飛水峡

思い出

解禁日

1998年06月29日 10時22分17秒 | 河童の川流れ
世間の噂話によると、前日の解禁情報は、飛騨川水系で神渕川は10匹、赤河・白川はぜんぜんだめ、黒川は10数匹、東白川は全体に痩せているアユだったそうです。飛騨川本流は、水位が高くて釣りにならず。 ふたたび今年も、悪いイメージが先行する去年の二の舞の予感のする年 . . . 本文を読む

解禁日

1998年06月28日 21時01分52秒 | 河童の川流れ
神渕川は、20cmぐらい水位が高い。本流は、2mくらい高い。 今年も解禁に友釣りはせず。ここ最近の釣れない解禁に興味は湧きません。 知り合いがしているのを見に行き、冷やかしながら、そこで、ビールをもらって飲むのが一番最高です。 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月22日 20時04分51秒 | 岐阜の水と緑
海と山 〝昔の色〟取り戻そう  「海は青、緑、深緑、透明なエメラルドグリーンなど複雑な色。ベースには黄もある」と、にいみたかとしさん(47)は言う。  伊勢湾口に浮かぶ篠島の小学校時代から絵が好きだった少年は、海を離れて瑞浪に育ち、今は多治見で陶房を構える。洋画、陶板、ガラス工芸など多彩な創作活動の背景に、昔見た美しい海の色の記憶がある。  「後鳥羽上皇ゆかりの『帝の井』が日照りで枯れかけた . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月22日 18時21分05秒 | 岐阜の水と緑
海と山 〝昔の色〟取り戻そう  「海は青、緑、深緑、透明なエメラルドグリーンなど複雑な色。ベースには黄もある」と、にいみたかとしさん(47)は言う。  伊勢湾口に浮かぶ篠島の小学校時代から絵が好きだった少年は、海を離れて瑞浪に育ち、今は多治見で陶房を構える。洋画、陶板、ガラス工芸など多彩な創作活動の背景に、昔見た美しい海の色の記憶がある。  「後鳥羽上皇ゆかりの『帝の井』が日照りで枯れかけた . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月21日 20時03分03秒 | 岐阜の水と緑
流域圏 海のために森を守る  三月に閣議決定された新全総「二十一世紀の国土のグランドデザイン」は「流域圏」の視点を初めて打ち出し、①施策の総合化②健全な水循環の回復③流域意識、上下流意識の醸成④きれいな水、おいしい水の保全と回復-の四点を基本的な施策の方向としている。 だが、これがいまさらのように思えるのは、明治期、「山からの治水」を説いたオランダ人工師デレーケ(一八四二-一九一三年)や金原明 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月20日 19時32分33秒 | 岐阜の水と緑
海の幸 もっとおいしい魚を  海なし県・岐阜にも海産物がある。細寒天なら全国の九割を占める恵那郡山岡町の寒天や、元祖・昆布あめ、裂きイカなど珍味類。  東京・新宿の居酒屋やホヤの本場・三陸の料理屋などで名を売る塩辛「莫久来(ばくらい)」は、ホヤ特有の生臭さと苦みがコノワタ(ナマコの腸)とナマコの卵巣の隠し味で独特の風味を醸し出し、シャーベットが舌の上で溶けると口に強烈な磯の香りが広がる。発案者 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月19日 19時30分03秒 | 岐阜の水と緑
樫の木文化圏 伊勢湾周辺に根付く 伊吹山の東に位置する揖斐郡春日村が「春日の海」と呼ばれるのは、中生代の海産貝化石が出土したからだ。海から五十キロも離れた揖斐川支流、粕川源流の美束は山村風景の中にも古い歴史のにおいがするが、六社神社のツクバネガシや熊野神社のアラカシなどの巨木の下に立つと、伊勢湾を取り巻く「樫(かし)の木文化圏」の話を思い出す。 □    □  「樫の木文化圏」を唱えたのは、 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月16日 19時20分06秒 | 岐阜の水と緑
温暖化ガス 森、海が地球を救う  「背には不毛の土地を抱え、目の前にノアの洪水が迫り、身動きが取れない」と、西太平洋の島国ナウルの大統領は苦境を訴えた。  昨年十二月の地球温暖化防止京都会議。大統領は「遠く離れた国の排出ガスが、地球温暖化と海面上昇を引き起こしている。結果を知っていながら、あらゆる国と文化を破壊に導くことは、人類に対するおぞましい犯罪。文化的な大量虐殺ともいえる。全世界の人々に . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月14日 19時17分40秒 | 岐阜の水と緑
古環境 海面上昇、意外に急激  四十六億年前、地球と同時に生まれた隕(いん)石は、当時の出来事を記憶する唯一の物質。原始太陽系のなぞを秘めている。恵那郡岩村町弁天神社にある、一八〇五年、岩村藩領の静岡に落下した火の玉(「岩村町史」)も隕石だろうか。美濃隕石(一九〇九年)、羽島隕石(一〇年ごろ)、坂内隕鉄(一三年)、笠松隕石(三八年)は確実で、「岐阜は日本一の隕石県」と、岐阜市科学館学芸員の小森 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月13日 19時10分50秒 | 岐阜の水と緑
ヒトツバタゴ 東濃は貴重な自生地  美濃加茂市田島町の仲迫間遺跡から、縄文早期-前期のヒトツバタゴ化石が出土した。完新世(一万年前以降)では、国内で初めての発見(能城修一、藤根久「岐阜県南部から出土したヒトツバタゴの完新世の木材化石」一九九六年)。  ヒトツバタゴはモクセイ科の高木。五月中旬、四片に深く裂けた白い花が咲くと雪が降り積もったようにも見え、別名をナンジャモンジャという。中国と朝鮮半 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月12日 17時02分45秒 | 岐阜の水と緑
大気汚染 地球の洗浄作用、限界  今年も五月末から乗鞍岳周辺で、名古屋大学大気水圏科学研究所助教授の石坂隆さんのグループによる大気汚染調査が始まった。  石坂さんは一九八九年から、乗鞍周辺で目立つシラビソなどの森林衰退と、酸性霧・雨を含む大気汚染の関係の追究を始めた。  これまでに、①日中、谷風によって大気汚染物質が流入している②PH4以下のかなり酸性が強い霧水が長時間、頻繁に観測される③霧 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月11日 16時57分50秒 | 岐阜の水と緑
見えない汚染 恐怖の人工合成物質  「一九六〇年代の公害は目に見えたが、いまはホタルもトンボも帰ってきて、水も空気もきれいになったと思うのは大間違い。実は大変な環境汚染が起きている。発がん性や毒性を問題にするレベルに比べ、けた違いに微量で作用する。まず、正しく知ること。そして何より、発生源を止めることを国や企業に要請しよう。不買運動もいい」  元岐阜薬科大学教授の河合聡さん(70)=静岡県田方 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月10日 16時56分21秒 | 岐阜の水と緑
環境ホルモン 伊勢湾のウニに異変  「実習生が百種も捕ってきた海の小動物は半分に減った。“生きた化石”といわれる三味線貝がもういない。ウニはここ二、三年、雌ばかり。やっと雄がいて受精させても途中でだめになり、全然、うまくいかない。天候のせいもあるかも知れないが、やはり雄の側に問題があると思う」  毎夏、理学部生らの実習でウニの繁殖実験を行ってきた名古屋大学鳥羽臨海実験所=三重県鳥羽市菅島=の所 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月09日 16時02分52秒 | 岐阜の水と緑
水なし川 川は今、生きているか  「河口ぜきが出来る前、石につく藻(も)を食べる鮎が川の色が変わるほど来て、香魚の名通りキュウリのようなにおいがした」と、郡上郡八幡町で五年前から開かれている川の市民学校「清流カレッジ」事務局長の三島真さん(44)=郡上郡八幡町初納=はいう。  長良川上流のこの町は徹夜踊りで有名だが、「川へ行く、釣りをするというのが日課。釣り具屋に自販機のえさがある。年寄りが橋 . . . 本文を読む

岐阜新聞

1998年06月08日 16時00分48秒 | 岐阜の水と緑
生命の水 汚れが集中する下流  岐阜市で生まれ、東京で法律事務所を開いた安田秀士さんは一九九五(平成七)年、五十歳で死去する十日前の朝、友人から届いた郡上の吉田川の水で顔を洗い、「自分の身体が、私にとってとても懐かしい昔の長良川の『清流』に同化していくような気がする」と、がん闘病の手記に書き遺した。  妻和子さん。「長良川の水で顔を洗いたいというので洗面所まで長女と二人で彼を支えて行き、大好き . . . 本文を読む