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古野電気、超高感度GPS受信モジュールを開発

2006-09-29 08:00:55 | GPS
米国イーライド社(eRide)と技術提携し、世界一高感度GPSの開発に成功。 (古野電気プレスリリース)

 古野電気は28日、携帯電話向けの超高感度GPS受信モジュールの開発に成功したと発表した。
 感度は -161dBm で SiRFstarIII を上回る。これはすごい感度だ。また「世界最速級1秒のTTFF」とのことで、条件が全く不明なのだが、特徴としてうたうからには他社よりも優れているのだろう。
 モジュールのサイズは 8.7mmX5.8mmX1.2mm。大きくは無いが、特別小さいとも言えない。写真を見るとモジュールにはいろいろ載っているようだが、よしあしは何が載っているかにもよりそうで、ちょっとよく分からない。
 また「航法演算アプリケーションを顧客側マイコンに搭載する」ということなので、このモジュール単独では測位演算を行うことができず、外付けのプロセッサを必要とするようだ。このモジュールの目的は携帯電話や PDA 向けであり基本的に高性能プロセッサを積んでいるので、それを使えばよいという判断だろう。

 DoCoMo の 903i には GPS が搭載されると予想されている。GPS はアナログ技術もソフトウェアも絡むので、一度載ってしまえばメーカーの変更は大変だろう。そんな中、今から出して間に合うのか? という気もするが、これを載せることにより性能が飛躍的に高まるのであれば可能性はありそうだ。国内であれば、au は Qualcomm 製チップセットなので無理だろうか。Vodafone は可能性あるかも・・・

 携帯電話メーカーの判断が注目されるところだ。

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