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私の音楽日記

伊勢の広垣(教室開設10年)です。
クラシックギター(6弦、11弦)を手に、今日も走りまわっています!

年内に再挑戦

2025年02月23日 22時24分39秒 | 日記

今日の午後、2月のコンサート「早春賦」を終えました。
「春は名のみの風の寒さや……」と「早春賦」の歌詞の通り、寒い日となりました。
日差しが少し入ってきたので、演奏中だけは会場のエアコンを止めました。いい音で鳴ってくれましたが、やはり指のコンディションは思うように整えられず……というのは結局、初めての曲や何年もご無沙汰してしまった曲の時にそう思ったわけで、要するに、この時期には余裕のあるプログラムでいかなきゃだめだと痛感した次第です。それでも、前々から「レパートリーに入れたい」とか「さらいなおしておきたい」と思っていた曲をいくつも実際に取り上げたことは、いちおうの前進です。もちろん「いちおう」で終わっていてはてんで駄目です。いずれの曲も年内に再挑戦することにしましょう。


ヘンデルを先送り

2025年02月20日 19時32分42秒 | 日記

一昨日から今月のコンサートのプログラムを作っています。全曲決まったところで順に弾き進めたところ、曲数が多いわりには演奏時間が少し短いなと感じました。
本番まであと3日です。この段階で追加できるとすれば、年間を通じて継続的に弾いてきている曲だけです。
プログラムの前半にはショパンが4曲、シューベルトが2曲入っています。これらとの並びを考えれば、手持ちの曲で一番違和感のないのは「モーツァルトの主題による変奏曲」(ソル)でしょう。
これを弾いてみて録音し、例によって三郷山を歩きながら聴いたところ、毎日弾いている「調子の良い鍛冶屋」(ヘンデル)よりも、今週は弾いていないこちらの方がよく(マシに?)弾けていました。
演奏効果は少し重複しますし、そもそも両方は大変です。結局ソルを入れ、ヘンデルは先送りすることにしました。
コンサートの告知(ブログ)にはヘンデルは入れていませんが、いつかの日記には「何とかなるでしょう」と書きました。「期待していたのに」という方がもしみえたらごめんなさい。「ヘンデルは必ず近いうちに弾きます」ということでご容赦ください。


いつもの方策

2025年02月13日 15時59分29秒 | 日記

今月のコンサートは23日(日)です。
プログラムには大曲、難曲をほとんど入れていませんが、新曲が1曲、5年以上弾いていない曲が3曲、昨年弾いたけど忘れたというもの、編曲譜を書きかえたものも合わせると、暗譜に不安の残る曲が7~8曲あります。さすがに欲張り過ぎたかなという気もします。
プログラムはまだ作っていませんので、今からさしかえは可能です。でも今弾かなかったら、レパートリーから完全にはずれてしまいそうな曲ばかりです。
強行突破することにしました。もちろん、気持ちだけ決めていても何の保証なりませんので、いつもの方策をとることにします。それは、毎朝の練習録音で必ずこれらの曲を収録し、三郷山を歩くときに、それぞれの譜面や指の運びを思い浮かべながら聴くことです。


建国記念の日

2025年02月11日 20時40分59秒 | 日記

今日は2月11日で「建国記念の日」です。「建国記念日」は世界的に、建国した史実上の日を祝う記念日として制定されていますが、日本では2月11日が建国した史実上の日であるか明確ではないため、日本が建国されたことを祝う趣旨として「建国記念の日」と呼ぶようになっているそうです。
それさておき、市内で今日の午後(休日なので)合唱のコンサートがありました。ここ三重の片田舎で本格的にがんばってみえる合唱団で、若い頃練習を見学させていただいたこともあります。「今年こそは聴きに行きたい」と思っていたのですが、今日の夕方までに作る譜面があったので断念しました。南伊勢町でやっている「やさしいギター合奏教室」で使う譜面です。

曲は、最近ソロの譜面を作ったばかりの「別れの曲」(ショパン)にしました。ここ近年、このグループでは私がソロで弾いてきた曲で簡単な合奏の譜面を作ってレッスンや発表(町内テレビ放送の収録)に使うことが多くなりました。皆さん、いつも熱心に取り組んできてくれているので、お披露目の明日が楽しみです。……と、呑気なことを言っているだけではいけません。この曲を弾こうと決めた今月のコンサートは23日(日)です。


最強の寒さ

2025年02月06日 20時09分49秒 | 日記

立春が過ぎると暖かくなる年も多いかと思いますが、今年はその逆です。「最強の寒さ到来」という言葉が飛び交っていますね。

朝の練習ではエアコン必須ですが、音と温風で集中力を欠くので通し練習を始める前にこれを止め、旧式の小型電気ストーブを使うようにしています。エアコンを止めた直後は快適ですが、15分もすれば暖房が追いつかず、指が冷えて演奏に支障が出てきます。その後はしばらく難しいところの反復練習や単純な技巧練習を行い、それでも弾けなくなったら温かい布団に戻って休みます。このパターンを2~3度ほど繰り返すパターンができてきました。

夕方、右手親指の指頭、弦にふれる大事な部分にひび割れができて少し出血しているのを発見しました。困りましたねえ。指をだましだまし使う手もありますが、今夜はもう休ませ、パソコンで浄書ソフトが出してくれる音を聴きながら、暗譜の確認や譜面の分析をすることにしましょう。


別れの曲

2025年02月04日 21時02分54秒 | 日記

2月のコンサートまで3週間を切りました。
演奏予定曲に集中しなきゃいけないんですが、また私の悪い癖が出てきました。途中まで作ったまま放置してあったショパンの「別れの曲」の譜面データを見ていたら、「なんだもう少しじゃないか」という気がして、続きをやってしまったのです。
演奏時間は2分程度、もちろんピアノの原曲の一部、よく知られた旋律を使っただけの短縮バージョンです。
一番参考にしたユーチューブで公開されている譜面には、どれだけテンポを落としても弾けないところが少しあります。もしかすると「音をつなげてレガートに弾くところまで要求しない」ということかもしれません。
そういう妥協は嫌なので、結局その譜面よりもさらに音を減らし、おかげで今日一日でだいたい弾けるようになりました。もし暗譜が完了すれば、コンサートに間に合わせることも考えたいと思います。


子もり唄

2025年02月01日 12時02分31秒 | 日記

2月になりました。今月のアップロードです。収録作業が時期的に難しいので、無理せずに作ってあったものを使いました。よろしければご活用ください。

            〇

有名な「江戸の子守唄」とおそらくはルーツを同じくする曲(使った歌集では別の頁に掲載)です。これを教室教材用にギターアレンジしました。私が公開している譜面の中でも一番やさしいものです。

▽子もり唄(わらべうた 編曲と演奏;広垣 進)
https://youtu.be/LXIn94TSaYA

……余談ですが、「フェイスブック」に久々にアクセスしました。最後に「当面、このサービスの利用を控えさせていただきます」と書いたのに「友達リクエスト」がたくさん来ています。つまり、私の文章を見ずに、あるいは何かのプログラムを使って自動的に私のページに送られたのだと思われます。1曲ユーチューブにアップしたら、「何か告知したい時にだけ使うくらいならいいかな」という気にもなりかけましたが、やはりやめておきます。フェイスブックご利用の皆さん、ごめんなさい。


何が大事か

2025年01月30日 20時52分10秒 | 日記

2月のコンサートの前半のプログラムにショパンを3曲、シューベルトを2曲、それにヘンデルを1曲入れることを決めたら、「いっそクラシックの名曲ばかりでいこうか」という気持ちになってきました。
でも、これが私の悪い癖でして、今の自分がどの曲を調子よく弾けるか、どの曲が思うように弾けないかを忘れ、ついつい、まとまった企画を打ち立てようと力んでしまうのです。
一方、お客さんの立場からすれば、いろんな声をひっくるめて、「いい音楽を聴きたい」に集約されるわです。
自分の気持ちに余裕がなかったら、いいものはまず出せません。他をどの曲で埋めるかを考えるよりも、弾こうと決めたショパンやヘンデルが、本当に出せるかどうかをよく考え、もっと真剣に向かい合っていくことの方が大事でしょうね。


調子のよい鍛冶屋

2025年01月28日 11時56分35秒 | 日記

1月の例会(コンサート)から2月の例会までは6週間。1月の会を終えてから「一生弾くと決めたのに、もう弾けなくなってきたな」という曲(4~5曲)のさらいなおしをしているうちに、もう2週間たちました。
まとまったことをするにはもうタイムリミットです。そう思って先日来、前に作った譜面の見直しをやっています。先週はシューベルトの「子守歌」と「セレナーデ」、そして昨日はヘンデルの「調子のよい鍛冶屋」に取り組みました。
ヘンデルは「2~3年弾いていないな」と思っていたのが、最後に弾いた時期を調べてみると、なんと、2016年の6月でした(笑)。譜面を作ったのが5月末なので多分1回きりのステージです。当時はコンサートでも譜面台を立てていましたが、現在はすべて暗譜で弾いています。つまり「覚えてないものは弾けない」ということで寝かせている間に、ほとんど忘れてしまったというわけです。
本番までにあと4週間です。譜面を書き替え、暗譜演奏までこぎつけるなら、それは今しかありません。記憶力は落ちていますが、自分の作った譜面の場合、暗譜にともなう負担は比較的少ないのです。ま、なんとかなるでしょう。


シューベルトのセレナーデ

2025年01月23日 16時22分39秒 | 日記

2月のコンサートに「シューベルトの子守歌」を入れると決めたら、「シューベルトのセレナーデ」と並べて弾きたくなりました。
「セレナーデ」の方は若い頃何度かコンサートにも出しましたが、どう頑張ってもギターではピアノと旋律楽器とのアンサンブルのようには上手く弾けないなと感じ、いつしか遠ざかってしまいました。
でも最近、メロディーをレガートに歌わせることはもちろん、テンポを維持すること、三連符の音の粒をそろえることなど、基本的なことがクリアできていなかったのではという気がしてきました。
そう思って譜面をよく見てみると、まだまださらいなおす余地がありそうです。
若い頃のようには身体が言うことをきいてくれませんが、若い頃には気づかなかったこと、若い頃には知らなったことにていねいに向かい合っていけば、若い頃よりも
いい演奏(ましな?)をすることは可能なはずです。
シューベルトはお金がなくてピアノを買えなかった時代は、ギターで作曲をしていたそうです。この曲のピアノ伴奏譜はギターのアルペジオ(分散和音)を意識して書かれたようだとよく言われます。それなのに「ギターでは無理」と簡単にあきらめてしまうのは、もったいない話ですよね。