日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「津波伴うM8級、1か月内にも再来…専門家」 読売新聞

2011-04-15 08:04:16 | 日月神示の実践

<読売新聞より転載>

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津波伴うM8級、1か月内にも再来…専門家

 

<script type="text/javascript"></script> <script src="http://as.yl.impact-ad.jp/bservers/AAMALL/acc_random=18638563/pageid=16396825/S0=10198/S1=10153/S2=11135/S3=11136/S4=11772/S5=10907/AAMB0/SITE=SCIENCE/AREA=P.RECTANGLE/AAMSZ=300X250/OENCJP=SJIS"></script> <script type="text/javascript"></script>

<script type="text/javascript"></script>

 日本海溝の東側で海のプレート(岩板)が引っ張られる力が強くなっているためで、早ければ1か月以内に津波を伴う地震が再来する危険がある。

 M9・0の東日本大震災は、押し合っていた海のプレートと陸のプレートの境界面が破壊されて起きた。そのため周辺の地殻にかかる力が変化し、東日本全体で地震が誘発されている。

 京都大防災研究所の遠田晋次准教授(地震地質学)は全地球測位システム(GPS)の測定データから、海のプレート内部で引っ張られる力が強くなっていることを突き止めた。明治三陸地震(1896年)の37年後、昭和三陸地震を起こしたメカニズムと共通しているという。「今、昭和三陸規模の地震が起きると、仙台市で10メートルの津波が押し寄せる計算になる」と言う。

2011年4月14日19時01分  読売新聞)
<転載終わり>
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 このブログを読まれている方は、既に次の地震を想定されていると思いますが、読売新聞でも1ヶ月以内に大きな地震が発生すると言ってます。危機をあおるサイトではなく、新聞が言ってるので、ちょっとびっくりしました。
 既に覚悟を固めている方も多いと思いますが、来るべきときに備えて準備しておいたほうがよいと自分では思っています。今週末は、家具の固定やペットボトルの買い置き(2Lを6本くらい)を少しやろうと思います。
 米は3年前から備蓄してますので、かなりあります。玄米は2年くらい常温で置いておいても平気ですね。乾麺もありますし、懐中電灯なども用意してあります。この前の停電のおかげで、ろうそくも準備しました。野菜は小さな庭とプランター20個で作ってますので、少しは足しになるかと思います。もっとも、ひふみ赤城農園に行けば、いくらでもありますが。
 家内に地震への準備したほうがいいと先ほど言ったのですが、「来るときは来るから、そんなことしなくてもいい」と言ってました(笑)。相変わらず強気です。とりあえず2週間分くらいあればいいかなと思います。(先日高橋義則さんと飲んだときに、夫婦は違う性格が合う、と言ってました 笑)  そういえば、25年持つというビスケットの缶詰も5個くらいありました。
 それと、実家は古いので、筋交いなどの補強をしておこうと思います。3月11日の地震で日本の建築は震度6強くらいなら、損傷はあっても耐えられることが分かりました。阪神淡路大震災の時は震度7の直下型でしたので、古い家屋は倒壊しました。新築はほとんど無傷でしたので、古い家は危険だということが分かります。ですので、実家は再度点検し、補強したいと思います。仮に地震が来なくても、古いので補強しておいたほうがいいと思ってます。
 自宅はまだそれほど古くはないので、家具の固定だけでいいかと考えています。それから水道水の放射能を除去する浄水器があるので、購入を検討しています。ペットボトルをあまり買い置きすると、他の人に回らなくなりますから、浄水器を付けて常時飲めるようにしたいと考えてます。
 ウチは肉も食べませんし、野菜とご飯と味噌汁と漬物があれば平気です。これが一番美味しいと感じます(こういう体質になっておくと結構便利です)。無農薬の玄米が200Kgくらいありますので、家族で1年くらいは大丈夫だと思います。精米機も昨年コーナンで買いましたので、問題ないです。ソーラー型のひふみ祝詞プレーヤーもありますので、イザというときは、これを利用すれば、少しくらいの照明には使えると思います。携帯の充電やPCも稼動できるので、ネットには接続可能です。ひふみ赤城農園のソーラー型ひふみ祝詞プレーヤーは、昨年から一度も止まらず、動いています。結構すごいと思いました。
 まあ、きりが無いので、このくらいでいいと思いますが、あまり地震を怖れず、かといって何も準備をしないのではなく、最低限の備えをしておけばいいと考えています。

福島のみなしご救援隊

2011-04-14 22:55:39 | 日月神示の実践

 <みなしご救援隊より転載>

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昨日夜、岩手県、宮城県、福島県の活動を終え帰りましたが、本日昼から第一陣(中谷班)と合流して福島原発付近のの保護活動のため再び福島県へ向かいます。

譲渡センターブログの更新がしばらくできませんがご了承下さい。

<転載終わり>
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 福島原発の半径20Km圏内では、避難勧告が出ているためほとんどの方々が避難しています。そこに置き去りにされた犬や猫、牛、豚、鶏などがたくさんいると聞いたので、11日、12日に救援のために、福島に行ってきました。
 20Km 圏内に入って動物たちを捜索しようと向かったのですが、機動隊がバリケードを張っていました。中で動物を救助したいとお願いしたのですが、頑として許可をもらえませんでした。仕方が無いので、別のルートで20Km圏内を目指したのですが、どこに行っても検問があり、入ることはできませんでした。
 そこで、大変残念でしたが、地元のボランティアの「みなしご救援隊」さんに犬のエサ240Kgを預けました。日本弥栄の会の中矢代表からも120Kgのドッグフードをお預かりしていましたので、本来であれば、20Km圏内に入って、自分達で動物にエサを与えたかったのですが、残念ながらできませんでした。
 このボランティアさんは、広島から来て頑張ってます。今必要なのは、犬や猫の療養食と、移動用のケージというカゴだそうです。犬や猫も大変ですので、ドッグフードや療養食、ケージを送っていただければと思います。
 11日、12日の道中の様子は後日ご報告します。ヤスさんからガイガーカウンターを借りていって助かりました。那須塩原辺りから、ガイガーカウンターの警報が鳴りっぱなしでした。

「原発推進=人類滅亡導く米官業政電+学利権複合体」 植草一秀氏

2011-04-11 09:20:38 | 日月神示の実践

 

 <知られざる真実より転載>

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原発推進=人類滅亡導く米官業政電+学利権複合体

日刊ゲンダイが報じた東電役員の自民党(国民政治協会)への個人献金リストは以下の通り。

【国民政治協会へ個人献金した東京電力役員】
名前/役職/献金額(万円)
勝俣 恒久/取締役会長/30
清水 正孝/取締役社長/30
皷  紀男/取締役副社長/24
藤本  孝/取締役副社長/24
山崎 雅男/取締役副社長/12
武井  優/取締役副社長/12
藤原万喜夫/取締役副社長/12
武藤  栄/取締役副社長/12
山口  博/常務取締役/12
内藤 義博/常務取締役/12
西澤 俊夫/常務取締役/12
荒井 隆男/常務取締役/12
高津 浩明/常務取締役/ 7
小森 明生/常務取締役/ 7
宮本 史昭/常務取締役/ 7
木村  滋/取締役/24
(2009年分、政治資金収支報告書から)
 
 政治献金について、企業献金を廃止して個人献金を認めるべきだとの意見を岡田克也氏などが主張するが、企業がシステマティックに個人献金を実施すれば、実質的に企業献金は無くならない。
 
 電力会社が中核を占める日本経団連の政治献金は2004年の実績で、
自民党 22億2000万円
民主党    6000万円
 
「MY NEWS JAPAN」に三宅勝久氏が執筆した
「経産官僚10人が電力会社天下り 官業癒着で機能しない監視体制」
には、経済産業省官僚OBの電力会社への天下りリストが示されている。
 
 菅政権は自民党政権以上に官僚の民間企業への天下りを推進している。
 
 経産省の外局である資源エネルギー庁長官を務めた石田徹氏は本年1月に東京電力に顧問として天下りしたが、現在は雲隠れ中であると伝えられている。
 
 そして、「S家の別宅」様が紹介くださった原子力関連機関のリストは以下の通り。

独立行政法人原子力安全基盤機構 
独立行政法人日本原子力研究開発機構 
独立行政法人原子力環境整備促進資金管理センター 
財団法人原子力安全研究協会 
財団法人原子力安全技術センター 
財団法人原子力国際技術センター 
財団法人日本原子文化振興財団 
原子力委員会(JAEC)(内閣府) 
原子力安全委員会(NSC)(内閣府) 
原子力安全 保安院(NISA)(経済産業省) 
原子力発電環境整備機構(NUMO
(
)日本原子力産業協会(JAIF
(
)日本原子力学会(AESJ
(
)原子力安全技術センター(NUSTEC
(
)原子力安全基盤機構(JNES
(
)日本原子力技術協会(JANTI
(
)原子力安全研究協会(NSRA
(
)日本原子力研究開発機構(JAEA)
(
)原子力研究バックエンド推進センター(RANDEC)
(
)日本原子力文化振興財団(JAERO)
(
)原子力発電技術機構(NUPEC)
(
)火力原子力発電技術協会(TENPES
(
)原子力国際協力センター(JICC
(
)原子燃料政策研究会(CNFC)
(
)原子力環境整備促進・資金管理センター(RWMC

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どういうことか。
 
 電力会社にとって原子力発電はもっとも儲かる発電方式である。1kWhの発電コストは、
石油 10.0~17.3円
水力  8.2~13.3円
に対して、
原子力 4.8~ 6.2円
である。
 
 したがって、電力会社は、原子力発電をフル稼働し、電力需要が伸びる夏などに、石油や水力発電で不足分を補っている。
 クリーンだからでなく、儲かるから原子力発電を推進してきた。
 
 東芝や日立などの重電各社、ゼネコン原子力発電所建設・運転が巨大ビジネスであるから、原子力発電を積極的に推進してきた。
 
 東電は大学に膨大な研究費を提供して、御用学者を養成し続けてきた。学者は良心を捨てて積極的に御用学者になる道を選べば、各種委員会の委員になって地位は上昇し、収入も増加し、学内での発言力も増し、メディアへの出番も増える。
 
 テレビ・新聞のメディアは電力会社および経団連企業が最大のスポンサーである。
 
 官僚は、業界と政治屋の意向に従って原発ビジネスを推進して、巨大な天下りのおこぼれを頂戴する。
 
 また、米国は世界戦略の一環として、日本が反核運動の先頭に立たず、かといって核兵器保有国にならないよう、米国の監視下で日本が原子力発電ビジネスにのみ邁進するよう誘導してきた。
 
 そのエージェントの代表が、正力松太郎であり、正力が率いた読売・日テレグループである。
 
 政治屋は、原子力発電を積極推進することにより、表・裏の巨大な政治献金を受け入れてきた。
 
 これが米・官・業・政・電+学の利権複合体による巨大な癒着の構造であり、すべての裏側に米国がいて、仕切ってきた。
 
 欠落しているものがひとつある。民衆の視点民衆の幸福である。
 
 チェルノブイリ、スリーマイル島、東海村、美浜、柏崎の経験により、人類は原子力を完全にはコントロールしえないことを、歴史の真実から学び取った。
 
 賢者は最悪を想定して安全な道を進む。それが、子や孫の世代を慮る思慮ある行動である。人類の叡智である。
 
 愚者は目先のカネに目がくらんで、危険な原子力利用の道を進む。けもの道である。
 
 米官業政電+学の癒着の構造を破壊しない限り、国民の幸福が第一の政策は実行されない。原子力危険利用の問題は、日本の政治体制そのものの問題なのである。
 
①天下りを全面禁止すること
②企業献金を全面禁止すること
③対米隷属から離れること

を実行しない限り、日本は危険な原子力利用から離れられず、国民の生命と健康は深刻なリスクに晒され、子や孫の世代に巨大な放射性物質が死の遺産として贈り続けられることになる。
 
 そして、カネに目が眩まず、真に国民の幸福を追求する者が政治を司ることが不可欠なのだ。

<転載終わり>

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 今まで原発に関して、あまりに知らなさすぎたと反省しています。自分自身も米官業政電の言うことを鵜呑みにしてきました。今思えば、東海村などで事故が起こっていたにもかかわらず、調べることもしませんでした。普通の事故と違って、原発事故は取り返しのつかない事故であることを、今回身に沁みました。さて、これからどう対応していくか、今度は自分自身でも考えてみたいと思います。

 

・知られざる真実


「エアコンの無い夏」 船井幸雄氏

2011-04-09 09:42:02 | 船井幸雄氏

 <船井幸雄.comより転載>

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 私は今夏に東電関内で20-30%も電気が不足すると、東京に住む人は、いまから計画避難をした方がよいと思っています。高層のビルの窓の開かない建物、停電で動かないエレベーター、パソコンや電気器具の出す加熱された空気は、エアコンで冷やすしかいまのところよい方法がありません。これを考えますと、早く巨大都市東京から計画的に賢く避難し、エネルギー消費を落とせという自然からの指示でしょう。それにいつ大地震が東京を襲うか分りません。いまから1年内くらいに日本全体でマグニチュード8以上の地震が1回、7以上が10回、6以上は100回くらいあるだろうと推定されているのです。

 東京都心だけ停電しないようにするのは民の声が許さないでしょうから不可能だと思います。したがいまして、政府や官僚、東電は何の効果的な手も打てない可能性が高いと思われます。

 多分、計画停電はなくなるでしょう。しかし自分のことは、自分で守りましょう。
 早く、いまの1/2~1/3のエネルギー消費で充分といえる生き方を、お互いに考えようではありませんか? その知恵は必ず出てくるでしょう。大衆は賢明だからです。
 読者の賢明な知恵と行動を、ぜひ期待しています。

<転載終わり>

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  船井氏が言われるように、電気が止まってしまえば高層ビルは使い物にならなくなります。エレベーター無しで20階、30階を登ったり降りたりはできませんし、窓が開かないのでエアコンが効かないとなれば、とても暑くて居られません。23区は2つの区以外は、計画停電にはなりませんでしたが、夏になれば23区といえども計画停電の対象になる可能性はあると思います。そうなれば、都心で働くことはかなり難しくなってきます。

 船井氏のこのシュミレーションについて、昨日会社で話し合いました。1年くらいかけて、地方に移転する方向で検討してもよいのではないのか、ということになりました。職種にもよりますが、地方でも仕事を続けていけるのであれば、都会を離れることもよいかと思いました。

 

*昨日、『完訳 日月神示』を読んでいましたが、以下のようにありました。

『三月三日から更に厳しくなるから用意しておけよ、五月五日から更に更に厳しくなるから、更に用意してどんなこと起こってもビクともせんように心しておいてくれよ、心違うているから、臣民の思うことの逆さばかりが出てくるのざぞ、九月八日の仕組、近づいたぞ、この道はむすび、ひふみとひらき、みなむすび、神々地に成り、ことごとく弥栄へ戦争つきはつ大道ぞ。』(「キの巻」 第十四帖)

 5月5日から更に更に厳しくなるそうです。大石先生は現状について、「まだ序の口」と言われていましたが、日月神示でもそのように読めるようにも思います。

  

・船井幸雄.com


「子が天国で親が地獄ということもある」 中矢伸一氏

2011-04-09 08:01:13 | 日月神示の実践

 <日本弥栄の会より記事転載>

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子が天国で親が地獄ということもある

 

中学生アイドルの藤波心という女の子が、自身のブログで、原子力発電所と今回の
原発関連報道を批判したことがツイッターなどで拡散され、かなり話題になって
いるそうです。

★中学生アイドル藤波心の主張が話題に(リアルライブ)
http://npn.co.jp/article/detail/05817106/

★藤波心「オフィシャルブログ」
http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html

12000件以上もコメントがついたこのブログを、私も見ました。
確かに短絡的な部分もあるようにも思いますが、中学生のブログなんですから。
むしろこんなことを中学2年生の女の子が書くなんて驚きです。はっきりとした自己主張があるし、
その見解は正しいし、文章も上手です。
私が中学2年の頃なんか、こんなことに全然関心がなかったばかりか、世の中に対する
自分の考えさえロクになかったと思います。この心ちゃんという子は、
アイドルなのか何なのか知りませんが、その考えの深さに、私は感心しました。

それと驚いたのは、コメント欄に「賛否両論」がたくさん書き込まれているわけですが、
この子に対するバッシングがひどい。
こんな大事故が起きても、まだ原発が必要だと思っている、いい年をした(?)大人たちから、
子供とて容赦しないような、エゴ剥き出しの個人攻撃を受けています。しかも攻撃する側は
みんな匿名です。
反論コメントを見ても、「原発が嫌なら電気を使うな」とか「日本から出ていけ」とか。
あまりに支離滅裂で、理屈にも何もなっていないものばかりです。
なんでこんなブログ程度でそんなに激昂したり、不快感をあらわにするのか。
どうも何か、心情的な理由があるような気がします。

原発には国や東電ばかりでなく、日本を代表する大手企業や下請け企業、地方自治体などが
関わっています。実際にいま直接・間接に原発事業に関わっている人の数はどれくらいいるのか
わかりませんが、数百万人にはなるのではないでしょうか。
原発を誘致した自治体では推進派と反対派が丁々発止のつばぜり合いをやって来た
経緯がありますから、推進派の中には反対派に対して憎しみにも似た感情を抱いてしまって
いる人もいるでしょう。そんな人からすれば、世間知らずの中学生アイドルごときが、
無責任にも反原発の意見を滔々と述べるなんて、頭にくるに違いありません。
要するに、年端もいかぬ中学生のブログに噛みつくようなこんな人たちは、どこかで
原発ビジネスに絡んでいるか、絡んでいる人が身内にいるのでしょう。

心ちゃんは気にすることはないと思います。日本の原発事業はもう終わりです。終わらせないと
いけません。原発推進派が力を持つことはもうありません。それこそ「心」を入れ替えるか、
入れ替えられないなら、自ら奈落に落ちるだけです。

日月神示には、
「誠申すと耳に逆らうであろが、その耳取り替えてしまうぞ、
我(われ)にわからんメグリあるぞ、
今度は親子でも夫婦でも同じように裁くわけにはいかんのぞ、
子が天国で親地獄ということにならんようにしてくれよ、
一家揃(そろ)うて天国身魂となってくれよ、
国皆揃うて神国となるようつとめてくれよ、
メグリは一家分け合って、国中分け合って、
借銭なしにしてくだされよ」(『キの巻』第15帖)


とあります。
親だから、大人だから何もかもわかっているわけではない。むしろ大人より子供の方が、
時代の流れをよくつかんでいたり、道理がわかっていたりすることも出てくるのです。

原発をやめて火力発電に依存するだけでいいのかという意見もありますが、原発よりは
火力の方が危険度から言えばまだマシというだけで、石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料に
頼る時代も終わらせないといけません。
もうあと数年で、まったく新しい、革命的なエネルギーが表に出るでしょう。そうなれば
火力も終わりです。誰もが生きていくのに必要な「エネルギー」を売って金を取るという
考えそのものが終わるのです。

ところで、3月28日付の「今週の一言」を読まれた多くの方から、賛同のメールを頂きました
(意外?なことに、こちらには批判や反論は一件もありませんでした)。
その中で、複数の方から「平井憲夫」さんという方の「原発がどんなものか知ってほしい」という
告発文について、お知らせ頂きました。
この方はすでに故人ですが、20年間、原子力発電所の現場監督として働いていた技術者で、
原発事故調査国民会議の顧問も務めていらしたそうです。
原発とはどういうものか、生々しい証言が記されていますので参考にされてください。
長文ですが、下記にリンク先を記しておきます。

http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

この文章の最後の、心ちゃんと同じ中学2年生の女の子の言葉のところだけでも、
ぜひお読み頂ければと思います。


<転載終わり>

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 「原発というのは、人々を幸せにする新しいエネルギーかも知れない」という淡い期待を20年くらい前には持ったこともありましたが、今となってはとんでもなく厄介なものを作ったものだと思っています。今回の福島原発事故で、さぞや国民は懲りて、全ての原発は廃止すべきだと、心底思ったに違いないと考えていましたが、実際は全然違っていました。

 先日の読売新聞のアンケートでは、「原発は現状のまま継続すべきだと考える」と答えた人が、何と56%もいたのです!これにはたまげました。今回の福島原発事故で「原発」の真相を知ったため、90%以上の人は「即刻廃止」と回答すると予測していたのですが、56%の人が継続を望んでいたのです。こんなに予測と反した結果は初めてです。びっくりです。

 福島の方々だけでなく、宮城、茨城、栃木、群馬、千葉の人たちに、今でも壊滅的な被害を出し続けている(進行中)原発に対して、何故56%もの人が容認しているのか、よく判りません。中矢代表が言われるように、原発関係に従事している人なのか、親戚にいるのか分かりませんが、ここまで原発の危険がはっきりとしたのに、まだ継続を望んでいるのは、よく判りません。単に軽く考えているのかも知れませんが。自分には、直接影響がないので、関係ないと思っているのか。東電や政府が頑張っているので、そろそろ解決するだろうと軽く考えているのかも知れませんが。ただ、福島原発は納まってはいませんので、危機は継続中なのです。

 一昨日ヤスさんからガイガーカウンターをお借りするため、立川でお会いしました。ヤスさんはお忙しいにもかかわらず、お茶を誘っていただき、1時間ほどお話しをしました。「ヤスの備忘録」や昨日配信された有料メルマガにも詳細が書かれていますが、まだまだ福島原発は解決のメドが立っていないのが現状とのことです。今週の初めには、窒素ガスを注入していましたが、水素と混合して、危うく大爆発する危険があったと言われていました。間一髪、回避できたようですが、まだまだ、危機的な状況は回避できていないようです。それに加えて、今後現れて来るであろうガンなどの病気の問題もあります。まだまだこれからも、色々な問題が現れて来るのです。

 やはり、自分と直接関係がない限り、「関係の無いこと」と考えてしまうのかも知れません。3月11日の巨大地震のあとに、大石先生が言われた、「今回は、序の口。明日はわが身」という言葉が重く響いています。

 

*中矢代表から教わって、『完訳 日月神示』をぱっと、開く読み方をしていますが、先ほど行いましたところ、以下のように書いてありました。

『世界の片端、浜辺からいよいよが起こって来たぞ、夜明け近づいたぞ。』 

『今までの逃れ場所は山であったが、今度は山に逃げても駄目、神の御旨の中であるぞ、』

浜辺とは三陸海岸でしょうか。「夜明け前は一番暗い」と言いいますが、大石先生が言われるこれからの3年間に、集約されるのでしょうか。

 

 ・日本弥栄の会


「原発避難地域は犬や牛の群れが闊歩する無法地帯に」ビデオニュースより

2011-04-07 08:08:47 | 日月神示の実践

 <ビデオニュースより転載>

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スペシャルリポート (2011年04月06日)
原発避難地域は犬や牛の群れが闊歩する無法地帯に
 福島第一原発の放射能漏れ事故を受けて政府は、地震発生の翌日(12日)、原発から20キロ圏内の住民に避難を指示、15日には20~30キロ圏内の住民に屋内退避を指示している。
 住民が避難した後、警察、消防などの行政機関も退避してゴーストタウンと化した避難対象地域は、今、どのような状態にあるのか。
 地震で損壊した道路は危険な状態のまま放置され、置き去りにされたペットの犬や牛が、路上を我が物顔で闊歩する避難地域内部の最新の様子を、神保哲生が報告する。
<転載終わり>
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 高島ヤスさんからご紹介いただいた「ビデオニュース」を見ましたが、びっくりです。副島さんの報告では、犬や猫などの動物が衰弱して、今にも死にそうという内容でしたが、このビデオではみんな元気そうに見えました。それどころか、牛の軍団は牛舎から放たれて、自由に闊歩していました。結果として、人間という鎖から解き放たれて一時の自由を手にしたようにも見えました。
 副島さんのサイトには、動物たちが今にも餓えて、餓死寸前と書いてありましたので、犬や猫のエサを160Kg購入しましたが、さほど必要ないのでしょうか。更に日本弥栄の会さんからも近々160kgが届く予定です(エサは1袋16Kgなのです)。今日福島の動物保護のNPO法人に現地の状況を詳しく聞いてみたいと思います。
 今は動物たちも自由を手にしているのかも知れませんが、放射線は動物にも降り注いでいます。半年後か3年後かわかりませんが、ガンなどの病気を発病しなければよいのですが。
尤も、皮肉なことに、たとえ数年後に病気になったとしても、数ヵ月後の堵殺は免れたことになったわけです。人間は動物の命をあまりに軽く考えていると思います。牛や豚、鶏もペットと同じだと思うのですが。牛の世話をしていながら、昼ごはんはマックのハンバーガーというのと同じに感じてしまいます。
 いずれにしても、福島原発はまだ納まってはいないと思います。毎日多量の放射線を放出していて、一向に止まる気配がありません。益々ひどくなるようにも見えます。1億倍の放射線を検出というのは、とんでもないです。(最近は自分でも数字に麻痺してきているようです。)
副島さんの安全宣言はまだ早いと思います。今は、武田教授や広瀬隆さんの注意をある程度守ったほうがようように思います。
*先ほど大石先生から、ご連絡いただき、原発事故はまだまだ納まらないと言われました。 
  大石先生からのメッセージは、後ほどメールでお伝えしたいと思います。9日の内容も
  ご連絡します。
*ビデオを見るには、300Kと書かれているところをクリックしてください。

「福島第一原発の20キロ圏の住民までも立ち入り禁止にする急な動きがある。」副島隆彦氏

2011-04-06 08:14:29 | 日月神示の実践

  <重たい気持ちで書く掲示板より記事転載>

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緊急です。福島第一原発の20キロ圏の住民までも立ち入り禁止(罰則付き)にする急な動きがある。阻止しなければならない(報告文 11)。副島隆彦
投稿者:副島隆彦
投稿日:2011-04-04 10:36:34

副島隆彦です。 今は、2011年4月4日 午前9時半です。

緊急で書きます。 福島第一原発から、20キロ圏内に、住民たち でさえ立ち入れなくする 法律を、政府(枝野官房長官)が、急に作ると言い出し
ている。

 原発推進をしてきた、今の福島県知事の佐藤雄平(ふくしまゆうへい) が、急に、国に要請して、 20キロ圏以内の、浪江町(なみえまち)、双葉町(ふたばまち)、大熊町(おおくままち)、富岡町(とみおかまち)、楢葉町(ならはまち)の 住民たちを、永遠に、自分の家に、帰ることが出来なくする気だ。この動きを、皆で阻止しなければいけない。

 私、副島隆彦は、どういう目に遭ってもいい。扇動罪ででも逮捕してくれ。 上記の町の住民の皆さん。急いで、この法律が出来る前に、車の運転のできる人に頼んで、自分の家に、数時間でいいから、今すぐ、帰って来なさい。 福島の 原発からの避難者たちの考えと、現状が、たくさん寄せられて、私にも真実がどんどん分かってきました。

 避難者たちは、自分の家と、残してきた動物たち(今、餓死しつつある)のことが気がかりで気がかりで、ならない。だから、私、副島隆彦の現地調査の文章 をあちこちの避難所で皆が回し読みして、少し安心して、ほっとしてくれた。このことが、私にとっても一番うれしいことだ。 

 津波で家と家族を失った、一番、悲惨で不幸な皆さまには、私は、今は、敢えて言いません。 それ以外の、原発避難者に皆さん。以下の 福島民報 の記事を読んでください。自分のことなのだから、真剣に、読んで皆で考えてください。そして、一刻も早く、動き出して、自分の家を見に帰ってください。

 検察の検問なんか恐(こわ)くないです。今なら、「住民です。家に帰って、荷物を取って来たい」と言えば、通してくれます。必ずすぐに、通します。 今すぐならまだ間に合いますから、すぐに動いてください。

 地元の警察官も、消防も、東電 の巡回の職員たちも、皆、優しい。どこの国でも、どんな時でも、下っ端の、現場で働く、人間たちは、優しいのだ。皆、同じ被災者なのだ。 それに対して、官僚組織を上に登ってゆくほど、残酷な人間になってゆく。

 第一原発の中で必死で、働いている東電の現場の人間や、作業員や、協力会社の社員たちは、皆、いい人たちだ。彼らは、既に死も恐れない。それに対して、人間は、「組織の上の方の人」ほど悪くなって、自己保身になる。
「原発から20キロ圏内は 立ち入り禁止の 法律で『警戒区域』に指定」になったらもう入れなくなります。以下の記事だと、数日以内で、この法律を通す、と枝野官房長官が言っている。

 そんなことになったら、本当に、原発避難民は、悲惨だ。私は、たくさんの住民たちと直接、話をしている。彼らの願いと、声を代弁しているのです。皆、自分の家のことが心配で心配でならないのです。 それから、置き去りにしてきた動物たちが可哀想だ。

 放射能のことは、問題ない。そのように、私、副島隆彦が、何の権限も資格もないのに、書きました。私が、3月21日と、4月1日に、この学問道場のサイトの、「今日のぼやき 1207番」に載せた文章の通りです。

 以下の新聞記事の、 「避難指示地区に入ると、被曝の危険がある」というのは、ウソだ。 もうそういう危険は無いのです。高濃度の放射能が大気中に漏れ出る、という問題は、解決したのです。私が、国に代わって安全宣言を出した。 ですから、上記の5つの町の住民は、急いで、自分の家を見に行ってください。 

 枝野官房長官に告ぐ。 その「20キロ圏への立ち入りの『警戒区域』指定。罰則有り(すなわち、入ろうとすると誰でも逮捕される)」の緊急の法律を作るのをやめてください。 現状のまま、住民が、自分の家に帰るのを許してほしい。

 以下の新聞記事にある通り、「枝野幸男官房長官は27日、20キロ圏内への一時帰宅を検討する方針を示し、県内外の避難者から歓迎の声が上がった。」 のままにしておいて欲しい。それが、住民たちの強い強い願いだ。


 それから、日本の大新聞、テレビ局、週刊誌、雑誌の記者、カメラマンたちに告ぐ。どうして、皆さんは、地震、津波、原発事故の発生から3週間も経(た)つのに、まだ30キロ圏内の、現場に入らないのか。入って、住民たちにインタヴューしないのか。彼らの本当の声を聞かないのか。 それが報道、ジャーナリズムの仕事だろう。 

 それとも、広告、宣伝 からの収入が大きいから、東電や電通(でんつう)から睨まれたくないから、それで、記者やカメラマンを現地に入れないのか。なんという卑劣な連中だ。

 以上、緊急で書きました。以下の新聞記事を読んで、政府の危ない動きを、国民は、しっかりと見つめましょう。避難民 を、各所に 散り散りバラバラにして、彼らに声を挙げさせず、責任追及の動きを鈍(にぶ)らせ、この巨大な凶事の人災の 証拠隠滅(しょうこいんめつ)を図ろうとしているのはないか。 

 福島県の人たちは、会津若松市も、福島市も、郡山市の人たちも、今度の原発巨大事故に至る大きな真実を、皆、知っている。ボソボソと話している。そして、20キロ圏の住民たちは、今も原発の中で働いている職員たちが、友人であり、仲間たちだ。東電の幹部たちが、地元でどのように傲慢(ごうまん)に振る舞っていたかも全部、何でも知っている。 

日本政府は、原発避難民を、これ以上、苛(いじ)めることをするな!
断じてするな!  

 <転載終わり>
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 副島氏は自分で福島原発のすぐ近くまで行き、ガイガーカウンターを使って放射線を計測されたそうです。それらの計測値から判断すると、避難されている方が一時的に自宅に
戻るくらいなら問題はないといわれています。ただ、副島氏は放射線の専門家ではありません。副島氏の独自の見解であるということです。多分広瀬隆氏に言わせれば、あまりに無謀すぎると言われると思いますし、実際無理があるかと思います。
 
 原発事故が発生して今日で26日経ちましたが、原発20Km圏内には、副島氏以外に誰も報道機関は入って取材していないそうです。確かに20Km圏内は立ち入り禁止になっていますので、一般の人々は入ってはいけないことになっていますが、だからこそ報道機関はできる範囲で、住民や国民に対して情報を発する責任があると思います。ところが、新聞もテレビも雑誌も全く来ていないということです。私たちは副島氏が撮影した写真を見て、状況の一部を知るだけです。
 原発事故が発生して26日も経てば、残してきた犬や猫、牛、豚、鶏たちも餓えているはずです。自分が26日も何も食べなければ、多分衰弱して動けないか、餓死しているかだと
思います。避難している飼い主にとっては、動物たちのことがわが子のように心配なことでしょう。かといって、副島氏が言われるように、大丈夫だといって、自宅に戻ることもできない状態だと思います。
 政府の対応が、動物まで廻らないことは致し方ないと思います。原発の危機を取り除くことが、今の最大目的ですから。
 ただ、あまりに動物が不敏ですので、何らかの手伝いができないかと、ずっと考えています。
 ・重たい気持ちで書く掲示板

隠された被爆労働 「日本の原発労働者」

2011-04-04 08:30:54 | 日月神示の実践

 日本三毛猫さんからご紹介いただきました海外で放映されたビデオです。

 原子力発電所で働いていた人たちは広島や長崎で被爆した人と同じような症状で亡くなったそうです。若狭地区でも50名の方々が原発が原因と思われる症状で亡くなっているそうです。しかも、 今でも同じことが継続されているので、白血病やガンで亡くなる方がおられるとのことです。

 東京電力の社員はそのような危険な作業はやらず、すべて日雇い労働者に任せているそうです。東電と日雇い労働者の間にはヤクザが入っていて、取り仕切っているそうです。あまりに悲惨な内容なので、見るに耐えません。何度か止めようと思いましたが、事実を見ておこうという想いで、最後まで見ました。

 世界唯一の被爆国でありながら、今でも原発労働で被爆し亡くなる人がいるということは、広島や長崎の悲惨な事実がまったく生かされていないということになります。

 

・日本の原発労働者


「政府は国内の全原発を即時停止せよ」 中矢伸一氏

2011-04-03 08:40:19 | 日月神示の実践

  <日本弥栄の会より記事転載>

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政府は国内の全原発を即時停止せよ

 

先週の「一言」で、
「もし、福島の原発がダウンしたことで、すぐに首都圏の電力を火力・水力だけで
十分にまかなったとしたら、『じゃあ、原発は要らないんじゃないか』と気づく人が
多く出てくるからではないのでしょうか。そんなことが知れ渡ったら、今回こんな大惨事が
起きた以上、なおさら国の原子力政策が大きくダメージを受けることは必至です。
つまり、いかに原発が必要かを、身をもって国民にわかってもらうために、
『計画停電』というものに踏み切ったのでしょう」と書きました。
穿ち過ぎではと思われるかもしれないけれど、そう思わざるを得ないと。
もちろん、そうでない可能性もあります。火力発電でバックアップするつもりだけど、
燃料が足りないとか、補給が追いつかないとか。
いずれにせよ、時間が経てば火力も稼働して、計画停電などしなくしてもよくなるという
見立てもあります。しかし私が上記のように先週書いたり講演で話したりしたところ、
「火力発電所もダメージを受けていて、稼働させようにもできない状態だ。
よく調べてから発言しなさい」というご意見もあったようです。
たしかに調べてみると、広野火力発電所(福島県広野町)と、常陸那珂火力発電所
(茨城県東海村)が津波の被害を受け、発電所の設備や、石油や石炭など
燃料の貯蔵施設が津波で壊れたというニュース記事も出てきます。
だから計画停電が必要なんでしょうか。火力発電所も2ヵ所ダウンしたから電力が足りない?
だったらなぜ東電はそのように世間に公表しないのでしょうか。火力と水力を
フル稼働させれば、完全に電力はまかなえる。だけどそちらも大変なダメージを受けている。
今急いで復旧の努力をしていると、キチンと説明すればいいのです。なぜ言わないのか。
やはり、これを隠しているということは、原発がないと首都圏の電力は十分にまかなえ
ませんよ、というアピールが目的なのではないかという疑念が残ります。
それによく考えたら、なんで私がそのことをよく調べて、東電の弁護をしなくては
いけないんでしょうか。東電の側が、国民に対してきちんと説明すべきです。
当HPの「今日の一言」では、こんなふうに怒り口調で書いたことは今までにないです。
本当に今、私は怒りに怒っています。そうでしょう。福島の人たちが
どれだけ苦労しているか。今この瞬間にも放射能漏れを食い止めようとして、
どれだけの方が、文字通り命を懸けて不眠不休の努力をしているか。彼らは本当に
死に直面しています。その中には東電の方もいる。彼らのことを思うと胸が張り裂けそうです。
計画停電で、首都圏に住む人たちも大変な思いをしています。このままだと潰れる会社や
店舗も出るでしょう。とくに病院などの施設はものすごく大変です。
埼玉県のある病院に勤務する医師の方から聞きましたが、話を聞くと、手術をしようにも
停電になってしまうので、大変どころではないそうです。
放射性物質が首都圏に飛んできています。放射性ヨウ素とかセシウムとかの話ばかりですが、
他にも様々な放射性物質が飛んできているはずです。放射性物質は距離に関係なく、
風向きによってはどこまでも飛んでいくのだそうです。だから大阪だって
九州だって危ないし、この物質を体内に取り込めば「内部被曝」になります。とくに妊婦や
子供が危ない。
一基も必要のない原発のために、国民はこれほどまでに苦労しているんです。こんな未曾有の
大災害が起きた以上、もはや論議は後回しです。
政府は、国内に存在する54基すべての原発を、一刻も早く、即時停止すべきです。
そして日本の原子力政策を、凍結すべきです。
日本の原発をすべて停めても、火力と水力だけで十分に電力はまかなえると
広瀬隆さんは主張し続けています。
仮に、広瀬さんが間違っているとしても、原子力発電は全体の電力供給の3割を占めている
だけですから、それが無くなっても7割の電力はあるんです。7割になったって
そんなもの、それこそ国民全員で一丸となって節電すればいい話ではないですか。日本経済は
大打撃を受けて、GDPが半分以下になってしまうかもれない。それが何ですか。
子々孫々まで、あんな超無駄で超危険な原発を残し、大量の放射性核廃棄物を子供たちに
押し付けるつもりですか。狂ってるとしか言いようがありません。
皆さん、ぜひ「全原発の即時停止要求」を“拡散”してください。お願いします。

原発問題が抱える闇は奥が深くて、知れば知るほど、どうしようもなく日本という国が
汚されてしまっていることに茫然とする思いです。
先日、東京新聞が行った世論調査によると、56%以上の人が「運転しながら安全対策を強化
していく」を支持しています。これはまったく間違った認識です。「原発は一つも必要ない」
という事実を、もっと大勢の国民が知らなくてはいけません。

完全に必要ない原子力発電所が、なぜ存在するのか。
第一には、金儲けです。一基につき数千億から一兆円近い金がかかるんです。
この金に、国、政治家、地方自治体をはじめ、東電、日立、東芝、三菱重工、石川島播磨重工
(IHI)といった大企業がからみます。それを売りつけているのはアメリカでしょう。
設計したのはGE(ゼネラル・エレクトリック)です。ロックフェラー系の巨大企業として
有名ですね。
また、日本のすべての原発の安全管理を行っているのはイスラエルの企業だそうです。
ものすごい数の人と組織が、原発ビジネスという甘い汁を吸うために群がり、
絡みに絡まっているのです。
その結果、日本には夥しい数の「まったく不要な」原発が造られてしまった。
その一基一基が、福島の原発と同じように、恐ろしい核燃料を抱えています。
日本は世界でも有数の地震国であり、活断層は無数に走っているし、歴史的にしょっちゅう
大津波にも襲われています。そんな国に、なぜこんなに多くの原発があるんでしょうか。
各原発から出る放射性核廃棄物は、青森の六ヶ所村に集められます。ここはすでに
いっぱいなんだそうです。
もし、青森に大地震とか大津波が来て、福島のように電源設備がやられて冷却ができない
ような事態になってしまったらどうなるのか。
日本が終わるという話ではありません。チェルノブイリの数百倍という規模の災害に
なることは間違いなく、それは地球が終わるということを意味するそうです。
なんで日本の「上」の人たちは、こんなバカなことをやっているんでしょうか。

「悪神よ、日本の国をここまでよくも穢したな。これで不足はあるまいから、いよいよこの方(ほう)の仕組み通りの、とどめにかかるから、精一杯の御力でかかりて御座れ。学問と神力の、とどめの戦ざぞ」(『松の巻』第18帖)

という日月神示の言葉が、ここまで重く響いたことはありません。
今回の原発災害でよくわかりました。
日本という国は──国という「システム」は、一度潰れた方がいいのかもしれません。

それでも、日本の官僚や、東電や日立や東芝の中にも、きっと今のこの状況を理不尽に思い、
何とかしたいと思っている方もいると思います。
そういう方でこのサイトをご覧になる人がいたら、ぜひ私のところに、真の内部事情を
お知らせください。明かしてはいけない部分はけっして明かしません。
そうした情報をプールして、日本の国を浄化するために役立てたいと思います。

  <転載終わり>

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  今週の一言は2年半以上拝読していますが、中矢代表のこのような口調は初めてです。怒りの程が判りますが、まさにその通りだと思います。金儲けのために原発を作ったわけですから、副島氏が言われるようにGE(ロックフェラー)の目論見通りに作らされた結果だといえます。その結果が今の惨状です。放射線の被曝はすぐには出てきません。チェルノブイリと似たようなことになる可能性があります。

 また、福島の野菜や魚介類は汚染されているとして、指定された野菜以外も買われなくなっているそうです。原発事故のおかげで、農家も漁師も食っていけなくなっています。日本は大気を汚され、海を汚染されてしまいました。スーパーで福島産の野菜や魚介類を探してみましたが、全く発見できませんでした。

 

 「悪神よ、日本の国をここまでよくも穢したな。これで不足はあるまいから、いよいよこの方(ほう)の仕組み通りの、とどめにかかるから、精一杯の御力でかかりて御座れ。学問と神力の、とどめの戦ざぞ」(『松の巻』第18帖)

  日月神示にあるように、日本は原発で穢されてしまいました。福島だけでなく、静岡や愛媛でも放射線が検出されていますので、日本中が放射線で穢されてしまいました。

 副島隆彦氏はGEが本当の原因だと言われています。

『今度の、原発巨大事故の大凶事の、本当の原因は、GE(ジー・イー、ジェネラル・エレクトリック)社が作ったのだ。GEこそは、犯罪者である。GEの最高責任者たちを、日本の警察は、逮捕して、日本国で裁判に掛けなければならない。

 GE社製 の緊急の炉心冷却の装置(ECCS,イー・シー・シー・エス)が、津波で流されて動かなったのではない。その前の地震の時に、壊れたのだ。だから、予備の緊急の電源盤と、ジーゼル・エンジンとポンプが、地震で、案の定、作動しなかった。だから、12日午後3時36分に、1号機が水蒸気爆発して建屋が吹き飛び、続いて14日午前11時1分に、3号機が水蒸気爆発した。この時に、小さな きのこ雲が立ち上(のぼ)った。

 さらに続いて15日の午前6時14分に、2号機の圧力抑制室(あつりょくよくせいしつ、サプレッシン・チェンバー)が爆発して損傷して、放射能が漏れた。そして、同じく15日に、4号機の使用済核燃料が火災を起こし、米軍の特殊部隊が消し止めたのだが、よく16日に再び出火して、それを自衛隊のヘリコプターが空から水を入れようとしたが、役に立たなかった。
 
 それで、このあと2日間の準備をして、18日の午後1時半に、東京消防庁のハイパーレスキュー隊が、高層建築の火災用の特殊消防車で、1200トンの水を注入することに成功して、使用済み核燃料のプールの水不足の危機を回避した。この18日の丁度同じ午後1時半に、私は、南の富岡町で、原発8キロから、原発を望遠して、放射能の測定をした。

 すべては、GE社製の 緊急の冷却装置が動かなかったからだ。オンボロの、故障の多い、冷却装置であることを、GE自身が、よく分かっていた。だから、青ざめたGEが、アメリカ政府に報告して、急いで、7台のガス・タービンの冷却用のエンジンを空輸すると、申し出ている。14日のことだったと記憶する。

 アメリカが、自分ですべてを設計して、すべてを日本に送り出し、日本人の技術者たちに手を触れさせないようにして、そして、欠陥であると分かっていた、緊急用の冷却装置だったのである。この件で、20年ぐらい前に、GEの3人の技術者が、自ら設計したものであることを知っているので、抗議して退職している、という新聞記事がある。あとで示す。

 日本の日立と東芝(この2社は、実質は、GEの子会社なのだ。この大きな真実を業界人なら知っている)の技術者たちが、このことで怒り狂っているという。「もっと早い時期に、緊急冷却装置と電源盤を、日本製にすべて取り換えておくべきだったのだ」と、現場をよく知っている技術者たちが、上を突き上げているという。 だから、今度の福島第一原発の凶悪事故では、GEという会社の責任が一番、大きいのだ。これから、このGEの責任を、日本国民は、徹底的に、追及しなければいけないのだ。

 それは、1985年8月12日の日航機のジャンボ・ジェット機が御巣鷹山に墜落した事件も、本当は、アメリカ空軍の練習機が、日航のジャンボ機を標的練習にして、誤って、誘導ミサイル(パスワインダー)を発射して、それが日航機の尾翼に当たって、それで錐(きり)もみ状態で、群馬県の山に墜落したのだ。だから日航が悪いのではなかった。

 今でも、この原因は、日本国民に伏せられている。これらのことのすべてを、私は、自分の主著の一冊である『属国・日本論』(五月書房、1997年刊)に書いた。今度の原発凶悪事故も、GEというアメリカの巨大な電気会社の、杜撰(ずさん)な緊急用(予備)の、電源と炉心の冷却装置が、欠陥が有るので、作動しないことが分かっていて、それで、大地震で、実際に動かなかったのだ。この一点の事実を軽視したり、他の問題にすり替えたりしたら、すべての原因究明が、またしても、闇に葬られる。私、副島隆彦は、日本の国家戦略家(こっかせんりゃくか)の名にかけて、このGEの大責任を糾弾し続ける。』

 今は極論に聞こえますが、副島氏の見解はほぼ正しいのではないかと思います。
今後日本国民は更にこの見解を検証していく必要があると思います。

・副島隆彦氏の見解 

 

・日本弥栄の会


「第9サイクルで一体何が起こるのか?1」 ヤスの備忘録

2011-04-02 19:41:13 | 日月神示の実践

 <ヤスの備忘録より記事転載>

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有料メルマガのご紹介

今回のメルマガでは、福島第一原発に関するさまざまな情報を総合し、いま本当になにが起こっているのか詳しく分析し、解説した。

その結果、原発から放出された放射性物質は、福島原発から周辺に同心円上に拡散するのではなく、雲のような固まりとなって移動するので、風向きが非常に重要となる。たとえ福島から遠く離れた地域であっても、風下に位置している地域では、汚染された放射性物質が直撃する可能性もある。

したがって、我々の安全のためには、福島第一原発の風向きを確認し、もし自分の地域が風下になっていれば、放射線のレベルが原発の管理区域に定められている0.6マイクロシーベルトを越えることもあるので、
できるだけ屋内に退避したほうがよい。

前回はこのようなことを解説した。

今回の記事

今回は重要な情報が非常に多い。まず、ドイツ気象庁による福島第一原発からの風向きのシミュレーションとそれに基づく予測を紹介する。

次に、福島第一原発でこれからどのような事態が想定されるのか紹介する。

最後に、コルマン博士と同じ手法を使って、第9サイクルではどんなことが実際に起こる可能性があるのか、予測してみたい。

福島第一原発の風向シミュレーション

すでに広く流布されているので知っている読者も多いだろうが、日本の気象庁に先んじドイツ気象庁は福島第一原発の風向のシミュレーションをいち早く公開した

メルマガに詳しく書いたように、原発から放出された放射性物質はテレビの御用学者が言うように同心円に拡大する分けではない。それは雲のような状態となり、ある一定の濃度を保ちながら風下に流れてくる。したがって、風下にある地域では放射線のレベルが上昇することになる。

3月15日


震災から4日たった3月15日、東京が風下にあたったため、福島第一原発からの放射線物質を含んだ風が直撃した。以下がフランスのある機関がシミュレーションした3月15日の風向である。



この日の日野市のガイガーカウンターのデータを見ると、放射線レベルが普段の4倍くらいに一気に上昇しているのが分かる。



翌日、風向が変化すると放射線レベルは下がった。このように、原発からの風向きはとても重要で、風下の地域では放射線レベルが高くなることが分かる。

4月2日

このようななか、ドイツ気象庁はいち早く風向のシミュレーションを発表した。これは、3月30日から4月2日までの福島第一原発の風向予想図である。時間はすべてグリニッジ標準時間であろう。

予想図の4月1日の風向に注目してほしい。日本時間では4月2日、土曜日だ。関東全域が風下になり、放射性物質を含んだ風が東京に接近しているのが分かる。



ここ一週間、東京では放射線レベルは低下し、通常の水準で安定している。筆者が最近購入したガイガーカウンターでも、このところ数値は低い状態で安定している。したがって、原発の風下の地域だからといって、急激に放射線レベルが高まるとは考えにくい。

だが念のため、2日はできるだけ屋内におり、外出するときはマスクをしっかり着用したほうがよいだろう。

東京の水道水の安全性

3月23日、東京都葛飾区にある都の浄水場の水道水から、1歳未満の乳児の摂取制限の指標を上回る量の放射性物質が検出された。東京都はこの浄水場の水道水を利用する東京23区と多摩地区の5つの市で乳児に限って水道水の摂取を控えるよう呼びかけているが、長期的に摂取しなければ健康に影響はないとした。

葛飾区の金町浄水場、放射性ヨウ素131

22日採水:210ベクレル/リットル

23日採取:190ベクレル/リットル

24日採取:79ベクレル/リットル


埼玉県朝霞浄水場

24日採取:48ベクレル/リットル

これに対し、国の基準値は以下である。

食品衛生法基づく乳児の飲用に関する暫定指標:100ベクレル/リットル

原子力安全委員会の飲食物摂取制限暫定指標:300ベクレル/リットル


この基準値を根拠に、東京都は24日に、79ベクレル/リットルと、放射性ヨウ素131の検出量が基準値の100ベクレル/リットルを下回ったことから安全宣言を出した。

基準値の変更

しかし、「環境・平和・山・世相 コジローのあれこれ風信帖」によると、この安全宣言が、含有される放射性物質の変更された基準値に基づいていることが明らかとなった。厚生労働省は、福島第一原発事故が起こった後の3月17日に、厚生労働省医薬食品局食品安全部長名の通知「放射能汚染された食品の取り扱いについて」(食安発0317第3号)を地方公共団体の首長宛に配布し、これまでの基準値を大幅に緩和していたのである。以下がその通達である。

「厚生労働省医薬食品局食品安全部長
放射能汚染された食品の取り扱いについて

平成23年3月11日、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る内閣総理大臣による原子力緊急事態宣言が発出されたところである。
 このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、別添の原子力安全委員会により示された指標値を暫定規制値とし、これを上回る食品については、食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることがないよう販売その他について十分処置されたい。
 なお、検査に当たっては、平成14年5月9日付け事務連絡「緊急時における食品の放射能測定マニュアルの送付について」を参照し、実施すること。」

しかし、この変更が行われる前の基準値は、WHO(世界保健機構)の国際標準の基準に基づいていたことが明らかとなっている。以下がWHOの基準値である。表では赤で囲った部分である。


つまり、3月17日に厚生労働省は水道水の安全基準を、乳児の飲用基準で10倍、原子力安全委員会の基準で30倍に緩和したのである。

基準値を変更して安全宣言するとは、なんというまやかしであろうか。水道水の安全宣言以降も、WHOの基準値よりも8倍も高い放射性ヨウ素131を含有しているのである。

もはや、我々は信頼するに足る政府をもっていないことは明らかだ。自分の安全は自分で守らざるを得ない時期に入ったようだ。

WHOの水道水基準値の翻訳

投稿欄でNoraさんという方がWHOの日本の水道水の放射線汚染に関するFAQ(よく聞かれる質問)のページを紹介ししていただいた。投稿欄に記載されているURLはページが変更になっているが、より詳しい内容の情報が公開されていた。

今回のブログ記事では「政府は基準を変更して水道水の安全宣言を出している」と書いたが、誤解を招く表現であった。これを訂正するためにWHOのページの前文の翻訳を掲載する。以下である。

よく聞かれる質問:日本の原子力の心配
2011年3月31日
水の汚染
日本の水道水は飲んで大丈夫か?


* 日本の水道水を飲んでも健康への差し迫った影響はないが、状況は地方によって異なる可能性もある。

* 日本の当局は状況の変化をモニタリングしており、水道水の消費に対する勧告を行っている。勧告には乳幼児の水道水の消費が含まれる。放射性物質の汚染を警戒するあまり、乳幼児に脱水症状を引き起こしてはならない。

* この緊急事態に際して、日本の当局が適用した基準は予防的な処置である。現在、放射性ヨウ素は飲料水から検出されるもっとも一般的な汚染物質である。水道水の飲料基準は大人で300ベクレル/リットルである。この水準の汚染水道水を1年間飲み続ける可能性は非常に低いが、たとえ飲み続けたとしても、被爆のレベルは年間に自然に浴びる放射線量とほぼ同じ水準である。

* 日本の行政当局は、最新の水道水の放射線計測値を得ており、大人の飲料基準と比較できる立場にいるので、WHOは日本国民に行政当局の指示にしたがうように勧告する。


放射性物質の汚染を飲料水から除去することは可能か?

* 一般的な水処理の方法で放射線物質の汚染のかなりの部分は除去できる。さらに汚染の度合いを低下させるためには、汚染されていない水で希釈する方法がある。

* 水を沸騰させても放射性ヨウ素を除去することはできない。


飲料水の放射性ヨウ素131の基準値はなぜこれほど幅があるのか?

飲料水の放射性ヨウ素131では、通常の状態の基準値を適用する国もあれば、緊急用の基準値を適用する国もある。下の表は放射性ヨウ素131の基準値の要約であり、日常的な活動における放射線の量を示している。



(1)WHOの水道水の放射線汚染基準は核に関連した緊急事態に対応した基準値として見てはいけない。この基準値は非常に保守的なものであり、水道水を生涯飲み続ける場合を想定して設定したものである。

(2)日本の原子力安全委員会が支持した日本の食品衛生法に基づく食品と飲料水の規制暫定値。この基準値はあくまで予防的なものであり、IAEAや国際放射線予防委員会などの機関の勧告を考慮し設定された。

(3)上記の(2)にあるように、これは乳幼児の食べ物を用意するための水にも適用することができる。これは乳幼児のための国際食品規格と同水準の値である。

(4)IAEA安全基準GSC-2は、緊急事態の初期段階における運用可能な規制値を設定している。これが国際的な基準である。


これはどういうことか?

文書としてかなり分かりにくいがつまりこういうことである。整理して説明する。

1)福島第一原発で放射線物質の放出が発生した後の3月17日、厚生労働省は水道水の放射性ヨウ素131の安全基準を通常の10ベクレル/リットルから、食品衛生法の乳幼児摂取基準で100ベクレル/リットル、原子力安全委員会の大人の摂取基準で300ベクレル/リットルに大幅に緩和した。

2)しかしこの基準値の緩和は厚生労働省、ならびに日本政府の恣意的な意図に基づく勝手な変更ではない。

3)WHOの定める国際基準には、「通常時の基準」と「核関連事故が発生した緊急時の基準」という2つの基準がもともと存在しており、後者の基準は前者に比べて相当に緩和されている。

4)日本では平成14年5月9日付け事務連絡の「緊急時における食品の放射能測定マニュアルの送付について」に基づいて「通常時の基準」から「緊急時の基準」への切り替えが行われる。今回は3月17日に切り替えが行われ、緊急時の基準に基づいて放射性ヨウ素131を含有した水道水の安全宣言がなされた。

どうも、これが今回の実態である。したがって、水道水の水質基準が恣意的に変更されたわけではなく、変更にはWHOの国際基準に基づく根拠があることが明らかとなった。したがってその意味では、現在の水道水は一応安全であると言える。

しかし、こうした背景で基準を変更し、それに基づいて安全宣言を出したことは日本政府と厚生労働省ははっきりと説明するべきであった。政府の信用は大きく失墜しつつあるので、「安全です。大丈夫です」の文句の繰り返しだけではまったくらちが明かない。

これも、国民を一種の幼児として見る「愚民化政策」の現れなのか?

判断は読者諸氏にお任せする。

福島第一原発、これから何が起こるのか?

あいかわらず、あらゆる種類の情報が駆け巡っているが、原発の状況ははるかに深刻であることが次第に共通の認識となってきた。

これからどうなるのか予測する上で、どのような最悪な事態が考えられるのか押さえておくことがどうしても必要になる。もちろんそうした最悪な事態が回避されなければならないが、そのような状況に陥っても対処できるためにはしっかりと認識しておくことが重要だ。

テレビなどでは御用学者ばかりを並べ、根拠のない安全性を繰り返しており、現実がどうなっているのか一向に見えてこない。

そのようなとき、筆者がもっとも信頼するネットメディアである「ビデオニュースドットコム」が、3月25日に「あえて最悪のシナリオとその対処法を考える」という特集を放映した。今回は無料で配信しているので、ぜひとも見てほしい。

放送は長いので、要点をかいつまんで要約する。

1)水蒸気爆発

炉心(燃料)の冷却装置が壊れたため炉心が高温になり、その熱で溶解した炉心が圧力容器内部の水と接して爆発する水蒸気爆発の危険性はいまだにある。

もしこれが起こった場合、原子炉内部の高濃度の放射性物質は外部に放出される。このため、半径約700キロの範囲が、放射線量が0.6マイクロシーベルトの管理区域に指定される。福島第一原発から半径700キロというと、北は北海道の旭川市から南は岡山県の真庭市までの広大な地域である。以下の地図を見てほしい。



しかし、いまのところ放水などで炉心の冷却がある程度進んでいるため、水蒸気爆発が可能性は非常に低いとされている。

事実28日、IAEA(国際原子力機関)の調査団も「水蒸気爆発の可能性はない」としている。

放射能のジャジャ漏れ

一方、すでに起こっておりこれからも長期間続く可能性がもっとも高いのは、放射能のジャジャ漏れと呼ばれる事態である。

炉心の溶解による水蒸気爆発のような危険な事態を回避するためには、炉心の冷却ポンプを修理し、冷却プールの水を循環的に冷却するシステムを早急に回復しなければならない。回復ができれいない段階では、外部から大量の水を注入し、炉心を冷やさなければならない。

しかし、原子炉内の冷却プール、そして使用済み燃料の冷却プールは部分的に破損している。そのため、外部からどれほど大量の水を注入しても、高濃度の放射性物質に汚染された水は原子炉の外部に漏れ、蒸発して大気に放出されたり、地下や海水を継続的に汚染することになる。

冷却プールの破損を修理し、冷却ポンプを回復することは早急に必要だが、原子炉の放射線レベルはあまりに高く、作業は非常に困難な状況である。

だが、水蒸気爆発という最悪な事態を回避するためには、外部から大量の水を注入し続け炉心の冷却を継続しなければならない。しかし、これが原因で汚染された水の漏洩は続くため、大気と地下、そして海水の高濃度のレベルの汚染は続く。特にこれは2号機で深刻だ。

では放射性物質の放出はどのくらいの期間継続するのだろうか?高い放射能レベルから、冷却ポンプの復旧は非常に困難で長い時間がかかる。今後最短でも1カ月、場合によっては1年以上かかる可能性がある。つまる、1カ月から1年以上の期間、現在のような放射性物質の漏れが延々と続くということである。これが放射性物資のジャジャ漏れという事態である。

以上が要点の簡単な要約である。

ガイガーカウンターの必要性

このような状況では、ガイガーカウンターが生活の必需品になる可能性がある。特に異常な数値ではなくても、空気、食物、飲料水などの放射線レベルを計るとある程度安心して消費できる。

自分の消費する食物や水、そして空気の安全性を、風評に依存して漠然と決定するのではなく、放射線のレベルを自分で計測し、安心して消費することができる。この意味で、ガイガーカウンターはとても便利だと思う。自分や周囲の人々の生活は自分で守ることが必要な段階に入ったように思う。

<転載終わり>

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 震災から3週間経ちましたが、福島原発ではまだまだ予断を許さない状況が続いているようです。誰でもが新聞やテレビ、ネットなどで原発の情報を入手していますが、放出される放射線のレベルは低くなっているものの、逆に海には汚染された水がたれ流されている状況ですので、正確に現状を把握することはとても難しい作業です。

 広瀬隆氏のビデオなどを見ると、福島の現状はチェルノブイリに近い状況のように思えますし、副島隆彦氏の今日のぼやきを読むと、既に最悪の事態は避けられ、避難している福島の方々は、地元に戻っても大丈夫という安全宣言とも言えます。

 また、武田教授の見方は中立的な見解のように思いますし、ヤスさんの見解も現状に沿った内容だと思います。とはいっても、あくまで私の感じた内容ですので、真実と言えるかどうかは何とも言えません。

 先日から自立や、思考停止からの脱却について書きましたが、この原発事故についても、自分で考えるという姿勢が大事ではないでしょうか。広瀬さんの意見も副島さんの意見も、部分的には賛同できることがとても多いです。大変勉強になります。後は自分で咀嚼し、判断する作業があると思います。

 であれば、自分で放射線について計測しようと思って、1週間くらい前にガイガーカウンターを発注しました。ところが、現在は在庫が全く無く、手元に届くのが5月末とのことでした。ヤスさんからアメリカのアマゾンならまだ購入できると教わりましたが、既に日本の代理店に発注したあとでした。

 誰でも自分で放射線を計測したいと考えるのでしょうね。私は「政府は数字をごまかしているのではないか」と心の隅で考えていますので、自分で実際に測りたいと思った次第です。納品される5月末には、果たして放射線のレベルはどれくらいなのでしょうか。後日報告します。

 

 ・ヤスの備忘録