中央競馬徹底研究!

2022年は客観的な予想を心がけます。

感謝の一言です。

2008-03-23 19:23:02 | Weblog
 今日のスプリングS(GⅡ)。昨日のフラワーCで得た軍資金を全て投入し、勝負を賭けた。結果は本命のアサクサダンディが末脚届かず4着。動きたい時に動けない感じで消化不良だった。1,2,4着の3連単(38万相当)とワイドを千円づつ持っていただけに悔しい。これが競馬で私の人生か(笑)
 さて、このブログを続けて3年という歳月が過ぎた。最初の文書に比べれば、調教もある程度見られるようになったし、個々の特徴を見抜く力も養われたと自負している。ただ、如何せん結論への導きが甘く、強引な狙いが目立ったのは人間の欲だろう。オッズに惑わされない冷静さこそ一番必要なものかもしれない。
 このブログを通じていろいろな方々と出会えた。一昨年のゴールデンウィーク。地元のかきつばた記念では打ち上げ花火の管理人・Jr.さんとお会いした。同級生であり、よきライバルであったと勝手に思っている(笑)ラップをもとに個々の特徴を見抜き、最適な条件と見れば積極果敢に狙うスタイルは勉強になったし、刺激を受けた。とにかく競馬に対して貪欲で向上が凄い。これからもよろしくお願いします!
 その年の6月の安田記念当日、中京競馬場でうまー日記のいれぶんさんとお会いした。元競馬予想会社にお勤めされていた元プロ。仕事をしつつ競馬について深く関わられている姿は理想的で、聞く事聞く事のレベルが高く、刺激を受けた。就職活動では競馬関係のみならず、先輩していろいろとアドバイスを頂いた。お世話になりました。また東京遠征の際はいろいろとお願いします(笑)
 いれぶんさんのご友人で競馬予想家の大谷内泰久さんとは中京競馬場でお会いした後、昨年の2月に東京で再開した。当時は就職活動中の身で競馬新聞会社への就職を真剣に考えていた。予想業界の良いところや悪いところまで包み隠さず教えていただいたし、ご尽力頂いた。ご迷惑をおかけしたし、感謝の言葉でいっぱいです。大谷内さんを知ったきっかけは中日スポーツの広告欄に最強の男の競馬サイトが掲載されていたのがきっかけ。競馬の知識が浅かった当時、他にはない斬新で違った視点からの予想は衝撃的だった。展開の重要性とレースを見ることの大切さを教えられたのはその時。以来、毎週無料で更新される重賞レース回顧を自分の見解と照らし合わせながら勉強していった。ここまで競馬を好きになれて深く付き合うことができたのは間違いなく大谷内さんのおかげ。本当にありがとうございます。
 そして何より、毎日ブログを訪問して頂いた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。「参考にしています」や「いつも見ています」といったコメントは最高の励ましになりましたし、やる気が沸きました。このブログを抜きに学生生活は語れません。
 今日で一旦ブログに一区切りつけますが、必ず再開します。いつになるかは分かりませんが、会社に入って気持ちにゆとりが出てきたら再開したいと思います。中途半端な予想はしたくありませんので。その時、またご覧いただけたらこんなに嬉しいことはありません。毎回のチェックお願いします(笑)
 

 最後に調教を見られる方に一言。このブログで何回も紹介しているように、JRAレーシングビュアーが断然にオススメです。月額525円で過去のレースが見放題で、調教も重賞レースのほか当日に映像が配信さえ、過去も見られるために比較も容易です。パソコンさえあればどこからでも見られます。それに加えて競馬ファンの今週の調教タイムベスト20を合わせてご覧頂くのがオススメです。当日に栗東の全コースと坂路のタイムと美浦の坂路も更新されます。これによってその週の時計の目安が確認できます。現在で言えば栗東の坂路は時計が出やすいっと言った感じです。中間の攻め量に関しては毎週月曜日に発売される週刊競馬ブックで確認できます。
映像チェック+今週の調教ベスト20で時計比較+週刊競馬ブックで攻め量、過程チェック
これが理想です。是非、お試しください。

 では、いつの日か再会しましょう!!

スプリングS(GⅡ)徹底研究!最終結論版

2008-03-23 11:05:22 | 最終結論
 2年半続いたこのブログに区切りをつける時がやってきました。というのも、明日から就職先の研修が始まり、今までのような時間にゆとりのある生活から一変するのです。まずは仕事に慣れるのが先決ですし、このブログをやってこれたのは徹底研究できる時間があったからこそです。後ほど挨拶をさせて頂きますが、今まで懲りずにお付き合いくださった皆さん、本当にありがとうごさいました。楽しい時間を過ごせましたし、皆さんから頂いたコメントは何より励みになりました。まずはスプリングSで皆さんとガッポリいきましょう(笑)久しぶりに徹底研究できました。


中山11R スプリングS(GⅡ 芝・1800㍍)
◎アサクサダンディ
○ショウナンアルバ
▲フローテーション
△ドリームシグナル
×アルカザン
×サダムイダテン
【見解】
 アサクサダンディに夢を託す。前走の500万クラス1着は、ブーケフレグランスの作る緩みない流れを離れた中団の外め追走。流れが緩んだ3,4角で前との差を縮める。4角から直線にかけては持ったままの痺れる手応え。坂上でスパートを開始させ、上り切ったところで左ステッキ一発。この時に外へ膨れるロスが。立て直しゴール前で左手前に替えてからはグンと伸びて差し切った。前々走の若竹賞2着は、縦長の速い流れを離れた中団追走。流れの緩んだ3,4角で外めを通りながら差を詰める。4角ではかなりの大外を通らされるロスが。馬なり絶好の手応えで直線を向くと、一気に差し切ろうかの勢い。追い出されてからは一完歩毎にジワジワと詰め寄ってきた。負けて強の内容だ。4角での手応えは物凄いあるのに追い出されると、フットワークが小さく思ったほど伸びきれないのはネックだが、安定感は随一だ。崩れたのは折り合いを欠いて超Hペースに巻き込まれた3走前だけ。ここは外枠を引き、スロー必至だけに外々を回らされるのだけが怖い。デキは絶好だ。

 ショウナンアルバの底力はメンバーNO.1だ。テンにモロに掛かりながら速い流れを押し切った前走、冬の洋芝をテンから果敢に飛ばしながらラスト1Fを急坂込みで12秒2にまとめた前々走。ともに着差以上の強さだ。力通りならあっさりなのだが、今回は如何せん逃げ馬不在。外枠のレッツゴーキリシマは折り合いに専念したいだけに好位追走が明白。行くとすれば横山典騎手のフローテーションだろうが、スローペースは免れない。前走後、賞金的には十分足りているために本番直行という選択肢がありながら、このレースに出走してきたのは控える競馬を覚えさせるため。その経緯から考えてもガンガン飛ばすことは考えにくく、無理にでも控えてくるだろう。いくら力上位とはいえ、テンに喧嘩してスタミナを消耗させると、バテる危険性はある。

 フローテーションは権利獲りに懸命だ。前走のすみれS7着は、スタンド前でリズムを崩し、勝負どころから外々を通らされるロスが響いたし、陣営によれば急遽の出走で仕上がり切っていなかったとのこと。当初からここが目標で鞍上には横山典騎手を確保。逃げ馬不在だけに積極策が期待できる。ひと叩きされ、今週の坂路では、水分を含んだ不良馬場に屈することなくキビキビとした身のこなしで、余裕残しのまま併走馬を突き放した。時計の速い決着だと厳しいが、今の中山は時計が掛かっているし、淀みない流れを好位から押し切ったように底力も十分。内へモタれる癖を出さなければ。

 ドリームシグナルは展開に恵まれたとはいえ、前走の直線での末脚は際立っていた。まだ、テンに掛かったり、ラストで左右に蛇行するなど若さ満点だが、6月の遅生まれで一戦毎に上昇している。ここは距離延長とスロー必至だけに折り合いが鍵を握る。馬体充実、攻め爆走で状態はかなり良い。

 アルカザンの四肢の捌きは惚れ惚れする。とにかく後肢の蹴りが力強く、推進力がある。その反面、頭の位置が高く、フワフワしているのがネック。それがなければ凄い馬になるのだが。スブいし距離はもっとあっていいが、休み明けで馬場の悪いところを通らされた前走でも差のないところまで詰めている。力はある。中山コース適性は微妙も、ひと叩きされて確実に状態はアップ。

 サダムイダテンにとっては馬体維持が最大の課題。最終追い切りはセーブされたが、腹回りはギリギリ。環境の変化に敏感なタイプだけに、初の中山というのも割り引き。とはいえ、手先の軽いフットワークから繰り出す一瞬の爆発力は魅力。長続きしないのは前走で判明したが、中山ならごまかせる。発馬も課題。

 あとは展開次第で鋭い決め手を発揮するベンチャーナイン。最終追い切りは気負うことなくリラックスした走りだったし、トモの丸みも十分だった。不気味。

 レッツゴーキリシマの取捨が微妙だ。前走のきさらぎ賞4着は、テンにモロに掛かり他馬よりも1㌔思い57㌔で荒れ馬場を先行し、手前を替えて懸命に踏ん張った。巻き返し濃厚といきたいが、この中間は攻めが不足気味で、攻め駆けするタイプにしては最終追い切りでの末の粘りが一息だった。気になる。

スプリングS(GⅡ)調教診断はこちら
スプリングS(GⅡ)徹底研究!はこちら
師匠・大谷内泰久さんの予想はこちから 
Q&Aはこちら
ブログなどはこちら