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エプソムC(GⅢ)最終結論

2005-06-12 01:11:21 | 最終結論
◎エリモマキシム
○ダイワレイダース
▲サイレントディール
△タカラシャーディー
×グランリーオ
×ロードフラッグ
×カンファーベスト
★シャイニンルビー


【展開】
ハナを切るのはグランリーオ。
逃げ馬にとっては最高の1枠2番を引き、
鞍上の松岡騎手も相当手応えを掴んでいるだろう。
前走はうまくスローに落としての絶妙な逃げ切り。
ここも距離を考えれば無理なペースでは行かないだろう。
前半は平均よりもやや遅いペース。
鍵を握るのは重賞初騎乗の小島騎手騎乗のブラックカフェ。
この馬がハナを叩くようなことがあればペースが速くなる。
2番手集団に人気のサイレントディール。
同馬は切れる脚に欠けるし、前に人気のグランリーオがいるために早めに前を捕らえに行くだろう。
そこで後続の人気どころも早めの競馬をすれば差し馬にもチャンスが来る。


【見解】
本命はエリモマキシム。
前走の新潟大賞典4着は終始、外を通らされ、直線も外ラチ一杯の大外。
かなりのロスがありながら、メンバー最速の上がり34秒2の脚で鋭く迫った。
上位馬と通ったコースの差を考えれば勝ちに等しい内容だった。
長くいい脚を使うタイプで府中コースはピッタリ。
上がりの掛かる展開になれば外から突っ込んでくる。
天候が回復したのは何より。

相手は久々のダイワレイダース。
前走のアメジストS1着の内容が桁違いだった。
元々はクラシック候補だった馬。
スタートさえ決まれば好位に取り付くスピードもある。
秋に向けて試金石のレース。

サイレントディールは切れる脚に欠ける。
早めに前のグランリーオを捕らえに行った時に脚が残るかどうか。
控えても瞬発力勝負では分が悪い。
東京よりは阪神コース向き。

タカラシャーディーも切れる脚に欠けるクチ。
先行して一瞬はいい脚を使う。
それが長続きしないだけに府中コース適性に疑問が残るが、
久々はむしろプラスだし、過去の実績も抜群。
縦長の淀みない流れになれば粘れる。

グランリーオは単機逃げが望める。
あとは早めに来るサイレントディール次第。