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2022年は客観的な予想を心がけます。

セントウルS(GⅢ)回顧

2005-09-15 19:27:39 | 回顧
天候:曇  芝:良 

【馬場状態】開幕週のパンパン馬場。やや芝は深い。

12.2 - 10.8 - 10.9 - 11.0 - 11.2 - 12.2
(33.9-34.4) 1:08.3

【展開】最内枠のギャラントアローがもたつく間にホーマンテキーラがハナを切る。開幕週の馬場を考えれば速くない。前有利の流れ。

勝ったゴールデンキャストは道中、平均ペースの流れを2番手のインと絶好のポディションから追走。終始、スムーズに折り合うと直線で逃げ粘るホーマンテキーラをゴール前で差し切った。スパッと切れる印象はないが、無理せず追走すると渋太い脚を使う。これで同レース連覇。

2着のホーマンテキーラは好発を決めると、最内枠でモタつくギャラントアローを尻目に、スッとハナへ。終始、マイペースの逃げに持ち込むも、ゴール前で勝ち馬の渋太い脚に屈した。まだ、3歳馬。ゴール手前まで手前を変えなかったとのことだし、これからどんどん力を付けていくだろう。

3着のマルカキセキは道中、中団馬群のなかを追走。終始、スムーズな競馬で4角でも持ったままの抜群の手応えで直線を向く。だが、そこからの反応が今ひとつで3着に詰めてくるのが精一杯。流れが緩く、前も止まらなかったこともあるが、勝負どころでの手応えを考えれば、もっと弾けてほしかった。現状では平坦コースのほうが良いのか。夏場の小倉戦を強い競馬で連勝して、今夏最大の昇り馬として注目されたが、あと一歩届かなかった。今後の成長に期待。

4着のギャラントアローは絶好の最内枠発走ながら、テンにモタつき、ハナへ立てなかった。好位から競馬するも、勝負どころで手応えが怪しくなり、直線も伸びず、下がらず。やはり、ハナへ行ってこその馬。この馬も平坦コース向き。

海外遠征明けのキーンランドスワンは残念ながら5着。道中は外枠発走から好位の外目を追走。だが、直線で見せ場すら作れず失速。常に折り合いの不安が付きまとう馬で、外枠発走で前に馬を置けず、気分よく行き過ぎてなし崩しに脚を使わされた。久々の影響もあったろう。流れの速くなるGIで期待。

7着のタマモホットプレイは次走で注目したい。道中は追走に苦しみ、最後方に置かれてしまう。それでも、最後はメンバー最速の上がり33秒7の脚で最後まで追い上げてきた。速い時計決着を苦手とする馬で、開幕週の馬場は合わなかった。時計、上がりの掛かる馬場、展開なら1200㍍もこなせる。


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