フィレモンへの手紙8節~22節
あなたの家にある教会へ
フィレモンの家にある教会は、コロサイにありました。コロサイで、フィレモンは、パウロから福音を聞く機会を得ることができました。そして、そこで、救いへと導かれたのでした。そのあと、このフィレモンの家族は、姉妹(妻)アフィアが、キリスト者となり、そして、戦友(息子)アルキポが、キリスト者となりました。そして、そこに家の教会が誕生したのでし . . . 本文を読む
マタイによる福音書5章9節
平和を実現する人々は、幸いである
敵とは、いかなるものをいうのでしょうか。「うらみをもって立ち向かう相手」と岩波国語辞典にはありました。そして、「あいてになる。互いに五分である」という説明もでてきました。ですから、例えば、ある国の一市民にとっては、強大な権力を持つ国家などは、五分という相手にはなりえませんから、「うらみをもって立ち向かう相手」としては、これは敵となり . . . 本文を読む
ルカによる福音書12章22~34節
思い悩むな
このお話は、弟子たちに言われたことになっています。イエス様一行は、毎日が放浪の旅のようなものだったでしょうから、当然、食べ物、飲み物のことは、心配であったはずです。そして、その日、その日、泊まるところも探さねばなりませんでした。また、旅で衣服もよれよれにすりきれてしまって、新しい物を買うことはできなくても、ほつれや破れをふさいだり、縫 . . . 本文を読む
コロサイ1章13~22節
キリストにより、造られ、贖われた私たち
私たちの造り主は、神様です。天地創造のとき、天地の創造主なる神様は、「光あれ」、の第一声をもって事をはじめられ、この世界を造られました。そして、天地創造の最後に、ご自分の似姿としての人間を造られました。
私たちは、土の塵から造られたことになっています。土の塵から造られた者でしたが、神様から命の息を吹き入れられて、生きる者となっ . . . 本文を読む
歴代誌上29章10~13節
すべては神様のものです
「主の祈り」について、ずっと取り上げてきました。そして、最後の部分は、「国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり」という言葉で閉じられています。
しかし、この言葉は、マタイによる福音書にもルカにも、イエス様が教えてくださった「主の祈り」には、でてきません。これは、2世紀初めに書かれたといわれている「十二使徒の教訓」という使徒教父(使 . . . 本文を読む
マタイによる福音書6章13節
試みにあわせないでください
先月よりイエス様が、私たちに教えてくださった主の祈りに、耳を傾けています。今日は、13節の「わたしたちを誘惑に遭わせず、悪い者から救ってください」です。
聖書にでてくる誘惑とか、試みとかいう言葉には、どのような意味があるのでしょうか。誘惑や試みを受けることで、さらに神様に対しての忠実さが増し加わること、練られ清められて信仰が強 . . . 本文を読む
ガラテヤ人への手紙5章16~26節
霊の導きに従って生きる
今日は、ペンテコステ(ギリシャ語の50の序数で、50番目という意味。ユダヤ教の収穫祭の呼び名。「この呼称は、過越祭の安息日の翌日から満7週を数えたその翌日すなわち50日目に行われる。」レビ記、3:15~16.キリスト教では、ペンテコステ「聖霊降臨祭」とよび、教会の創立記念日としてまもってきた)の礼拝をまもっています。
この日 . . . 本文を読む
マタイによる福音書6章11節
神様が養われる
「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」、これは主の祈りのなかの一部です。しかも、神様への視点から、今度は人間自身へ視点を移した最初の内容がこの祈りなのです。「天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも」その次にこの祈り「わたしたちに必要な糧を今日与え . . . 本文を読む
マタイによる福音書6章5~13節
わたしたちの父よ
イエス様は、この箇所で、祈りについて教えられました。まず、偽善者が行っているようには、祈らないようにと、言われました。偽善者というのは、おそらくファリサイ派や律法学者、祭司などを指していたと思われます。彼らは、街角や会堂で、人に見てもらおうとして祈っているからだ、というのでした。本当に、それは、人に認めてもらおうとしている祈りであっ . . . 本文を読む
(副牧師就任感謝礼拝)
エレミヤ書1章4~10節
わたしがあなたと共にいる
エレミヤに神様の言葉が臨んだのは、南王国ユダのヨシヤ王(前639~609)の治世の第13年、すなわち前626年のことでした。彼が、23歳くらいのときではなかったかと言われています。そして、それはヨアキム王(前608~598)の時代を経て、ゼデキヤ王(前597~587)の第11年、すなわち前587年の終わりまで続い . . . 本文を読む