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岐阜新聞

2010年05月19日 22時55分16秒 | 新聞
長良川、深刻な不漁 サツキマス「たったの64匹」
 2010年05月19日09:02 

サツキマス漁をする大橋亮一さん(奥)、修さん兄弟。今年は例年にない不漁に見舞われている=羽島市内、長良川
 長良川下流の羽島市で今月2日からサツキマス漁が始まったが、例年にない不漁が続いている。11日に解禁日を迎えた鮎漁も天候不順の影響などで漁獲量が低迷しており、川漁師からは嘆きの声が聞かれている。

 羽島市の長良川でサツキマス漁をしているのは、同市小熊町の大橋亮一さん(75)と修さん(72)兄弟で、漁期は例年5月初旬から6月中旬まで。1995(平成7)年の長良川河口堰(ぜき)の運用以前は年間約1000匹捕れたが、河口堰運用後は漁獲量が減り続け、毎年400~150匹で推移、今年は18日までにわずか64匹しか捕れていない状況だ。亮一さんは「あと20日ほどの漁期で何匹捕れるのか…。過去最悪だ」と頭を抱えている。

 また、今年の鮎漁は2~4月に天候不順が続いたため、長良川の鮎の遡上(そじょう)は例年の1割程度、岐阜市中央卸売市場への入荷量は例年の3分の1程度にとどまる。

 鮎とサツキマスの不漁傾向は長良川水系全体で続いている。県水産課によると、河口堰運用前に年間1000トン前後あった同川水系の鮎の漁獲量は、ここ3年は約300トン台で推移、サツキマスは約20トンから約2トンにまで減った。

 亮一さんは不漁の原因について



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