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ジャパンC(GI)最終結論

2006-11-25 23:59:19 | 最終結論
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東京10R ジャパンC
◎ウィジャボード
○ディープインパクト
▲ドリームパスポート
【見解】
 少数精鋭-。
 まさにこのフレーズがピッタリな11頭が出揃った。ディープインパクトVSハーツクライの国内頂上決戦。本来ならこの2頭の一騎打ちといきたいところだが、両馬とも海外遠征明け。前者はテンションがいつも以上に高く、馬体を細く見せる。後者はノド鳴りで息遣いに不安があり、4ヶ月のブランクがあって太め残りの懸念もある。どうやら一筋縄では収まりそうにない。
 本命は欧州からの刺客ウィジャボード。前走のBCメアターフ1着は中団のインを引っ張り切りの手応えで追走。三分三厘で外の馬と接触し、内に押し込められながらも、全く意に介さず。直線で外目へ持ち出され、残り300ヤード地点から追い出しを開始。そこからグイグイ伸びて突き放す強い競馬で完勝した。
 昨年のこのレースは5着だったが、タップダンスシチーの作る速い流れを3~4角で早めに仕掛ける強気の競馬が響き、直線で伸び切れず。勝ち馬の格好の目標にされ、明らかな騎乗ミスだった。それでも、バッタリとは止まらなかったし、見せ場を作った。
 昨年は米国→英国→日本と中3週で厳しい輸送を強いられたが、今年は中2週でも米国から日本へ直行した。骨折などがあった昨年より、今年のほうが遥かに臨戦過程は上。使い詰めの懸念も、日本到着後の意欲的な攻め過程と調教の動きを見れば心配は皆無。
 しかも、鞍上が〝神の手〟を持つデットーリ。レース途中でも人気馬の動向を的確に把握し、決して仕掛けどころを間違わない。世界で最も信頼できる騎手。ディープ、ハーツをマークできる有利な立場も後押し。
 
 ディープインパクトにとって府中2400㍍は最も理想的なステージ。だが、凱旋門賞と同様の少頭数。スローペース必至のメンバーだけに折り合いの不安が付きまとう。更には帰国直後から異様にテンションが高く、今春では追い切りでズブさを見せていた馬が、この中間は好時計を連発。鞍上も制御できていない。力は断然も隙はある。

 ドリームパスポートも通用していい決め手の持ち主。今回は人気薄の気楽さで一発を狙える。続きはこちら


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