模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

車棚できた

2018年09月08日 | プラモデル

今週の台風21号は、数日前からマスコミが非常に強いと騒いでいましたが、本当でしたねえ。
田舎に引っ越してきて28年になりますが、過去最高の強風でした。
市内でもいたるところで停電しましたが、我が家は停電もなく済みラッキーでした。
近所では数本の木が倒れましたが、人的にも特に被害はありませんでした。

今度は北海道で大地震がおきました。本当に災害列島なんですね。
厚真では、とても崩れるように見えないごく普通の山が崩れていました。
尾根線上にある我が家も他人事じゃないな、と思いました。

昔から災害が多く、人の力じゃ自然にはかなわないから、壊れたらまた作ればいいと諦観して、日本人は木と紙でできた家に暮らしてきたのでしょうか。
21世紀になった頃から、元号は無くてもいいと思っていましたが、「平成最後の夏は災害だらけだった」なんて表現は元号がないとできないわけで、少しは存在意義があるのかも。

まだ暑くて、細かいことはあまりしたくないので、日曜大工に逃避しています。
平日も作業を続けたので、カーモデル用の展示棚がもうできました。

板材とアクリル板の寸法はしっかり計算してあったので、すんなり進みましたが、アクリル板の固定方法をテキトーに考えて進めていたら、板厚分がおかしな収まりになってしまい、2mmの板に皿モミして皿ビスでツライチにするという、きわどい組み立てになってしまいました。
キチンと隅々まで設計しないとダメですね。

工作机の背面に設置しました。
私の工作机は、壁に向いているのではなく、部屋中央に向かって置いてあり、反対側のステレオに正対しています。
工作机とステレオの間には安楽椅子があって、振り返るとこの棚が拝める、というレイアウトです。

左右の板はファルカタという洋桐材、下板は白木と書いた集成材、買った木材はこの2点。
白木材としか書いてありませんでしたが、よく見ると板の中央で継いであり、一枚板ではありません。
商品説明もなく、こういう表示は許されるのですかね。
両方とも安いだけで、良い材ではありませんがこんな棚には十分です。
前面ガラスのハンドルは、古い箪笥を処分した際に、外して取ってあったもの。
裏板はMDF材です。MDFもアルミアングルも昔、何かを作った時のあまりです。

アクリル板は天板と前面が2mm。棚板は5mm。はざいやさんでオーダーカットしました。
木材は表面だけオイルステインで染めました。内側は暗くなるので無塗装のままにします。

今回、棚受けは使わず、代わりに中央に真鍮チャンネルを使った柱を立てました。
棚板は900mmもスパンがあると、3辺を支持しただけではたわむので、チャンネルに棚板を嵌める5mmのノッチを入れて、簡易4辺支持になっています。

バイクは110mmの上段、中段には入りませんでしたので最下段決定。
そうすると、台付きの4作品全部が最下段に収まらず、一部が中段になってしまう不手際。

ポインターがかなりデカい。フジミは設計ミスしてると思うなあ。

今回の出費は、板材約¥1000、アクリル板が送料込み¥6200で、他は買い置き材料や端材利用なので、¥8000弱というところでしょうか。
おしゃれではないけど、少ない投資で便利な棚ができました。
1/24の乗用車が、あと7台は入ります。
もうそんなに作りたい車はないから、溢れることはないんじゃないかなあ。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読書の秋2018 | トップ | やっぱ信州だから »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
車棚完成おめでとうございます (クラキン)
2018-09-09 06:25:38
日本は古の時代から地震、台風、水害、火山と災害多発国ですから、一般庶民は家屋にお金を掛けなかったのは事実だと思います。
最近は温暖化のせいで台風と水害が増々酷くなっています。
国対策や支援もあまりあてにならないので、できる限りの自衛の備えをするしかないですね。
我が家では若い頃に使っていたキャンプ道具一式を保管しているのと、風呂桶には常に水を入れておくようにしています。

車棚完成おめでとうございます。
ワイド&ロータイプで圧迫感もないですし、地震で倒れる危険も少なくて良いと思います。
出来栄えもいいです。
板は見栄えは無垢材が良いですが、反りや変形を考えると集成材が使い易いです。
集成材は「集成材」と表示しないといけませんね。
棚板はやはり5mmくらいの厚さが無いとたわみますね。
私は4mm厚にしたのでちょっと薄かったです。
埃遮断のためには前面は「落とし込み式(おかもち式)」が断然良いです。
私が過去に自作した飾り棚は全てこれですが、埃の侵入ゼロです。
貴殿の工作部屋のレイアウトを想像していますが、かなり居心地が良さそうですね。
安楽椅子に寛いで音楽を聴くのも良いですね。
水割りでも飲みながら・・・。
返信する
ありがとうございます (hisota)
2018-09-09 09:42:33
クラキンさん、いつもありがとうございます。
やっぱり温暖化のせいなんでしょうか。ブリが北海道で釣れるようになったのは、ここ10年位と聞きますし、ヒラマサの生息域もどんどん北上していくのかな。
厚真の山の崩壊はビックリでした。何百年も何事もなく平気だった山が崩れたんですからねえ。
棚板は5mmでも自重でたわみました。棚受けで狭いピッチで支えれば良いんでしょうが、今回はケチってあるもので作りました。
工作部屋は2.7mX5.4mで、4畳半を2個並べたウナギの寝床型です。少しでも音響効果が良いように、長手を一杯取りました。これでエアコンがあれば言うこと無しなんですが。独占してるので、ヨメには物置と呼ばれています。
返信する

コメントを投稿

プラモデル」カテゴリの最新記事