10月12日テレビでは将棋の藤井 8冠の話題ばかりです。

10月11日に行われた大座戦 5番勝負の第4戦目、2勝1敗で迎えた藤井7冠 （王位、叡王、棋王、王将、棋聖、竜王、名人 )は、永瀬王座を 3勝1敗で勝利し見事に 8冠を独占した。
対戦は 3勝1敗でしたが、大半が永瀬氏が前半をリードし終盤に藤井 8冠が逆転するという勝負だった。
終盤のたった 1手が中継していたABEMAの形勢判断ソフト「SHOGI AI」の勝率表示が、永瀬王座99％から一気に藤井竜王・名人85％に転じた瞬間、解説していた棋士たちも、聞き手もみな絶句した感じであった。
だから自分の失敗に気付いた永瀬大座は、悔やんでも悔やみきれない表情で、何度も頭をかきむしっていた。
さらに着ていた和服がさらに乱れていた。
ほんの一手の間違いでそのほどまでに状況がひっくり返ってしまうものかと驚くとともにびっくりしてしまいます。
永瀬王座は持ち時間の 5時間を使い切り、一手 60秒以内にささないといけない状況なのでそこで失敗をした。
もちろん藤井 7冠もその状況だが、そういう苦しい状況過去に何度も何度もひっくり返してきているところが藤井7冠の絶大な強みであると思います。決して永瀬王座が弱かったわけではないと思います。
これからもあきらめない指しての連続が逆転を生んだと思います。藤井 7冠も逆転負けがあるかもしれないということで、まだまだ伸びしろ、改善の余地は多い。もっと実力が必要だなと感じているのでしょう。
どのくらい 8冠を維持できるか楽しみですね。