模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

峠は越えて麓までスキップのココロだぁ

2019年11月10日 | スピットMK.22

今朝の最低気温は3度でした。今シーズン初めて暖房のスイッチを入れました。
昼間、日向の部屋はポカポカですが、北向きの書斎に籠り、工作しておりました。

組立はほぼ完成したので、塗装工程ですが、その前にネットを読んでいて気づいちゃったんです。
今回キャノピーを先載せにしたのですが、バブルキャノピー内部の胴体を機内色で塗ってありました。
どうも、スピットファイアはキャノピーを外して塗るので、ヘッドレストから後ろは外装の塗り分けと同じらしい。
ガッチリ接着しましたが、イチかバチか、外して塗り直すことにしました。
割れたら、晴れて社外品の薄くて透明なキャノピーを買う口実ができます。
割れる前の、生前の元気な頃の写真を記録に残してから始めました。

なんと、最も薄い刃をすき間に入れたら、パキッという音とともにきれいに外れました。
そういう運命だったのですな。
部分吹きをしてまた接着しました。
初回はウインドスクリーンとキャノピーの隙間から吹き込まぬよう、写真のようにマスキングテープを貼っていました。
2回目もやはり隙間が空いたので、試しに濃い目に溶いたエナメルのダークグリーンをパテ代わりに流し込んで、余分を綿棒で拭き取ったところ、うまく隙間塞ぎができました。

実物にあったかどうか調べてませんが、塗装図には描いて無い味方識別色とプロペラの先にキャラクターイエロー。
後部胴体とスピナーに英軍機お約束のスカイを吹いてマスキング。
プロペラは両方をマスキングして、ツヤ有黒を吹いて完成。

主翼前縁の黄色と、後部胴体のスカイをマスキングしていよいよメインの迷彩です。
下面色のメディアムシーグレイで全面を塗りました。

この姿は2度と観られないので、記念撮影。
単色だとスタイルが強調されて、いかにも新式の高速機って感じがします。

さて上面迷彩。下面全体をマスキングして、先にオーシャングレイを塗ります。
塗装図を174%拡大でコピーして、オーシャングレイの部分を切り出し、剥がせる接着剤ピットマルチで貼っていきます。

1ヶ所機首だけは辻褄が合わなかったので、粘土系にしましたが、それ以外は平面図と側面図で大きな矛盾が無く貼れました。
マスキングに疲れて、吹く前の画像は撮り忘れたので、剥がす直前。

結構好い感じ。
最後のダークグリーンだけクワトロポルテのシンナーで吹きました。

乾燥が早いから、吹き込みやにじみが出ないことを期待して。

今回、デカールを迷彩の塗り分けラインが横切る箇所は、ダークグリーンを抜きました。
胴体と主翼上面のラウンデルの箇所も発色が悪そうなので、ダークグリーンを抜きました。

黄丸は、白いエンブレムのど真ん中を横切るので、透けると思ったので、抜きます。 

下の赤丸は平面図と側面図からそれぞれ切り出した破片のジョイント部分。
Rでつなげたはずが、ちょっと角ばってしまいました。

今回最大の問題はここ。
ラウンデルのダークグリーンを抜いた中にある、黄丸で囲んだ四角いアクセスパネル。


こっちが塗装図。
#20のデカールを貼るアクセスパネルは、ラウンデルの後方です。
この時、おかしいと思ったんですよ。

さっき調べてみたら、なんとMK.22のアクセスパネルは塗装図の位置で、キットのモールドはMK.24の位置で成型してあるのでした。
MK.22を忠実に作ろうとするスケールモデラーの方々は、モールドのスジ彫りを埋めて、彫り直さなきゃなんないんです。
気づくのが遅すぎました。どこにも書いてないんだもの。
事前に気づいていたら、やったのか。
その時の気分次第でしょうな。
この様にして、いきなりなんちゃってモデルになり下がったので、気分が楽になりました。(個人的にはパネルラインなんか、どうでも良いのです。スジ彫りが下手なので、彫り直してガタガタになる方が見苦しいと思います。)

上面の塗り分け自体はまあまあ、上手く塗れました。

厳密には、ボケ足の長さが統一されてなくて、ボケが長い所とクッキリ塗り分けとが混在しています。
吹き込み箇所はゼロでした。シンナーの選択が良かったかな。
反対面。

上面2色の前に、黒でパネルラインを吹いてあったのですが、ほとんどわからなくなりました。

土曜の晩は飲み過ぎたので、機体ではなくて台の方をいじってました。
おしゃれに銘板を面イチにしようと、彫刻刀で彫り出したのですが、硬いのなんのって。

0.5mmも彫らないであきらめました。
小さめに彫り始めたので、銘板でキッチリ隠れます。
接着剤溜まりだと思えばよいのです。
工作機械のありがたみがよくわかりましたとさ。

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早くも霜月

2019年11月04日 | スピットMK.22

たいしたイベントもなかった3連休。アッという間でした。
独りでホームセンターにワトコオイルを買いに行って、最近できた鶏白湯のラーメンを食べたのが初日。
晩酌で酔っ払って、夜中に大きな音でギターを掻き鳴らしていたら、受験生の娘にウルサイと言われたのが2日目。
休日なのに、塾があってアッシー君で晩酌できなかったのが、今晩。
うーん。なんて平和で退屈な日常なんだ。

いずれスピットファイアは作るだろうと、20年前に買ったこのモデルアートが一番の参考書でした。

ちょうど、今作ってるエアフィックスのMK.22のキットが発売されたのに、合わせた特集だったようです。
作例の記事に書かれている指摘が、すべて有効でした。

例えばここ。
コクピット前の円形の窪み。
給油口なんですって。ここに付けるパーツはありません。
ご指摘通り、確かに深すぎますよね。

2mmのポンチでプラ板を抜いて貼り、浅くしました。
こんな風に。
ポンチは1mm飛びなので、2.5mmだとお手上げですが、ツイてるんですな。

ご指摘が無いと気づかない、言われなきゃわかんない子なんですよ。

次は、大きなグリフォンを納めるためのバルジ。
左が修正後で、右がキットのままです。

ちょっと大袈裟でしょう?なぜこう表現したかったのか。
作例と、世傑の図面を見て削れば簡単です。
こんな風になります。センターの接着線もきれいに消せました。

これはご指摘がなかったのですが、小さなエアスクープ。
左右分割の垂直面に近い箇所のアンダーカットを抜こうとすると、低くつぶれたこういう形状にせざるを得ないんです。

釣り針の熱収縮チューブを縮めるためにヒートガンを買ったので、ヒートプレスに初挑戦。
ヒートガンって、たいてい上向きに口を向けて置けるようになっています。
その横に、竹串を万力に上向きに咥えて置いて、ペンチで摘まんだt0.3のプラバンを熱してギュっと。
これ2個目。まずまず成功。

こんな感じにできたのを、切出します。
胴体に孔も開けてないし、ちょっと大きい気もしますが、処女作としては自己満足。

まあ、良いんじゃないでしょうか。
やっと士の字。

ラダーも取舵。
本当はエレベーターも少しアップにするって聞いたけど、そのまま。
機銃はモールドが実測1mmだったので、0.9mmパイプに置き換え。

ご指摘を読んだのに、忘れてたのが赤丸の箇所。
こんな角ばった切り欠きは無くて、前方からRできれいにつながるんですって。
明日の晩にでも瞬着をパテ代わりに盛って、修正します。

今、悩んでるのはマーキング。
MK.22で迷彩にしようとすると、朝鮮戦争時になるようです。
付属のデカールにある機番4は、なんか競技に出た時のものみたいだし。
あんまりピンときません。実は主翼前縁に黄色を塗りたいんです。
またデタラメなマーキングにしようかしら。

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朝から木工

2019年11月03日 | スピットMK.22

飛行状態でプロペラを回す電池は、交換が容易な展示台に仕込みます。

どんな台にするか決めてなかったので、昨夜、ガラクタ箱を漁りましたが、良い獲物がありませんでした。
何もなければ、角棒で枠を作ってアクリルの天板を付ける、いつものやつにしようと考えて寝ました。
でも今朝、布団の中でうだうだしながら考えていたら、ナイスなアイデアが閃きました。
朝は一日の中で、一番頭が冴えてる気がしますねえ。

以前、AFVの展示台に使った銘木の端材が、家のどこかにあるはずです。
朝イチで、屋内外2か所の端材置き場を捜索したら、物置の端材入れにありました。
今日は星座占いでは11位だったのに、不思議とツイています。
まずは第1関門通過です。

これです。
手前の3mmほどの小さな3つの孔は、治具のベースか何かに使った名残です。なんともったいない。
上の5.8mmの2つは、今日明けたスイッチとパイプ用の孔。
外周も打痕でガタガタだったので、トリマーで端面を仕上げました。

この材料は、戦車の展示台には幅が狭すぎ、その割に厚みは19mmもあるので使いにくいのです。
元の長さは300mmほどあり、そのままだと船の台に丁度良いので、以前イ-19の台にしました。
でも、このように短くなると応用が効かないので、端材入れに2軍落ちしていました。
マットのマスキングテープの端材は、再利用のため保存中。美しくないけど。

捨てる神あれば、拾う神あり。
こいつの厚いところが、好都合なのです。

刳っちゃいました。第2関門も想定通りトラブルなくクリア。
最初にボール盤のストッパーを、ベースから5mmほど上で止まるようにして、蜂の巣かレンコンのように明けまくります。
その穴をトリマーでつないで均せば、簡単に窪みができます。
単4の電池ボックスは高さ12mmなので、14mm彫り込んでも天板は十分に厚みが残ります。

表の3つの小さな孔は、銘板で隠せばよろしい。
真鍮板をテキトーに切り出せば、ピッタリ。

板の表面処理には、ワコトオイルを奮発しました。
いつも使っているオイルステインよりは、顔料や樹脂分が少ないように感じます。

曲げた真鍮パイプで支えを作ります。
旋回の角度は、この程度にしました。

主翼裏のモールドのないところに孔を明け、内側にはサポートと付き当てを接着。
リード線を通すので、塞げないのよね。
座席が主翼の後ろの方なので、この位置は計器盤よりも前でがらんどうです。

シートベルトを着けて、胴体左右を貼り合せました。

飛行機模型では、中心線の接着線消しはお約束ですね。
コクピット後部とキャノピーの1層目は同じ機内色なので、同時に塗らなきゃ。

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暦は晩秋

2019年11月02日 | 田舎の生活

今朝7時の気温は7度でございました。
今週から新聞に、スタッドレスタイヤの広告が大量に入るようになってきたのも、冬間近ということなのですね。

カメムシが窓で集会していたのを、ロール式の網戸に巻き込んだようで、虫がいないのに臭います。
気になるので、思い切って分解して掃除しました。
開けてみたらウジャウジャいたらどうしようと思い、恐る恐る開けてみました。

結局、虫は見つからなかったのですが、分解して洗ったので臭いはなくなりました。
しかし、バラすときに巻き上げ用にトルクを掛けて仕込んであったバネを解放してしまいました。
組み立て時にかなり巻いたのですが、元より巻き上げ力が弱くなってしまい残念。


よく鳴く鳥が来たな、と見に行ったら、ヒタキ類のようです。
ジョウビタキのメスかなあ。

毎年この時期、オスが家の周りに来ますが、今年はメスからのようです。

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