おやつと本と絵で綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらお菓子を食べ続けることを誓います。

「国宝薬師寺展」

2008年06月01日 09時23分19秒 | 日々のこと

行って来ました。東京国立博物館「国宝 薬師寺展」

 

こんな感じね。

テレビでもかなり番組やってたけど、薬師寺始まって1300年。初めて、日光・月光菩薩像がお二人で、お寺を出るので、それに光背を取り払ってるから、お背中を見ることができるし。

かなりなうっとりものでした。照明もいい感じに照らされて。なんと言っても、大きい。3メートル、2トンらしい。足のサイズなんか、どれくらいやろ?それで、偏平足やった

普通、仏像って、周りをぐるりと見られないでしょう。それが、一周できるの。かなりな近いところまで寄ることができる。

やっぱり、もったいないようなありがたい感じで、こんな私でもお目目にぽっちり涙が

 

この薬師寺展では、教科書によく載ってる「吉祥天像」やら、「聖観音菩薩立像」もありました。

 

しかし、ありがたい気持ちに水をさすものが。それは、「薬師寺Tシャツ」とか「日光・月光Tシャツ」が売り出されてたこと。ちょっと、それは勘弁してよって感じかな

 

 

 

本館の常設展示を見学。建物はレトロでこういう空間は大好き。ずっとひたっていたい。常設展示では、江戸時代のまあ図鑑?植物や動物・魚類の。今みたいに写真や印刷技術がないから手書き。かなり大変そう。解剖図とかね。

バカ息子も解剖の授業の時は、最初にスケッチから始めて、一つ一つ、えらやらひれ、うろこをきれいに彩色するって。海老がめんどくせーと抜かしてたが、先人の苦労に心を寄せて欲しいと思う。(一応、親なんで)結局、何百年たっても基本は、一緒なのね。

  

 

 

 

山種美術館」も行って来ました。ここは、日本画が多い。速水御舟や竹内栖鳳、佐伯祐三などが展示。速水御舟の日本画の繊細さにうっとり。そして、とても見たかった、竹内栖鳳の「斑猫」もう猫ちゃんのふわふわのほわほわの毛が、本物以上なの。しばらく立ち尽くす怪しいオバハン。

 

 

まあまあ近いので、前にケロ子さんが紹介してはったさかぐち」で、おかき購入。京にしきの海苔がおいしい。

 

 

これまたまあまあ近いので、シェ・シーマでマカロンと塩チョコクッキー、ブール・ド・ネージュ(でよかったかいな?)を購入。ここのマカロンは、岸朝子さんが、「東京五つ星の手みやげ」にしている。

両方とも九段だから、OKでした。道に迷わなかった。食べもんやと嗅覚がきいて、まちがわへんの。

 

 

なぜか、一応、人形焼

今回の薬師寺展は、もうこれから先、見ることができないやろから、思い切って出かけたけど。良かった。薬師寺もこの迷いの多い病んだ現代、皆さんを救うために思い切って、仏様を出されたって。出発前、僧侶の皆さんが、道中の無事を祈って、お経を上げてはった。あの時は、見てて、涙が出たもんね。

 

今は、自由に動けるから可能な限り出歩きたい。
そのうち、色々あるだろうしね。

色々っていうのは、このこと?(さっき、バカ息子から7万円振り込め詐欺メールまたかよお)

コメント (24)
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