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私の音楽日記

伊勢の広垣(教室開設10年)です。
クラシックギター(6弦、11弦)を手に、今日も走りまわっています!

暖房を止めれば

2024年12月10日 17時34分31秒 | 日記

12月のコンサートが近づいてきました。今度の日曜日です。
当然のように朝の練習時に録音する時間や曲数が増えてきて、三郷山を歩きながら(約30分で)全部を聴くことができなくなりました。
普段ですと、山を下りるまでに聴けなかった練習録音は、家でもそのまま聴けずに終えてしまうことが少なくありません。聴いて明らかになった課題にとりくむと、それだけで時間や体力がなくなります。早い話がそれだけ課題が多いということです。
でも本番は目前です。何とか都合をつけて全部聴こうと思います。今の時期ですと、少々疲れていても、暖房を思い切って止めてしまえば頭がきりっとして、ある程度集中して音を聴くことが可能です。今日山で聴けなかった分は入浴前に聴くとしましょう。


棚上げは限定的

2024年12月05日 20時14分45秒 | 日記
今年最後の例会(コンサート)の予定曲目が全部決まりました。「あと10日しかないぞ」とお叱りを受けそうですが、私としては他のレパートリーの弾き込みを継続しているので、早め早めに曲を決めることができません。早く決めれば決めるほどに、過去の曲(ではないのですが)に目を向ける余裕がなくなるのです。
それにしても「10日も休んだら弾けなくなる」という曲は棚上げできません。仕方がないので棚上げは限定的なものとします。
具体的には……
「アルハンブラの思い出」はダカーポせずに弾く(これが普通?)
「アストリアス」は速い部分だけ弾く
「テンペスト第3楽章」はメトロノームに合わせてゆっくり弾くだけ
「無伴奏チェロ組曲第3番」(抜粋)は「サラバンド」の練習を休む
……などと書き出しはじめてすぐに「まだ多すぎる」と気づきました。やはり思い切って回数を減らす(弾く日の間隔をあける)しかなさそうですね。

アルビノーニのアダージョ

2024年12月01日 11時53分08秒 | 日記

12月になりました。今月のアップロードです。
アルビノーニ作曲の「ソナタ ト短調」の断片を20世紀の音楽評論家、レモン・ジャゼットが編曲したものとされてきましたが、実はジャゼットのオリジナル作品です。映画や催し物のBGM等でよく使われ、広く普及しています。これをギターソロに編曲しました。ぜひご視聴ください。

▽アルビノーニのアダージョ(ジャゼット 編曲と演奏/広垣 進)
https://youtu.be/dseRycfrXCs


早く片付けなきゃ

2024年11月28日 19時54分37秒 | 日記

師走が近づいてきました。毎度のことですが、月末になるとユーチューブへのアップロードの準備に追われます。この時期に収録できる保証は全然ないので、音源だけは先取りして作るようにしています。
来月は先月の初めに収録した「アルビノーニのアダージョ」です。
「実はこの曲の作曲者は……」というあたりを詳しく字幕解説に入れたかったのですが「あまり読みづらくなると、その分音楽を聴いてもらえなくなるぞ」と思い、結局シンプルにまとめました。
まだ完成していませんが、もう少しがんばって12月冒頭に間に合わせたいと思います。
実はデスクワークがあと2つあります。
ひとつは12月例会(コンサート)を地元新聞社宛てに記事掲載依頼を出すこと、それからもうひとつは来年の演奏記録表を作ることです(25日の日記参照)。
どれもこれもまとまった時間が必要です。早く片付けて練習に集中しなきゃ。


とりこぼしを減らす

2024年11月25日 16時44分53秒 | 日記

12月の例会(コンサート)まで3週間を切りました。福祉センターの2階多目的ホールで初めて昼間に開くコンサートですが、今年最後のコンサートでもあり、自分なりに区切りをつけたいところです。
選曲はまだできていません。それは「手ごわいぞ」という曲を今回も少し予定していて、そちらに集中するためにわざと残りの曲を絞り込んでいないのです。
私は例年、12月コンサートを終えてから翌年の「演奏記録表」を作成し、その年(来年)と前年(今年)の何月の例会で弾いた曲目がわかるようにしています。年末の段階で表にその記載がない曲は2年間に1度も取り上げなかった曲ということで、放っておくとそのうちにレパートリーからはずれてしまいます。
こういう「とりこぼし」を少しでも減らすには、12月のコンサートで埋め合わせをしておいた方がよいでしょう。
決めました。今週中に来年の記録表の作成にとりかかることにします。そうすれば残りの曲目の多くは自然と決まってきます。それでもとりこぼしそうな曲については、「来年のこの月に弾こう」という目標を定めればよいのです。


寒さが到来

2024年11月21日 20時24分04秒 | 日記

冬のような寒さが到来し、さすがの私の部屋にもエアコンを入れるようになりました。
私の場合、基本的には練習前に部屋を温め、練習開始時にエアコンを切るか弱めるかします。指が冷えて弾けないと思ってから温め始めると、ほとんどの場合、指が温まるより先に眠気が来て練習が成立しなくなるのです。
最近では、機械的な技巧練習の時まではエアコンと併用してサーキュレーターも動かし、曲の通し練習になるとそれを止めますが、まもなく冷えてきます。こんな具合で、三郷山を歩きながら聴く練習録音はひと区切りで15分が限度です。
弾き始めたらミスをしても止まりません。ちょうど「15分厳守です」と主催者に言われるコンサートのような緊張感があります。
同時に、エアコンやサーキュレーターを止めた瞬間は、ああ静かで弾きやすいなと思い、静かで練習できる環境のありがたさを感じ入ります。この一瞬一瞬を大事にしなきゃいけません。


有名なメヌエット

2024年11月18日 21時49分21秒 | 日記

この週末、クリスティアン・ペツォ―ルトのメヌエットを収録しました。「バッハ作曲」として長年知られてきた有名なメヌエットです。
ギターですとやさしくはないと私は思いますが、ピアノで軽々と弾ける子どもさんはたくさんみえます。「大の大人がヨタヨタ弾いていちゃ、ネットには出せないな」と思って控えてきましたが、とりあえず「ヨタヨタ」はクリアかな……と思うところまできたので公開することにしました。いつものように三郷山の画像をつけてユーチューブに上げるのは来年、忘れたころになりますね。


曲目は言えません

2024年11月14日 17時09分15秒 | 日記

月例コンサートが終わると、ユーチューブへのアップロードの準備をする……というのがいつもの流れです。
音源は前に作ったのが2~3ありますが、まだ少し足りません。それは朝が寒くなってきたので、エアコンの音と温度変化による調弦の狂いで、収録作業がしばらく難しくなるからです。今日はまだ候補曲を絞り込む段階で曲目は言えません。
来週はまた寒くなるとのこと、できればこの週末のうちにケリをつけたいところです。ではまた。


もしもの場合はこう弾く

2024年11月11日 21時03分26秒 | 日記

11月の例会(コンサート)を一昨日、終えました。
会場は伊勢市社会福祉協議会福祉センター(旧伊勢市福祉健康センター)の2階多目的ホールです。「伊勢市クラシックギターを楽しむ会」の企画としては初めての会場です。大きな部屋に少しの椅子をゆったりと並べて使いました。この使い方ですとギターの音が心地よく響きます。最後の1曲を除いて概ね気分よく弾くことができました。
プログラムの最後は、アルベニス作曲「アストリアス」です。実はこの曲、プログラムの中では一番長く弾いてきた曲です。初めて弾いたのが高2の時ですから約50年になります。この頃からまともに弾けていたかどうかは疑わしいですが、派手な曲なので弾くたびに拍手喝さいをいただき、そのうちいつの日にか「十八番でござい」みたいな取り上げ方をするようになりました。その後もずっと弾いているので一流演奏家に負けない素晴らしい演奏ができそうなものですが、悲しいかな人間は歳を取ります(笑)。
この曲の冒頭部分で使用する右手指は親指、人さし指、中指の3本が普通です(多くの譜面に書かれています)が、今回私は親指と薬指の2本でこの曲を準備しました。この方が音が明快で粒がそろうような気がしたのです。ところが、この日は弾きはじめてすぐに、タッチがやたらと不安定なことに気づき、急きょ通常の(3本指を使う)運指に切り替えました。長年この運指で弾いてきたので、動揺もせずに弾き切りましたが、決してベストな状態とは言えないでしょう。「以前の弾き方でも弾き込んでおけば良かった」と反省しました。
この曲に限らず、年齢を重ねるにつれて、自宅では「若い頃以上弾けるぞ」と思っていた曲が、本番では惨憺たる出来に終わることが増えてきました。「コンディションを作るのが難しくなったな」と痛感します。でもこれが現実です。それを視野に入れ、常に「もしもの場合はこう弾く」くらいの準備をして本番にのぞむようにしたいものです。
アンコールでは「アルハンブラの思い出」を弾きました。この曲は普通の運指で弾きづらくなって以来、常時3種類の(右手の)指使いで試行錯誤を繰り返しながら練習しています。これが効して、今回はこの3種類を全部使い、むしろ普段よりも弾けたくらいです。


本番の寒さに備えて

2024年11月07日 20時35分53秒 | 日記

私のホームグラウンド、伊勢市クラシックギターを楽しむ会の今月のコンサート(第127回例会)は明後日の晩、「秋深く、ギターの香」として開催されます。
たった今「秋の終わりにギターの香」の方が良かったかな……と思いました。「今日は、暦の上では立冬」ということですが、シンプルに「今日から冬です」と言い切ってしまってもよさそうな寒さです。
今朝の練習でも暖房が欲しいなと思いました。現在、朝よりも気温は下がりましたが、まだ入れていません。
暖房を入れないのはもちろん、本番の寒さに備えてです。
「指が冷えたら弾けないな」と思ってきた「アルハンブラの思い出」はプログラムに入れていませんが、「アストリアス」を最後に弾いた勢いで(アンコールで)弾いてしまう可能性があります。それも視野に入れて準備しておきましょう。