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2022年は客観的な予想を心がけます。

プロキオンS(GⅢ)最終結論

2005-06-19 01:03:55 | 最終結論
◎マルカキセキ
○ブルーコンコルド
▲サンライズキング
△ニホンピロサート
×サイレンスボーイ
×スリージェム
★テイエムアクション


【展開】
ハナを切るのはステンカラージン。
武豊騎手騎乗のサイレンスボーイは2番手からの競馬も可能で、
無理な競り合いはない。
そう速くはならず、平均ペースの流れ。
タイキバカラの除外で先行激化が緩和された。
有力馬のテイエムアクション、メイショウサライはお互い意識しながらの競馬になるだろう。


【見解】
久々のダートとなるマルカキセキを狙い打つ。
ここ数走はオープンの芝でも活躍しているが、全4勝はすべてダート。
昨秋のゴールデンジュビリー1着では外から鋭い脚で差し切っている。
同年の昇竜S5着はテンに掛かり気味の追走に加え、直線で外から被された。
それでも、後のGI馬であるパーソナルラッシュと0.9秒差なら評価できる。
まだ、ダートでは底が割れていない魅力がある。
叩き3戦目で陣営も状態には太鼓判を押す。
この距離なら中団あたりに取り付けるし、直線でうまく馬群を捌ければ。

対抗にはブルーコンコルド。
今は状態も精神面も安定している。
この中間も速い時計を出して申し分ない。
前走の栗東S1着は好位から鋭く伸びて快勝。
トップハンデの57キロでも桁が違った。
スピードの加えて、終いの脚もしっかりしている。
あとは1200mを2回使われたことと、大外枠で折り合いが課題に。

3番手はサンライズキング。
前走の欅S3着は好スタートを切って一旦は2番手に付けるも、
鞍上が意識的に控えて中団あたりまで下がってしまった。
しかも、直線で前が詰まって立て直す不利もあった。
それでも、外から最後まで伸びてきたのは高く評価できる。
2走前の栗東S2着では抜群のスタートで2番手を奪い、4角でも絶好の手応え。
圧勝してもおかしくなかったが、最後に勝ち馬に差された。
詰めの甘さがあるのは否定できない。
2走前に負けたブルーコンコルドと2キロ差だったのが、同斤量になる。
外から揉まれずに行けるこの枠はプラス。