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チューリップ賞(GⅢ)予想

2008-03-08 08:49:53 | 最終結論
阪神11Rチューリップ賞(GⅢ)
◎メイショウジェイ
○トールポピー
▲スペルバインド
△コウヨウマリーン
×ハイカックウ
×ギュイエンヌ
☆ユキノサッシュ
【見解】
キャリア1戦のメイショウジェイを狙い打つ。そのデビュー戦。大きなフットワークで2番手を取ると、超スローで抑え切れない感じ。3角でペースが上がった時にズブさを見せるも、行き脚がついてからはグーンと加速。4角から直線入り口にかけて口向きの悪さを見せてモタれるも、残り100㍍から左手前に替えてからは再びグーンと加速。もの凄いスピード感で駆け抜けた。まだまだ余力十分だった。勝ち時計は超平凡だが、前半のペースと最終週の馬場を考えれば仕方ない。それよりも、終いの反応を高く評価したい。それを裏付けるように、今週の追い切りでは、オーシャンSに出走予定のキョウワロワリングと互角の動き。柔らかい首の使いと前脚をピンと伸ばした迫力のストライドが目に付いた。全くの馬なりで5Fから66秒6-12秒6は速い。左手前でのダイナミックな走りが持ち味。その意味でも右回りはいい。1ハロンの距離短縮は歓迎できないが、大きなフットワークだけに阪神の外回りなら気持ちよく走れる。強敵相手でも食指が動く素質馬。

 2歳女王トールポピーがここから始動する。機敏でシャープな前捌きから繰り出す末脚は破壊力と底力に満ち溢れている。とくに前々走の黄菊賞2着の直線入り口から軽く追っただけでグンと加速した末脚は凄かった。これまでは一貫した流れしか経験していないだけに、33秒台の脚を求められる展開になった時にトモが緩い分だけ少しズブさを見せるかもしれない。それも杞憂に終わるだけの力の持ち主だが。久々でも攻め入念で走れる態勢。

 スペルバインドの前走は大外枠発走のため道中は無駄脚を避けて後方で我慢。ペースの落ち着いた3角から外めを抑え切れない感じで中団まで押し上げる。4角で左手綱を引っ張り馬群のなかに誘導。直線で外から被され、両サイドからプレッシャーのかかる苦しい形。それでも、そこを割って出てきた勝負根性と末脚は高く評価できる。それも、降雪の影響で木曜日追い→金曜日長距離輸送→土曜日レースでのもの。並みの馬ではない。一戦毎に馬体が減り続けているが、今週の追い切りではパワフルな走りを見せていた。


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