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2022年は客観的な予想を心がけます。

京都金杯、中山金杯予想

2008-01-05 10:49:01 | Weblog
師匠・大谷内泰久さんの予想はこちから 
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謹賀新年。挨拶が遅くなり申し訳ありません。今年も旧年と変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
 年末年始は過去の予想や馬券の買い方などを見直し、いくつかの改善点が見つかりました。3連単のフォーメーションやBOX馬券を積極的に買います。

京都11R 京都金杯
◎アドマイヤオーラ
○キンシャサノキセキ
▲サクラメガワンダー
△エイシンデピュティ
×リキッドノーツ
×タマモホットプレイ
【見解】
 新春を飾るのは飛躍を目指す4歳馬アドマイヤオーラ。前走の鳴尾記念3着は、久々で中間に熱発。決して万全の状態ではなかった。しかも、発馬直後に15番枠から前に壁を作れず、ハミを噛んでモロに掛かってしまう。それでも、3角あたりから折り合うと、後方の外めを追走し4角から直線にかけて大外へ。他馬の手綱が激しく動くなか、持ったままの引っ張り切りの手応えで楽に先団へ取り付く。抜群の脚力だ。だが、残り1F地点で左ステッキが入ると急に内側に切れ込み、手綱をしごいて立て直すと今後は外へ。結局、このロスが大きく響き、伸び切ることはできず3着同着。でも、万全ではない状態で、テンに掛かり、終始大外を通らされ、直線の坂下まで持ったままで先団に取り付く脚力。さすがはダービー3着馬。休養前の東京優駿3着は、前走とは違い、きっちり発馬を決めて中団へ。だが、攻めの競馬をしたために口を割って行きたがる。だが、この日の馬場を考えれば間違っていない。その後もなだめるのに一苦労。向こう正面で掛かったフサイチホウオーが進出して行ったが、慌てず自分の競馬に徹する。直線で直前のフサイチホウオーの外めに進路を取るために右手綱を引いて大外へ。そこから追い出しを開始するも、激しく内へモタれる。鞍上が懸命に左ステッキを放ちながら、右手綱で矯正。それでも収まることはなく、どんどん内へ。だが、今後は急に外に膨れる。ラスト100㍍地点で左手前に替えてから急に大外へ膨れる。そこから再び立て直すも、次は内へモタれる。内→外→内の蛇行運転ながら3着へ来たのは立派。スムーズに競馬できていたら2着だっただろう。掛かり気味の気性だし、あの切れ味を生かすにはマイルがベスト。決め手はGI級。ただ、ステッキが入ってから激しくモタれる癖は治っていない。シンザン記念1着時のように馬体を併せる形に持っていきたい。攻めが軽いには不満。下見どころの気配に注目。

 キンシャサノキセキの前走のキャピタルS1着は、大外18番枠からニショノデューの作る緩みない流れを好位追走。だが、大外枠のため前に壁を作れず、顎をグッと引いてハミに頼った走り。見た目以上に力みの見られた道中。消耗は激しい。ペースの落ち着いた3,4角で引っ張りきりの手応えのまま先団との差をジワッと詰める。直線を向き、抑え切れない感じで先頭へ。坂を上りきった残り300㍍でスパートを開始させると、粘り強い走りで抜け出す。最後は後続に詰め寄られたものの、何とか押し切った。1分32秒8の勝ち時計は優秀。スプリント戦の前々走でも行きたがっていたように、依然として折り合いに課題がある。痺れる手応えで先頭に並びかけながら、追ってから今ひとつ反応が悪いのは道中のロスが大きく響いている感じ。ここはマイル戦で前走のように引っ張ってくれる馬がいてくれればいいが。4角の下り坂で勢いが付きすぎなければいいが。

 サクラメガワンダーの前走のアンドロメタS3着は、最内枠発走から少し気合いを付けて好位のインへ。メテオバーストが緩みなく飛ばす平均ペースの流れ。だが、三分三厘の仕掛けどころで馬込みに包まれ、動くに動けない。他馬の手綱が激しく動くなか、持ったまま直線へ。直線入り口でニルヴァーナの外側にできた僅かな進路を突くも、外からマヤノライジンに被されて手綱を引っ張るロス。立て直して残り1ハロンを切ったところで狭いところを鞍上の左ステッキに応えてグンと加速。完全に突き抜けたが、外から2頭に強襲された。マイルCSを除外され、中間の調整が手緩かったし、ロスの多い競馬を考えれば負けて強しといえる。前々走のカシオペアS1着は、緩みない流れを3番枠から手綱を押して好位追走。前半でそこそこ追走に脚を使ったものの、3角の上り坂で脚をタメる。4角でも引っ張り切りの手応え。直線で馬群を割ってあっさりと抜け出す。ラスト1Fは完全に一頭になったため、頭を上げてフワフワする。その分、思ったほど切れなかったが、着差以上に強かった。大トビでハミに敏感なタイプ。昨夏の北海道シリーズは小回りと力の要る馬場で力を発揮できなかった。マイルの速い流れだと急がせる感じになるためハミにモタれやすく、2000㍍だと少し長い。1800㍍がベストなのは確か。テンにソロッと先行できれば。

 エイシンデピュティの前走・鳴尾記念2着は、大きなフットワークからハナへ。番手のレインダンスが手綱を引っ張ったために無理な競り合いはない。3ハロン目で掛かったクラウンが競りかけてきたが、直後の3角から12秒6-12秒5-12秒3とたっぷり息を入れる。直線を向き、前脚を高く突き上げる独特のフットワークから粘りに粘る。迫ってきたレインダンスを振り切り、坂上でも脚色が衰えることなくゴール前まで先頭をキープしたが、差された。他馬を怖がる面があり、ハナへ行くのが望ましい。

3連単 フォーメーション
⑯→⑧⑨⑫→⑧⑨⑫⑦⑮ 合計12点
⑯→⑧⑨⑫→③⑩⑪   合計 9点


中山11R 中山金杯
◎アドマイヤフジ
☆フサイチオホウオー
☆エアシェイディ
☆サイレントプライド
☆アサカディフィート
☆トウショウナイト
☆シルクネクサス
【見解】
アドマイヤフジを本命視。前走の鳴尾記念3着は、久々だが、好仕上がりだった。13番枠から行きがつかず後方からの競馬。この距離は忙しく、道中の追走にあまり余裕がない。4角から直線にかけて狙っていた進路はあったものの、口向きが悪く、モタれて走っていたために突っ込めず。仕掛けてからの反応は今ひとつだったが、坂上で狭いところをグンと加速して割ってきた。それでも、モタれて走っていた。1ハロンでも距離が伸びるのはプラスだし、本来は前々で流れに乗るタイプ。時計の掛かる中山の馬場もプラス。575でも決める。

3連単軸1頭マルチ ⑬→①②④⑥⑧⑮ 計90点

2008年は…
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