飛水峡

思い出

岐阜新聞

2004年01月28日 23時12分09秒 | 岐阜の水と緑
読者の声・提案 川と海の機能つなぐ魚道に 魚放流と同時に植林も必要  連載企画「山河なき未来は」の第一部に関して、読者から多くの意見や提案などが寄せられた。長良川をはじめ、身近な河川への愛着や関心、河川環境の再生を求める姿勢が強いことがあらためて分かる内容となっている。その概略を紹介しよう。                   ◇   ◇  「鮎の激減や長良川の変化は大きな課題。私を十分に . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月27日 23時11分10秒 | 岐阜の水と緑
本当に水は減ったか データ共有、相互理解を  「昔に比べて水は減ったな」-。ベテラン釣り師や川沿いに長年住むお年寄りからよく聞かれる言葉だ。流域住民の印象と実際の計測データは合致しているのか。国土交通省木曽川上流河川事務所の協力を得て「長良川の水が減った」という印象を検証してみた。答えを先に出すと、この印象は正確ではなかった。国交省によると水量が減ったのではなく、水位が下がったのだという。 . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月25日 23時09分34秒 | 岐阜の水と緑
住民の熱意も根付く 消えた「ヨシ原」を復元  「古事記」の中で神としてあがめられた植物のヨシ。河川の河口部に群落をつくり、野鳥や魚たちの貴重なすみかになっている。長良川河口堰(ぜき)の運用などによって消滅したこの群落が、下流域の住民たちと行政によって復元されてきたことを、上流域の人たちは知っているだろうか。母体となった団体は今春から住民たちが自主的に事業を決め、運営を始める予定だ。  活動 . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月24日 23時05分23秒 | 岐阜の水と緑
官民が対等、徹底議論 相模川の行動指針づくり  「行政側は当初、カチカチの姿勢で、市民からの提案を受け入れないという状況だった。議論と紛糾を繰り返し、行動指針の策定に費やした三年間が一番しんどかった」-。桂川・相模川流域協議会の事務局を担う市民の一人は当時を振り返る。住民、行政が対等の立場で流域の環境保全を目指す団体は、混とんからスタートした。  協議会は六年前、神奈川県と上流域の山梨県双 . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月23日 23時03分58秒 | 岐阜の水と緑
川の中の謎どう解明 鮎増殖へ人工河川は有効か  三重県と愛知県をつなぐ伊勢大橋から長良川河口ぜきをよく見ると、右岸側の低い堤が親水公園のようになっている。中にある流路が人工河川と呼ばれる施設であることは、ほとんど知られていない。鮎の漁果が芳しくなかった昨年九月、長良川流域の漁協役員らが久しぶりに人工河川の視察に訪れた。目的はこの施設を今後活用するかどうかだった。  人工河川とは親鮎から採っ . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月22日 22時55分32秒 | 岐阜の水と緑
「天然もの」が減少か 放流量は全国ダントツ  「岐阜県は稚鮎の放流量は全国ダントツなんです」。河川の漁業資源確保のために毎年行われているのが稚魚の放流事業。たとえば、一昨年の都道府県別の稚鮎の放流データを見ると、本県は百四十三トン。せきやダム建設というハンディを乗り越え、漁獲量を順調に伸ばしてきた相模川を含む神奈川県はわずか七トン。他県の大半は五十トンにも満たない。放流量は抜きん出て多いの . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月21日 21時02分45秒 | 岐阜の水と緑
「作る漁業」意識改革 相模川、苦難の40年・下  魚が通る道づくりに情熱をかけてきた菊地さんたちの成果は、寒川堰(ぜき)に立てば一目瞭然(りょうぜん)だ。当初は一本しかなかった魚道は、三十年以上かけて新たに七本もの魚道が追加整備された。せきの半分近くにさまざまな形状をした魚道が並ぶ。当たり前だが、漁協関係者が主導的な役割を果たしてきた。  せき建設を契機に菊地さんたちは「捕る漁業から作る漁 . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月19日 22時51分25秒 | 岐阜の水と緑
魚が通れぬ魚道では 相模川、苦難の40年・上  川を遮る二つの巨大な取水ぜきと貯水ダム。そんなハンディを背負いながら毎年、鮎の漁獲量を伸ばし、鮎釣りファンの期待に応えている川がある。神奈川県の中央を貫く県随一の相模川だ。「なぜ増えてるかって? 鮎が上りやすく、下りやすくしているだけだよ」。漁協役員の答えは単純明快だ。自信あふれる発言には、人と自然が共存できる道のりが示されている。  山梨県 . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月18日 22時50分12秒 | 岐阜の水と緑
ゲート開放の是非は 「河口ぜき」運用から10年  「そんなことをまだ言っている人がいるのは事業者側の説明不足。このような指摘を検討会で受けました」。長良川河口堰(ぜき)管理所の住谷昌宏所長は昨年十月末、岐阜市で開かれた長良川河口堰調査検討会の質疑概要を説明する。  「そんなこと」とは、長良川河口堰県民調査団の一人が「海外ではせきを開放する試みが進んでいる。一度、せきを開放して治水の効果や自 . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月17日 22時48分25秒 | 岐阜の水と緑
鮎はどこへ行った? 「93年から急減」のデータ  「岐阜県の水産業」という冊子がある。八十枚足らずのページの中に、年ごとの県内河川の漁獲量や遊漁者などの推移がデータで掲載されている。昨春に改編された最新版は二〇〇一(平成十三)年までのデータを集めた。「長良川で鮎が捕れない」という漁業関係者らの嘆きは数字にも表れているのか。  長良川は揖斐川と木曽川とともに木曽三川として県の主流水系。鮎を含 . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月16日 22時40分41秒 | 岐阜の水と緑
長良川は“川砂漠”か 「鮎捕れぬ」嘆く若き鵜匠  「とにかく砂が多い。魚の生活にとって必要な石が消え、川底は砂ばかり。川が急激に変わりつつある。川の浄化作用も確実に落ちている」-。  関市小瀬の鮎之瀬橋。そのたもとで鵜匠の一人、足立陽一郎さんは長良川の川面を眺めながら腕を組む。「気がかりなんですよ。今年、鮎が捕れるかどうか」。鵜飼が始まるのは、まだ半年も先の五月。がっしりとした体に恵まれた . . . 本文を読む

岐阜新聞

2004年01月07日 18時40分33秒 | 新聞
「あきらめないこと」学んだ/自転車で米大陸横断、水戸さん里帰り/七宗町  昨秋、単独でマウンテンバイクでの米国大陸横断を達成した大阪市立大四年水戸圭一さん(24)=神戸市在住=が、加茂郡七宗町上麻生の祖父水戸力男さん(83)方に里帰りした。圭一さんは「あきらめなければ何とかできることを学んだ」と語り、祖父母もたくましさを増した孫の姿に目を細めている。  圭一さんは高校時代に「環境問題への . . . 本文を読む