飛行状態でプロペラを回す電池は、交換が容易な展示台に仕込みます。
どんな台にするか決めてなかったので、昨夜、ガラクタ箱を漁りましたが、良い獲物がありませんでした。
何もなければ、角棒で枠を作ってアクリルの天板を付ける、いつものやつにしようと考えて寝ました。
でも今朝、布団の中でうだうだしながら考えていたら、ナイスなアイデアが閃きました。
朝は一日の中で、一番頭が冴えてる気がしますねえ。
以前、AFVの展示台に使った銘木の端材が、家のどこかにあるはずです。
朝イチで、屋内外2か所の端材置き場を捜索したら、物置の端材入れにありました。
今日は星座占いでは11位だったのに、不思議とツイています。
まずは第1関門通過です。
これです。
手前の3mmほどの小さな3つの孔は、治具のベースか何かに使った名残です。なんともったいない。
上の5.8mmの2つは、今日明けたスイッチとパイプ用の孔。
外周も打痕でガタガタだったので、トリマーで端面を仕上げました。
この材料は、戦車の展示台には幅が狭すぎ、その割に厚みは19mmもあるので使いにくいのです。
元の長さは300mmほどあり、そのままだと船の台に丁度良いので、以前イ-19の台にしました。
でも、このように短くなると応用が効かないので、端材入れに2軍落ちしていました。
マットのマスキングテープの端材は、再利用のため保存中。美しくないけど。
捨てる神あれば、拾う神あり。
こいつの厚いところが、好都合なのです。
刳っちゃいました。第2関門も想定通りトラブルなくクリア。
最初にボール盤のストッパーを、ベースから5mmほど上で止まるようにして、蜂の巣かレンコンのように明けまくります。
その穴をトリマーでつないで均せば、簡単に窪みができます。
単4の電池ボックスは高さ12mmなので、14mm彫り込んでも天板は十分に厚みが残ります。
表の3つの小さな孔は、銘板で隠せばよろしい。
真鍮板をテキトーに切り出せば、ピッタリ。
板の表面処理には、ワコトオイルを奮発しました。
いつも使っているオイルステインよりは、顔料や樹脂分が少ないように感じます。
曲げた真鍮パイプで支えを作ります。
旋回の角度は、この程度にしました。
主翼裏のモールドのないところに孔を明け、内側にはサポートと付き当てを接着。
リード線を通すので、塞げないのよね。
座席が主翼の後ろの方なので、この位置は計器盤よりも前でがらんどうです。
シートベルトを着けて、胴体左右を貼り合せました。
飛行機模型では、中心線の接着線消しはお約束ですね。
コクピット後部とキャノピーの1層目は同じ機内色なので、同時に塗らなきゃ。