日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

農薬の効かない雑草が米国で大繁殖 

2014-01-19 04:10:11 | 日月神示の実践

<AFPBB Newsより>

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1月15日 AFP】米国で除草剤が効かない「スーパーウィード」と呼ばれる突然変異の雑草が大繁殖している。環境運動家や研究者からは、遺伝子組み換え(GM)作物が原因だという声も上がっているが、業界の大手各社はこれを否定している。

 米科学誌サイエンス(Science)で昨年9月に発表された研究報告によれば、除草剤に対する耐性をもったGM種子が開発されたために、除草剤が過剰使用されていることが原因だと、多くの科学者が指摘している。

「除草剤として世界で最も普及しているグリホサート系の農薬が効かない雑草が、米国内の大豆や綿、トウモロコシ農場の大部分で繁殖」している。多くは、除草剤耐性のあるGM種子を使っている農場でのことだという。

 アグリビジネスの市場調査会社、ストラタス(Stratus)の最新調査によれば、グリホサート系除草剤が効かない雑草が生えていると答えた農家は、2011年には米国の農家全体の34%だったが、2012年は49%と半分に迫っている。

■問題の除草剤とGM種子、共にアグリビジネスの産物

 グリホサートは米国で最もよく使われている除草剤で、1970年代に米アグリビジネス大手モンサント(Monsanto)が開発した。「ラウンドアップ(Roundup)」の商品名で市販されている。同社はまた1996年にグリホサートに耐性のあるGM種子を初めて開発した企業でもある。

 モンサントのライバル企業の一つ、米化学大手ダウ・ケミカル(Dow Chemical)も「Durango」の名称で同様の製品を販売している。

 しかし、アグリビジネス業界は、スーパーウィードの繁殖に関する責任を否定している。モンサントの広報は「除草剤の効かない雑草は、GM作物が開発されるずっと以前からあった」と反論している。米農務省(USDA)も同じく「数十年前から起きている現象」だという見解だ。「時間とともに作物が耐性を選択する結果、自然に起きることで、すべての除草剤でみられる」としている。

またUSDAは、GM作物ではなく「農家の除草の仕方」にスーパーウィード繁殖の一因があると強調する。GM種子と一緒に、モンサントや競合他社が開発したグリホサート系農薬を使っていることが問題だという主張だ。

 ダウ・ケミカルの広報も「問題は、過去の除草剤耐性作物の栽培システムが、グリホサートの過剰使用につながったことにある。他に有効な除草法を、農家が見つけられなかったからだ」と述べている。 

■耐性獲得の悪循環に関する指摘

 しかしGM作物に反対するNPOや研究者などは、GM作物がスーパーウィードの繁殖を大きく加速させたという立場だ。

 悪循環を指摘するのは、米ワシントン州立大学(Washington State University)の「持続可能な農業と天然資源センター(Center for Sustaining Agriculture and Natural Resources)」のチャールズ・ベンブルック(Charles Benbrook)氏だ。除草剤の投入量を増やせば増やすほど、グリホサート耐性の強い雑草が残るという説明だ。

 米化学大手デュポン(DuPont)の種子部門「パイオニア(Pioneer)」のウェブサイトに公開された研究によると「グリホサート系除草剤は、グリホサート耐性のある作物の導入に先駆けて20年もの間、使用されていた。その間、耐性に関する問題はなかった」という。しかし、やがて作物は耐性を獲得した。「最初は長年にわたって、1シーズンの間に何度もグリホサート系除草剤を使用してきた地域から」だったという。

 ベンブルック氏よれば「スーパーウィードはGM作物に頼っている農家にとって大問題となっており、そうした農家は、除草剤使用量を毎年25%ずつ増やさざるを得なくなっている」。さらに「今後、複数の除草剤に耐性のあるGM種子が新たに認可されることにより、除草剤の投入は平均使用量よりも、少なくとも50%は増えるというのが多くの専門家の予測」だという。

 米農務省は1月、ダウ・ケミカルが開発した複数の除草剤に耐性をもつGM種子の認可を検討することを発表した。その除草剤の中には、癌や筋萎縮性側索硬化症を発症させる可能性が指摘されている強力な農薬も含まれている。(c)AFP/Veronique DUPONT

 

<転載終わり>

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 アメリカでは農薬や除草剤が効かない雑草が増殖しているとのことです。遺伝子組み換え植物を生育したことが影響していると言われています。

 まるで雑草が人間の遺伝子組み換え技術を応用して、除草剤への耐性を手に入れたかのようです。人間の化学の技術では、生命をコントロールすることは不可能だということが証明された格好になりました。自然に反することをすると、自然から強烈なしっぺ返しを食うことになるわけです。

 ここで気付いて、農薬や除草剤を使わない農法に転換すれば、災い転じて福となすことができますが、たぶん人間はより強い農薬、より強力な除草剤を使うのでしょうね。人間とは間違う生き物なので、間違ったら反省し、転換すればいいだけですが、残念ながら反省して方向転換をする人は少ないです。

 農薬や除草剤を使えば、土壌菌などが死んでしまいますので、元気で美味しい野菜は作れません。それほど難しい理屈ではないのですが、日本での農薬農法は99.8%です。有機栽培も農薬を使っていますので、安心できません。野菜に「無農薬」、「農薬不使用」と表記されている野菜だけが安全です。都内の有名な自然食品のお店に並んでいる野菜は、「有機栽培」とは書いてありますが、90%以上が農薬を使っています。「農薬不使用」と書いてある野菜は滅多に売っていません。有機栽培が無農薬だと勘違いするので、ユーザーには分りにくくなっています。

 戦後すぐの食料不足を農薬農法が補っていたことは事実ですが、そろそろ農薬農法を止める時期に来ていると思います。除草剤が効かない雑草は、そのことを人間に教えてくれているように思えます。ウチの農園では雑草は刈って、π技術で腐葉土にして、また土に戻しています。そういう循環が元気な野菜を作るポイントになります。当たり前のサイクルだと思うのですが。雑草は野菜の食事と思えば、ありがたいものです(多過ぎると、ありがたくなくなります)。

*今日は一年間継続したπ研究会の最後の活動日です。農業や環境等の問題を、日向先生にご指導いただきながら、π技術を使って改善して来ました。多くの実験を通して、皆さんはその驚きの効果を実感したと思います。春には、日向先生の下でπ技術の専門の会社が立ち上がります。一年間皆で様々な意見を出し合いながら活動してきた成果が、新会社でも活きると思います。 とても有意義な会でした。

 また、本日は関西で神社巡りが開催されます。新しく加わった方もいますので、とても盛り上がると思います。関東や中部もそろそろ活動すると思いますので楽しみにしていてください。新リーダーからご連絡が行きますので。

 来週の日曜日は東京多摩地区の「日月神示 輪読会」が開催されます。毎月府中や京王多摩センターで開催していますので、関心のある方は世話役のKさんに連絡してください。神奈川や埼玉の方もおられますので、東京以外でも大丈夫です。

 

 

 

・AFPBB News


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