食味にたいへん優れる人気の黒エダマメ。 家庭菜園でも容易に栽培できる「快豆黒頭巾」で、今年の夏は、ひと味違ったおいしい黒エダマメと生ビールのハーモニーを楽しんでみませんか。
お正月の煮豆としておなじみの黒豆は、丹波地方を中心に近畿、中・四国地方で栽培されている晩生の大豆です。煮豆などの利用が主でしたが、20 年ほど前からエダマメとしても出荷されるようになりました。
黒豆のエダマメは . . . 本文を読む
思い出の味振り返る
2006年4月から始まった「探検」も今回が最終回。第1回の「あんばやし」から「越中みそ」まで全70回。富山を食べ尽くしてきた隊長と、隊員を代表してO隊員が富山の思い出の味を振り返る。
満腹満足美味バンザイ
パッケージも色とりどりのますずし。品ぞろえ豊富な百貨店では、複数選んで各地へ発送する人が目立った(富山市の大和富山店で)「分ける」文化
農林水産省が今月決め . . . 本文を読む
越中みそ
私事ながら、隊員の夫は愛知出身。豆みそ、八丁みそ文化圏だ。夫が富山のみそ汁を初めて見た時「米が浮いとる」と驚いた。そう言えば、県外で米こうじが浮くみそ汁は少ないような……。越中みその特徴は何か、調べてみた。
粒々こうじたっぷり
私事ながら、隊員の夫は愛知出身。豆みそ、八丁みそ文化圏だ。夫が富山のみそ汁を初めて見た時「米が浮いとる」と驚いた。そう言えば、県外で米こうじが浮くみそ . . . 本文を読む
丸いも
魚津、黒部など県東部の取材を担当するようになって1年になったが、ずっと気になっていたのが黒部市特産の「丸いも」だ。市のパンフレットには「粘りが強い」とあり、ナガイモの仲間らしい。聞けば、4月に植えたイモが、11月いっぱいで収穫を終えたとのこと。念願の対面を果たした。
各社独自の味で勝負
訪れたのは、同市栃沢で5年前から丸いもを生産する藤沢秀光さん(65)宅。箱詰め作業をしている . . . 本文を読む
昆布巻かまぼこ
渦巻き状の昆布がかまぼこを包む「昆布巻かまぼこ」は、富山を代表する味の一つだ。メーカーで作る組合は、地域ブランドとして登録しようと取り組んでいる。しかし、特許庁によるGOサインはなかなか出ない。いったい、なぜ?
各社独自の味で勝負
特許庁は昨年4月、地域名と商品名を組み合わせた特産品を「地域団体商標」として登録する制度を設けた。現在まで774件の申請があり、約330件が . . . 本文を読む
乳 羹
富山市日方江の農家の取材から戻った同僚が「搾りたての牛乳で、ホットミルクをごちそうになった。ほんのり甘くておいしかった」と話していた。富山でも乳牛を飼っているのか。興味を持って県内の“牛乳事情”を調べるうち、「乳羹(にゅうかん)」という、耳慣れない食べ物に出会った。
コクと甘み、牛乳豆腐
19日夜、射水市本江針山の針山公民館で乳羹の「作り方講習会」が開かれていると聞き、出かけて . . . 本文を読む
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イワナの骨酒
秋が深まり寒くなると、体を内側から温めてくれる熱かんが恋しくなる。思いついたのが、渓流に生息するイワナを焼き、熱かんをそそいで飲む「イワナ(岩魚)の骨酒(こつざけ)」。紅葉の盛りも過ぎた利賀地域の山村を訪ねてみた。
黄金色に独特の甘み
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タラ汁
もう11月。「そろそろ体を温めるものが食べたい」と思いながら、朝日町の国道8号を車で走っていると、「たら汁」の看板が目にとまった。これは温まりそう。でも、なぜ朝日町でタラ汁? 食欲を抑えつつ、疑問を解消しようと、まずは町役場に向かった。
旬の美味、丸ごと調理
タラは1年中水揚げされるが、冬は産卵を控え、白子(精巣)と真子(卵巣)が成長して、ひときわ美味という。朝日町の山側出身と . . . 本文を読む
かきやま
甘いお菓子もいいけれど、小腹がすいた時にうれしいのが、県西部で「かきやま」と呼ばれる、あられやおかきなどの米菓だ。1万円もする超高級品も登場したと聞き、かきやま事情を調べてみた。
さっくり、もちの甘味
県米菓工業協同組合(事務局・南砺市)によると、全国的に見て、米菓の生産量トップはお隣の新潟県だ。本県の占有率は、わずか1・2%。しかし、うるち米を原料とする「せんべい」「柿の種 . . . 本文を読む
ささぎもち
小豆色をした豆を表面にまぶした餅(もち)菓子を富山市で見つけた。その名は「ささぎもち」。そういえば、富山では、餅店の数も多く、餅菓子を食べる機会も多い気がする。どんな菓子なのか、探ってみた。
プチプチ食感あっさり味
明治時代から続く富山市中央通りの「石谷もちや」の石谷悦男さん(35)に聞くと、お盆やゴールデンウイークなど帰省客が増える時期に、このささぎもちがよく売れ、「他県 . . . 本文を読む
ととぼち
「ととぼち」って知ってますか? 魚のすり身のことを氷見市ではこう呼ぶそうだ。富山のスーパーマーケットには、必ずといっていいほどすり身が置いてあるし、おみそ汁の具の定番でもあるけれど、ととぼちと言われると、なんだかよりおいしそうな気もする。食べに出かけてみた。
無駄なく絶品つまみ
氷見市の観光名所「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」の中にあるのが、その名もずばり「ばぁちゃんの . . . 本文を読む
呉 汁
稲刈りが終わると、そろそろ大豆の収穫シーズン。豆のうまみを存分に味わう料理に「呉汁」がある。秋口までは枝豆を使い、美しい緑の泡がのった汁が食べられる。手間がかかるので、最近はあまり食べなくなったという緑の呉汁を氷見市で味わった。
枝豆の「泡」ふわり
乾燥した大豆を水に戻してすりつぶし、みそ汁に加える「呉汁」。全国各地に残る郷土料理だが、氷見市では枝豆を使い、カマスなど魚のだしで . . . 本文を読む
とろろ昆布おにぎり
運動会に行楽、そして収穫の秋。お弁当に欠かせないのが、とろろ昆布のおにぎりだ。県内ではコンビニエンスストアでも見かける「定番」だが、他県ではあまり見かけないという説も……。とろろ昆布おにぎりの謎を追ってみた。
うまみと酸味凝縮
居酒屋でシメにおにぎりを頼むと、のりと昆布が1個ずつ。隊員は、それが当たり前と思っていた。ところが、予約して訪れた観光客に昆布おにぎりを振 . . . 本文を読む
利賀そば
そばで町おこしを図っている南砺市利賀村地区で、そばの花が見ごろを迎えた。今週末には、全国からそば名人が集まって「そば打ち最高段位認定会」も初めて開催される。でも、利賀そばってどんなそばだっけ? 秋風に吹かれてドライブがてら、利賀に出かけてみた。
卵つなぎ、十割の香り
山道沿いの棚田に、小さくかれんなピンク色の花が咲いていた。ネパール原産の紅そばだ。「利賀の新しい名物に」と利賀 . . . 本文を読む
てんたかく
富山生まれのわせ品種の米「てんたかく」が、店頭に並び始めた。猛暑の今年も作柄が悪くないという。実は、この品種、高温でも品質良く育つ“地球温暖化対策”米でもあるのだ。時代を先取りするその味を食べてみた。
人肥ゆる温暖化対策米
富山生まれのわせ品種の米「てんたかく」が、店頭に並び始めた。猛暑の今年も作柄が悪くないという。実は、この品種、高温でも品質良く育つ“地球温暖化対策”米で . . . 本文を読む