5月は、8冊。
「死んでしまえば最愛の人」は、爆笑しながら一日で読了。本当にあった話を脚色しているらしいけど、マジで?ほんまにこんな人いてはるの?特に男女間に関しては、なんかパワーあるなあと妙に感心。
「淀川八景」は、「泣いても笑っても大阪」のキャッチコピーに惹かれて。淀川河川敷を舞台にした短編集。ほっこりする話ばかりじゃないし、泣きそうにもなったけど、楽しく読めた。滋賀県に来るまでは阪急電車から今は、JRから眺めてるだけで河川敷に降りたことはないけど。
柚木麻子さん、坂本司さんは安定。こんな部活があったら、高校時代入ってたよ。
「それは令和のことでした」は、もう無理~で3話くらいで止めた。今までなら見過ごされてきたことや事象が、現代では大NGになって悲惨な結果になるお話。類似した内容の身の上相談がそう言えば読売新聞にも載ってたなあ。怪しい気持ちなく児童の頭を撫でたら、どえらいことになった話。
「最後の社主~」は、朝日新聞大阪本社に子供時代の思い入れがあるから読んでみた。祖母がよく言ってた「於藤さま」や社員アルバムが思い出される。まさか祖母も新聞がこんな低迷する時代を迎えるとは思っていなかっただろう。
「山の上の家事学校」は、家事とは何ぞやということ。いまだにみんなに染みついてる、女がするものと言う考えは、そういう社会基盤になっていること・組み込まれて政治や社会保障もあることにも言及しているけれど、楽しく読めました。
「方舟を燃やす」は、重かった。角田光代さんは、やっぱり重い。
もうこの年になれば、そこそこの社会性を帯びていてイヤミスにならない本がいいね。
ルイガノさんところで紹介されていたので、即Amazonでポチり、松村比呂美さんのを一番に。最後の絶妙に丁寧に隠された種明かし的なものがとても良かった。思わず最初に戻り、年齢や戸籍?も確認。明るい救われる終わり方をする作品じゃないとね。
夫の血中酸素濃度36で、我が家でも購入。
ほぼ、毎日測ってるわ。やっぱり少ししんどいなって時は、数値悪いわ。
でも、36はないよね。