おやつと本と絵で綴るhirorinの思い出

お菓子大好き、可愛いもの大好き、小さいもの大好き。これからも健康に注意しながらお菓子を食べ続けることを誓います。

「静子の日常」井上荒野

2009年10月12日 09時04分32秒 | 読書

何かが過剰で、何かが足りないこの世の中今日も出くわす<ばかげた>事象を宇陀川静子・75歳は見過ごさない

チャーミングで痛快な小説。孫の高1女子るかちゃんに「おばあちゃんはあなどれない」と言わせるのだ。

静子は同居する息子夫婦と上手に暮らしていて自分の趣味もありお友達もいる。そして行動的でどこへでも出かけてしまう。なかなか美形で若々しく人に好かれる。

息子が出会い系サイトにはまりあわや不倫をしそうになるのをとっても面白い方法で阻止したり。パソコンは全く使えなかったのに若いお友達に教えてもらって息子のパソコンに侵入。ちゃんと怪しい痕跡を見つけてしまう。

スイミングスクールで過剰な張り紙「○○をしてはいけません」、「○○に気をつけましょう」などのある意味ばかげた張り紙にちょっとしたいたずらをしてみたり、仲間はずれにされてる人を助けたり。

静子の人生はとてもきれいに規則正しく秩序立てられたものだったけど、それはそれなりに色々あったのだ。まあいわゆる夫の横暴とか浮気とかね。

でもちゃんと自分の人生を生きて完璧に主婦をこなしてきた。

けどそんな静子にもずっと好きな人がいてその人ももちろん年老いてしまって~ってお話。

もちろん静子は昔の人だから道を踏み外すことなど一度もなかったけど。読んでておかしいやら、悲しいやら、そしてその一本筋の通った生き方に憧れる。大人ってこうですよね、まっとうな生き方ってこうですよねって教えられる。

ああ年いって、もしおばあちゃんになることが出来たら孫に「あなどれないおばあちゃん」って言われたい。いつまでも知的好奇心と行動力をなくしたくない。そしてステキって言われたい。

 

タメで買った。年行くと、色んなものが必要になるわね。

 

 

なぜかホットケーキミックスが大量にある。でも私はあまりホットケーキが好きでないので、生地の中にベーコンやおネギを入れて焼いてみた。甘さと塩気が混じっておいしい

 

 

後日会社から贈られてきた退職記念の品々

わたくしも何と申しましょうか。夫のサラリーマン生活を無事に終えさせた安堵感?務めを果たしたという安心感でしょうか?とてもよく眠れるんでございますのよ!オーホッホ」なん~てね。

それは嘘だけど元々パパが会社に行くとき起きてたり起きてなかったりだったからねそれが余計にパパが会社に行かなくていいとなると朝死んでるのかと思われるくらいに寝ている。昨日はパパが死んでるのか確認に来たら、ももと二人で爆睡中

私は仕事はあっても夕方からだから余計に・・・これで私も仕事がなかったらどんだけ寝てるのか。もちろん早く起きてゴミを捨てるのはパパの仕事、これは永遠に変わらない。

朝ご飯は元々別々だし、年に数回作るくらいだった。問題は昼ごはんなのだ。男の人って主婦みたいにその辺のものを適当に食べるっていう概念ないの?きっちりとご飯とお味噌汁とおかずが何品かって思ってるの?その辺のものを出したら「えっ?これだけ?」と抜かすからめんどくさい。でも私がいない時は勝手に自分で作るからいいけどね。妻の行動に規制もかけないし。私の仕事の時は晩御飯は自分で作って食べるらしいから。

まあ何とか77歳まで生きてもらわなければ!

コメント (16)
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