日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

「平成の徳政令」は暴論か  中矢伸一氏

2011-08-10 06:40:59 | 日月神示の実践

<日本弥栄の会より転載>

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「平成の徳政令」は暴論か

アメリカのデフォルト(債務不履行)はギリギリのところで回避されましたが、米格付け会社「スタンダード&プアーズ(S&P)」が、米国債をトリプルAからダブルAプラスに格下げしたことで、一気にドルに対する信用不安が増大しているようです。
世界基軸通貨としてのドルは、このまま急速に力を失っていくことでしょうね。

当然ながら日本でも対岸の火事ではいられないと思います。というより、朝倉慶さんのおっしゃるように、これは初めから欧米勢力が日本の破綻を企図して仕組んでいるものかもしれません。

現在、日本が抱えている国債・地方債の総額は約1000兆円とも言われますが、政府の最終手段として、いわゆる「徳政令」を発令してすべての借金を棒引きにしてしまうことも考えられると予測する人もいます。

私は経済のことは詳しくないのですが、そんなことをしたら日本は破綻する、世界のどこからも相手にされなくなる、デフォルトして借金棒引きにした国の末路を見てみろと、いろいろなことを言う人がいます。
では、今の日本で徳政令を発令したらどうなるか?

やり方にもよると思いますし、様々なシミュレーションがあるようですが・・・。
日本は世界最大の債権国ですし、日本の抱えている借金というのは、ほとんどが日本国内のみで調達しています。
だから、日本人どうしで貸し借りを「チャラにする」と決めれば済む話なのです。
外国に借りている分があれば、その分だけはキッチリお返しすればよい。
日本人全体の金融資産は約1400兆円あると言われますから、ここから借金分を差し引きしてもまだ余裕がありますね。

徳政令を発布したら、日本政府は解散するしかないでしょう。政治システムそのものから変えるのです。
官僚も40代までは残務整理のために残し、あとは全員解雇する。彼らには退職金も年金もありません。借金棒引きにしたらおそらく国民の年金も消えますから。
金融機関や保険会社もほとんどが倒産するでしょうね。
・・・と考えますと、現実的にはあまりに反対が多くて実行は不可能と言えそうです。
その場合は、世界的な流れの中で、破綻に追い込まれていくしかないでしょう。
日月神示には、
「政治も経済も何もかも無くなるぞ。食べる物も一時は無くなってしまうぞ。覚悟なされよ」(『水の巻』第12帖) とあります。

金は無くなっても、人は残ります。知恵も技術もマンパワーもあります。
どのみち資本主義は崩壊するわけですし、私たちはすでに崩壊後の世の中の仕組みを真剣に考える時に来ています。
来るべき世の中とは、自給自活型の社会であることがわかっているのですから、もう資本主義システムの時代に所有していたものはすべて捨てるつもりで、新しい社会の形に進んで移行してしまう方が、大難が小難につながることになると思います。

海外との貿易に頼ることはとりあえずやめて、現在の円も無効にして新円を発行するか、各県や地域ごとに独自通貨を発行してしまうのがいいと思います。
そして、日本が率先して、生産から消費、廃棄に至るまでの、自給自活型・完全循環型社会のモデルを作ってしまうのです。
この新しいモデルでは、農地が復興されて食糧の自給自足が可能となり(ただし畜産は莫大な飼料が必要となるためNG)、小規模の電力創出で地域をまかなえるため原発も要りません。自然エネルギーを利用した発電所などを新たに作らなくても、システムを変えるだけで今でも出来てしまうそうです(この時点で電気代は半分くらい安くなります)。
いずれフリーエネルギーのような新電力源が出来れば、完全に自給自足型のエネルギー社会に移行してしまいます(この段階では電気代は実質タダになります)。

日本は一時的に先進国としての役割から外れることになりますが、もう間もなく世界全体が破綻するわけですから、どうということはありません。
むしろ、一抜けした日本にとっては、古い日本から脱皮して新たな日本に再生する、良いスタートとなるでしょう。
そうなれば、ドルだろうが何だろうが、グローバルマネーの動きがどうなろうと、関係なくなります。
やがて世界中の人たちが、自分たちはなんて馬鹿なシステムに踊らされていたのだろうと気が付き、日本モデルを見習うようになるでしょう。

欧米(というより、闇の勢力)が、日本潰しで米経済のデフォルトを仕掛けてきているのならなおのこと、日本が突如として徳政令を発布し、国内向けに債務不履行を宣言し、円を無効にしてしまったら、彼らはさぞ驚愕することでしょう。
例えは悪いですが、まるで徳川慶喜がさっさと大政奉還してしまうかのようです。拍子抜けとはこのことです。
しかし、日本はもう誰がどう見ても、二度と立ち上がれないと思われた時に、“一厘の仕組み”が発動し、神国日本として甦るというのが神示に示されたシナリオです。
そしてその予言を、いかに小難にする形で成就させるのかは、私たち「臣民」の努力にかかっているのです。

<転載終わり>

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 米国債が格下げされ、今週の月曜日から金融市場は暴風雨になると高島ヤス先生は言われていますが、正にその通りの展開になっています。アメリカをはじめ日本、韓国、中国、ブラジルなど世界的に株価が暴落しています。特に新興国の経済インフラは脆弱なので、下げ幅はすごいことになってます。昨日はアメリカは戻していますので、今日の日本も少し戻すと思いますが、戻してはまた下がりの繰り返しになるのではないかと思います。そして、世界を今まで牛耳ってきた勢力の意思通りに、97%までのストーリーで動いていくと思います。

 9日、ニューヨーク外国為替市場で、円は76円77銭を付けたそうです。先日の日本政府の介入は何の役にも立たなかったようです。

 反対に面白い動きをしているのは、米国債です。格下げされたにも拘わらず、腐っても鯛との認識から買われています。

 中矢代表が言われるように、今の日本政府は徳政令を実施するほどの戦略と腹がないので、到底実施などできるわけはないと思います。以前からよく著書を読んでいた日下公人さんは、7年前前から日本が徳政令を実施すれば全て解決だと言われていました。日本人はあっさりしているので、一瞬反対や動揺はするが、案外諦めがいいと言われていました。

 日月神示からもコルマン・インデックスやウェブボット、LEAP/E2020やガイアの法則から見ても、いずれ資本主義は崩壊していくと思います。ただ、これまで強欲資本主義のお陰で、生活はずいぶんと便利になりました。食べるものは何でもありますし、電気さえあれば洗濯も炊飯も乾燥も何でも家電がやってくれます。いわゆるロボットです。設定さえしておけば、美味しいパンも焼いてくれます。何でもありありの世の中です。

 反面失ったものはとても多くありますが、人間が便利でラクな生活をするためには、ある程度の犠牲も仕方が無いと思う人がほとんどだと思います。ただ、時代はいつまでもそれを許してはくれないようです。自然や環境にあまりに多くの負荷を与え、今は再生不能のギリギリのところに来ています。動物にも多大な迷惑をかけているのが現状です。日月神示では、「大の虫を生かすに、小の虫を殺すことならん。」とあるように、どんな弱者にもしわ寄せをしてはいけないといってます。弱肉強食の資本主義とは真逆に位置しています。

 中矢代表が言われた「大政奉還」には、膝を打ちました。徳川で最も器量のある将軍といわれる徳川慶喜の奇策ですね。そしてその後は「鎖国」をして、世界経済のステージからは降りてしまう。歴史の逆をやるわけですね。鎖国をして平和に暮らしていた日本は、アメリカに扉をこじ開けられ、その後大政奉還に至っていますが、今度は逆大政奉還ですか。なるほど。徳川慶喜のような無心の指導者を今の政治家に期待することは到底できませんが。

 中矢代表が言われているように、世界を牛耳る勢力は日本を破綻させ、自分達は生き延びるつもりのようです。聖書の暗号の稲生さんは、アメリカの今回の仕掛けを、「肉を切らせて骨を断つ」戦略と言われています。先ずは、自分の国の国債の格付けを落としておいて、その後日本やEUの国債を暴落させる魂胆だといわれています。それが真相かも知れません。いずれにしてもアメリカは厳しい状況ということです。

 鎖国に入った日本は、貿易も基本的にはしませんので、食糧や資源を輸入することはできなくなります。小麦と大豆は90%を輸入していることは知られていることですが、今後は自分達で作ることになります。耕作放棄地は埼玉県ほどの面積がありますので、やる気さえあればどうにかなると思います。耕作放棄地は結構農薬が抜けているので、無農薬栽培もしやすいです。どうせ鎖国をするのなら、江戸時代のように無農薬栽培がいいと思います。野菜の形や収量の競争をする必要はなくなりますので、曲がったキュウリでも巨大ナスでもOKだと思います。米も陸稲と水稲であれば、自分の庭やプランターでも少しなら可能かと思います。

 昨日11時からひふみ農園で草取りを1時間半やったところ、立ちくらみがしました。炎天下では気を付けてやらないとまずいと思いました。今日も前橋は34度にもなりますので、キャベツやイタリア野菜の種蒔きも2時間が限度ではないかと思います。自分の身体の様子をある意味客観的に見る能力も養う必要があるかと思います。今週の日曜日には、オーナーさんがまた何人か来られますので、水分補給と休息にも気を付けたいと思います。

 

・日本弥栄の会

コメント (3)
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