。 「問題」 10円玉10個で作った次の3角形を、10円玉3個だけを動かして、逆の3角形にしてみよ。      10     10 10    10 10  10   別添   10 10 10 10 「解説」  問題状況は単純明解である。あとは解こうとする強い意思と集中である。  ヒントは、頂点の3つをどう動かすかである。このクイズはあの超ベストセラーでロングセラーの多湖輝著「頭の体操第2集」(光文社)からのものである。  なお、パズルには、この問題のように、勘によって解ける「洞察パズル」と、詰め将棋などのように論理的な詰めによって解ける「アルゴリズム・パズル」とがある。もちろん、洞察パズルのほうが勘を磨けることになる。
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チェック「あなたの体験感度を診断する」 次の12項目について自己診断してみよ。 別添 「解説」  日経リサーチ(98年1月号)で公開しているものである。この自己診断尺度は、「体感重視」、「フットワークの良さ」、「連想促進」の3つのカテゴリーから構成されている。  こうした体験を生活の中に組み込むことが勘を磨く(高感度人間になる)ことにつながる。  同じ状況でも高感度人間(「はい」が9個以上)と低感度人間とでは体験の量も質も違う。それが、勘の陶冶の違いにもなる。